35日目
夕方、部屋にやって来た27歳バービア嬢を言いくるめて、荷物をすべて持って帰ってもらった。
これで、いったん、このバービア嬢とは距離を置くことにする。
何発やったかは覚えていない。
バーファインを払ったのは1回だけ。
あとは勝手に部屋へやって来た。
そのうち、1ブンブンあたりのチップは500バーツまで下がった。
それでも、部屋で飲むビール代や食事代、携帯電話やバイクの修理代とかで、細かい出費がかさんでいった。
トータルすれば意外とバカにならないが、使った額よりも、自由があまりきかない点がつらいところ。
別に嫌いになってはいない。でも、それほど好きにもなっていない、ってことなのかもしれない。
まあ、いいか。
というわけで、晴れて、自由の身。
カラオケ嬢と昼間からだらだら
さっそく21歳カラオケラウンジ嬢に連絡を取る。
アパートの下で、だらだら食事しているそうな。
すぐさま駆けつけると、本当にだらだらしていた。
アパートのタイ人たちと、飯食べたり、おしゃべりしたり、スマフォでゲームやったり動画見たり、みんな好き勝手にやっている。
だらだらしたローカルの昼下がりの風景。
わたしは食事済みだったので、ドリンク屋台でカフェイエン(アイスコーヒー)だけ購入。
てきとうに料理をつまませてもらう。
トムガイ
トム=煮る。スープのこと。
ガイ=鶏肉
そのまんまの鶏肉スープ。
ダシがよく出ていて、スープがうまい。
21歳のカラオケ嬢が、鶏肉の身を取り分けて口に運んでくれた。
いい子だなあ。
かわいいなあ。
うん、やっぱり、この子に乗り換えよう。
切り替えは素早く。これがパタヤの鉄則。
次から次へと魅力的な女性が現れるのがパタヤの魅力だ。
と同時に、女性側の視点に立てば、次から次へと男(=客)が現れるということでもある。太客が見つかれば、前の男なんてポイだ。
まあ長く一緒に過ごせば情が湧いてくるものだが、最後にはお互いに情けは無用なのである。
その情け無用の先にある情愛の境地まで到達すれば、真の恋愛や未来が待っているかもしれないが、その道は果てしなく険しい。
無情の世界。You can't always get what you want.
それがパタヤだ。
が、まだ昼間。連れて帰るには早い。
一番最初に結ばれる時は、夜がいい。雰囲気も大事にしたい。気持よく一晩をともにしたい。
夜の再会を約束して、一度部屋に戻る。
ガパオガイ
夕食はてきとうな屋台でガパオガイにしてみた。
ガパオはムーサップ(豚の挽肉)にすることが多いが、たまには鶏肉にしてみよう。
実にまばらのサイズの鶏肉だが、味付けは良し。
ムーサップよりも、さっぱりした味わいだな。
けっこう好きかも。
カイダーオ(目玉焼き)付きで45バーツ。
夜10時ころ、21歳カラオケ嬢に再度電話してみるが、うまくつながらない。
この子の電話も調子が悪いようだ。
こちらの調子も上がらない。
ブッカオ周辺をうろうろ。
ソイダイアナのバービア群でてきとうに飲むことにした。
ソイダイアナのバービア
一番かわいいのはキャッシャーの子だった。
話を聞いてみると、ママさんの娘のようで、ペイバー不可。
バーの家賃が月2万バーツだそうで、毎月2万バーツくれるならペイバーに応じてくれるとか何とか。
興味のある人は、ソイダイアナでバービア経営してね。かわいいキャッシャー付きだよ。欲深そうなママさんもおまけに付いてくるけどね。
バービア嬢は、正直きついラインナップ。
あとはレディボーイばっかり。
次から次へとオカマが横についてからんでくる。
オカマは苦手なんだってば。
入るバービア間違えたかな。
まあ、それなりに楽しかったけど。
退店後、ようやく21歳のカラオケ嬢に電話がつながった。
が、すでに部屋で寝ているとのこと。
声がすっかり睡眠モードだった。
がっくり。
せっかく27歳バービア嬢とバイバイしたのに。
19歳ゴーゴー嬢と再会
最後にLKメトロへ。
以前、部屋に来てもらった19歳ゴーゴー嬢が働いているゴーゴーバーへ。
バーファインなしでロング2000バーツのお得な自称19歳だ。
関連記事:自称19歳ゴーゴー嬢をペイバー。ショート1500Bで大満足の夜。
関連記事:19歳のゴーゴー嬢が部屋に泊まりに来る。ロング代2000バーツなり。
店内に入ると、すぐに見つかった。
飛びついてくる。ふふ、かわいいやつめ。
久しぶりの再会となった。
シルバーウィーク中はたっぷり稼げたかな。
レディドリンクを奢って、楽しく飲む。
以前よりも接客が激しくなっている。
水着をはだけて、乳全開。
二つの山を顔に押し付けてくる。
あれ~? こんなキャラだったかなあ。
さらに、フアノムを舐めさせようとする。
フア=頭
ノム=乳
まあ、ビーチク舐めですな。
ちょっと会わないうちに、えらく営業熱心になったもんだ。
でも、そのフアノム、前の客にも舐めさせているに違いない。どうせ、いちいち拭いてないだろうし。
微妙なんだよね、店内でのフアノム舐め。
部屋でシャワーを浴びてから、やりたいものだ。
仕事終わりに部屋に来てもらおうかと思ったが、今日は用事があるから一緒に寝れないとのこと。
素直にあきらめる。
またクィティアオ一緒に食べに行こうねと約束してバイバイ。
ムーガタでもいいよ。
せっかく独り身になったのに、結局、この夜は一人寝決定。
そうそううまく都合良くにはいかないもんだ。
これもパタヤだ。
深夜のハンバーガー屋台
帰り道、知り合いのハンバーガースタンドから声をかけられて寄り道。
フライドポテトとコーラを注文して、店のおばちゃんと世間話。
深夜のバーガースタンドは、酔っぱらいファランがやって来て、けっこうおもしろい。
ぐでんぐでんの状態でハンバーガーを注文したはいいけれど、そのままうつ伏せになって寝込んでしまうファランとかね。しかも、お代も払わずに出ていこうとするものだから、友達のファランが慌てて立て替えていた。
日本人にとっては飲んだあとの深夜ラーメンが、ファランには深夜バーガーとなるのだろう。
パタヤの街角のあちこちでハンバーガースタンドが深夜遅くまで営業しているわけだ。
はたして、塩分などの調味料たっぷりのラーメンと、肉とあぶらまみれのハンバーガー&ポテトのどちらが、健康に悪いかは微妙なところ。たぶん、どっちも体には良くないよね。
でも、どっちもおいしいけど。
フライドポテトとコーラでお会計は60バーツほど。
でも、おばちゃんの話し相手になってあげたからか、40バーツにまけてくれた。
ラッキー。
気分がいいのか悪いのか、よくわからないまま就寝。