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パタヤ近況

チョンブリ県状況6月21日:新規感染者187人で連日の最多更新、3つの閉鎖命令

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6月21日発表のチョンブリ県の感染状況。
クラスター発生が続いており、1日あたりの新規感染者は連日過去を更新している。
クラスターの外国人居住エリアへの閉鎖命令が出た。

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チョンブリ県感染状況

6月21日、チョンブリ県発表による新規感染者は187人(前日175人)。

死者累計37人(+2)

新規感染者内訳
ムアンチョンブリ地区109人
シラチャー地区58人
バンラムン地区(パタヤ)8人

累計
4月新波での累計は県全体で6,293人(回復済み4,922人、治療中1,334人)。
ムアンチョンブリ地区が1,870人、シラチャーが1,198人、バンラムン(パタヤ)が1,974人となっている。

6月1日以降の各地区別感染者推移

上から、バンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
シラチャーとムアンチョンブリではクラスターよる増減が激しい。バンラムンは比較的落ち着いている。

新規感染者の感染経路内訳

・シラチャー地区のJWSカンパニーの外国人労働者キャンプ 43人
・ムアンチョンブリの新市場でのクラスター(積極調査) 38人
・ラーチャプラシットのクラスター 18人
・バンサイコミュニティ(2回目の検査) 10人
・サタヒップも朝市場クラスター 2人
・高リスクの職業 5人
・シラチャーの外国人労働者キャンプ 5人
・サムットプラカンからの感染者と接触 2人
・ノンブアランプーからの感染者と接触 2人
・チャチュンサオからの感染者と接触 1人
・バンコクからの感染者と接触 1人

・家庭で感染者と接触 27人
・職場で感染者と接触 8人
・感染者(調査中)と接触 6人
・調査中 19人

感染の大半は、外国人労働者のコミュニティとキャンプ(集団で住んでいる)。
パタヤのソイ6のオンラインバーで発生したクラスターの新たな感染者の報告はなかった。

他に、511人の接触者と2,061人の積極調査による検査の結果を待っている。

チョンブリでは検査件数を発表している。
6月20日の検査件数は1,826件で、うち陽性確認が187件。単純計算による陽性率は10%。

閉鎖命令

6月20日夜にチョンブリ県よりクラスターが発生している施設やエリアの閉鎖命令が発出された。

・シラチャーにあるSPC社の建設現場労働者キャンプの閉鎖。6月13日から6月27日まで、当局の許可なしに出入りすることを禁ずる。
・シラチャーにあるJWS社の建設現場労働者キャンプの閉鎖。6月20日から7月3日まで、当局の許可なしに出入りすることを禁ずる。
・ムアンチョンブリにあるソイラーチャプラシットエリアの閉鎖。6月21日から7月4日まで、当局の許可なしに出入りすることを禁ずる。

チョンブリ県リスクスポット

チョンブリ保健局では、感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。

・シラチャーのレムチャバンにある市場
・サムットプラカン発レムチャバンハーバーモール行きロットゥー

(パタヤは掲載なし)

チョンブリ県規制緩和発表なし

6月21日より、政府によって決定された新しいゾーニングの設定と規制措置が施行される。

バンコクでは、規制緩和が実現し、店内飲食営業が午後11時まで可能となり、スイミングプールなどが再開となる。

チョンブリ県では、規制緩和に関する発表は、6月21日になってもまだない。
よって、現時点ではチョンブリ県では規制緩和は実施されていない。これまでの規制措置がそのまま継続することになる。
突然発表になる可能性もあるが、今のところは不明。

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