7月20日よりロックダウンされたパタヤ。
夜間外出禁止令はもとより、追加で多くの施設が閉鎖となった。
ビーチも閉鎖。
昨日のパタヤ市内の様子を少し見てきた。
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両替レート
7月28日午後のTTカレンシーの両替レート。
1万円=2970バーツ
3000への道のりは厳しいまま。意外に高いハードルだ。
閉鎖されたパタヤビーチ
7月22日夜に発出されたチョンブリ県命令により、チョンブリ県内のビーチの利用が禁止された。
実質的な開始日は7月23日となった。
ジョムティエンビーチの様子はすでに見てきたが、パタヤビーチへ来るのは禁止令後初めてとなる。
パタヤビーチの上には、大きな計画看板がいつくも設置されていた。
タイ語表記しかないが、チョンブリ県命令がそのまま書かれているようだ。
ビーチ、海岸周辺エリアはの利用を禁止する。ただし地元の漁師の利用は例外とする。
そんな内容だ。
たとえタイ語が読めずとも、ビーチに入ってはいけないと理解できうる迫力がある。
実際、ビーチの上には誰もいない。
無人のビーチだ。
ビーチチェアもパラソルも当然すべてクローズ。
昨年のロックダウン時のように進入禁止ロープは張られていない。
遊歩道は利用禁止となっておらず、散歩程度なら許されるようだ。
無人のビーチと書いたが、実はけっこうな数の人がいる。
木陰でゴザを敷いて、何をするわけでもなく、ただ座ったり寝ているだけの人たちだ。
そのほとんどが仕事も家も失った人たちだろう。
行くあてはなく、ビーチで過ごし、食料配給を待つ。
ビーチロードやバリハイ埠頭では毎日のように食料配給が実施されており、百人単位で人が集まってくる。
ビーチロードを渡った先の閉鎖された店舗の軒先でも多くの人が寝泊まりしている。
ビーチロードを歩く人よりもホームレスの人のほうがはるかに多い。
これがパタヤの現実だ。
たまにソンテウが走るが、乗客など数えるほどしかいない。
あれほどソンテウで渋滞し、レジャーに夜遊びにと夢中になっていた観光客で溢れかえっていたビーチロードは遠い昔の話となった。
センタンとロイヤルガーデン
センタンはスーパーマーケットと薬局をのぞいて閉鎖されている。
表側に出ていた屋台もすべて撤去された。
ショッピングオール内に飲食店はテイクアウトのみであっても営業不可となった。
これはターミナル21パタヤも同様だ。
ただ、ロイヤルガーデンでは一部レストランが営業を続けている。
デリバリー営業のみで、ロイヤルガーデン前はフードデリバリーバイクだらけだ。
ロイヤルガーデンもショッピングモールのはずだが、センタンとは違いレストランの営業が可能。
違いがよくわからないが、出入り口が外に面しているからオッケーなのだろうか。
ちなみに人気はタコベル。
関連記事:パタヤ初登場のTaco Bell(タコベル)でタコスを
なお、CCSAがショッピングモールの規制緩和を検討中とのこと。
モール内のレストランは、デリバリーとテイクアウトの営業が認められるようになりそうだ。
個人的には、ターミナル21のかつやの営業再開を待っている。
モール以外にあるレストランや食堂はテイクアウトで営業できるが、売上は望めないからと一時閉店している店も多い。
中には、一時閉店ではなく、永久に再開できないところもあるだろう。
ロックダウンが明けても、パタヤが観光客に向けて開放されないかぎり、復活することはない。
パタヤ復活の道のりは険しい。
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