34日目
またもや借金を体で返しにくるバービア嬢
夜7時ころ、27歳バービア嬢が部屋へやって来た。
前回と同じパターン。
すなわち、体を使った借金返済だ。
スレンダーで妖艶な27歳とはいえ、毎回同じ体というのはやはりきつい。今回はなかなかフィニッシュせず。
かろうじて一発抜いて、またしても500バーツの借金はチャラとなった。
27歳バービア嬢は仕事へ行くという。
でも、バイクの調子が悪いようで、わたしの宿の下にバイクは置きっぱなし。
バイタク代とビール代を援助してほしいと言われた。
しょうがないんで、300バーツ渡す。
まあ、一発500バーツはさすがに安いんで、これくらいは致し方無いところか。
それにしても、ちょっとこのスタイルにも飽きてきたな。
おんなじことの繰り返しだしねえ。
21歳カラオケラウンジ嬢ふたたび
昨晩、ローカル食堂で知り合った21歳の韓国系高級カラオケラウンジ勤務の女性。
連絡を取り合っていて、今晩も落ち合う予定だった。
彼女の泊まっているアパートへ。
が、1階にいたのは、昨日のレディボーイだけだった。
カラオケ嬢は、仕事に出かけたそうな。
残念だが、飲み代だけで2000バーツかかるらしいカラオケラウンジ店へ出向くわけにはいかない。
彼女の仕事が終わるのを待つしかあるまい。
とりあえず、一人でバービアへ。
知り合いの熟女バービア嬢がいて、前夜飲み過ぎて気分が悪いとぼやいている。
かわいそうになってコーラを奢ってあげた。レディドリンクではなくて客ドリンク価格なんで40バーツ。レディドリンクにすると130バーツとか140バーツ。しかも、量も大違い。
世間話をしていると、21歳カラオケ嬢から電話がかかってきた。
「仕事終わってアパートに戻ってきたよ~、会いに来て~」とのこと。
行きます行きます。
熟女バービア嬢に別れを告げて、一目散でカラオケ嬢の元へ。
ローカルタイ人たちと大宴会
おっと、すでに宴会が始まっている。
ローカルタイ人大集合。
昨日よりも人数が増えている。
昼間の仕事を終えた近所のタイ人や、夜の仕事が休みのタイ人が何人も集まっているようだ。
テーブルの上には、つまみのイサーン料理や酒瓶が並んでいた。
ヤードン
メインはタイウィスキーのソーダ(コーラ)割り。これがタイの宴会スタイル。
他にも、ヤードンと呼ばれる、薬膳臭い酒を飲んでいた。日本でいう養命酒みたいなもんで、滋養強壮にはいいらしいのだが、いかんせん安物だ。
大瓶に入って150バーツだったかな。やたらと安い。
これをショットグラスにいれて、次から次へと順番に飲んでいく。
そりゃあ、酔っ払うわ。
わたしもたまに飲まされた。
きつい味だなあ。
ビールをチェイサーがわりにしておく。
ちなみに、ヤードンは街中でも気軽に飲める。
大きなガラス瓶にどぎつい色をした液体が入っているので、すぐにわかる。
おそらく小さなコップ一杯が10バーツとか20バーツとか、そんなもの。
さすがにウォーキングストリートの中では見当たらないが、ソイLKメトロ内やブッカオ沿いではちょこちょこ見かける。液体の中にヘビが入っていたりするよ。
見かけた際は、景気付けに一杯どうぞ。下半身方面に効果があるかは知らないけど、体中がホットになることは間違いなし。酔いつぶれないようにね。
ローカル宴会の雰囲気
ローカルタイ人といえども、みんなパタヤで働いている。何らかの形で外国人とは接しているわけで、多少の英語は理解できる。
こちらに気を使って、たまに英語も使ってくれる。必ずしもタイ語は必須ではないけれど、やっぱりタイ語は話せたほうが断然楽しい。
彼らのほとんどがイサーン出身者なので、イサーン人同士の会話はイサーン語になっている。
疑問形の語尾が「ボー」になっているので、その点はすぐにわかるのだが、肝心の中身まではわたしには理解できない。
本気でこういう宴会に入っていこうと思えば、イサーン語は必須かな。それこそ、本場イサーンに行って、普段は外国人と接触のないローカルな人たちと飲むとなれば、かなり難易度は上がるだろうなあ。
まあ、楽しく飲むだけなら、簡単なタイ語でも全然問題なし。
また、全員が全員で一斉に飲んでいるわけではない。
出たり入ったりと、それなりに人の動きがある。
おしゃべりに参加せず、ずっとスマフォをいじったり、ビデオトークしている人もいる。
昨日知り合ったレディボーイは、イギリス人とシンガポール人の彼氏がいるそうで、フェイスブックのやり取りで忙しい。
わたしに英語のスペリングや翻訳を依頼してくる。で、見事にファランからの送金をゲットしていた。
でも、たった3000バーツしか送ってくれないと悔しがっていた。シンガポール人は1万バーツ送ってくれるのに、ファランはケチだとぼやいている。知らんがな。
ちなみにファランは50歳くらいの中年で、シンガポール人はまだ若い男。
ふたりとも、大丈夫か?
もちろん、レディボーイは竿付き。ファランは竿付きのレディボーイじゃないとダメだそうな。入れたり入れられたりしたいとか何とか。
まあ、わたしにはわからない世界があるもんですな。
他にも、韓国人の彼氏がいるタイ女性は、ビデオ通話に忙しい。
しかも、このタイ女性、けっこう韓国語が話せるみたいで、はたから聞いていると理解不能の内容だった。
オッパとサランヘヨしかわからん。
もう好きにしてくれ。
酔っ払ってもかわいい21歳カラオケ嬢
そんな感じで宴会は続き、昨晩以上に21歳カラオケ嬢は酔っ払っている。
カラオケラウンジでも、ウィスキーをたくさん飲んできたらしい。
最後には、カラオケ嬢がグデングデンな状態に。
わたしの膝の上で横になって、くだを巻いている。
たまに起き上がってヤードンをぐいっと飲む。わたしにもヤードンを飲ませてきて、ついでにチューもしてくる。
つまみの韓国ノリを口移しで食べさせてくれる。
あかん、こいつ、キーマオや。
でも、酔っ払った姿が、無性にかわいい。
オヤジ殺しの21歳だな。さすが高級カラオケラウンジ勤務だけあって、男のツボを心得ている。いや、単なる天然の酔っ払いかな。
深夜2時半頃。
宴会もそろそろ終了。
最後に宴会代としてカオラケ嬢が200バーツ請求されていた。
が、手持ちが40バーツのみ。
こらあ、カネもないのに酒のむな。
しょうがないんで、わたしが残り160バーツ払う。
他にわたしが払ったのは、自分で飲んだビール代だけ。
周囲のタイ人からは、「あなたが部屋へ連れて帰って、彼女のケアしてあげなさいよ」としきりに催促された。
が、この状態で持って帰っても、何もできないだろう。
それに、27歳のバービア嬢の荷物は今日も部屋に置いたまま。片付けていない。
ちなみに、宴会中にも、その27歳バービア嬢から何度も着信があったが、すべて無視した。
目の前にいる21歳カラオケ嬢に全力を注ぎたかったからだ。
最後に濃いチューをしてから、21歳カラオケ嬢とバイバイ。
楽しい宴会だったなあ。
結局、この夜も一人寝。
明日こそは、カラオケ嬢をお持ち帰りしたいなあ。
その前に、部屋の荷物を何とかせねば。