19日目
豚カツバーガーとおにぎり
ちょっとだけ日本食が恋しくなってきた。
ファミリーマートの新商品が少々気になる。
こんなものを購入してみた。
PORK KATSU BURGER WITH CHEESE
ちゃんと日本語で豚カツバーガーと書いてある。
中はこうなっている。
おいしそうには見えない。
食べてみると、ほぼ予想通りの味。
豚カツが揚げたてなら、それなりにおいしいんだろうなと思うけど、レンジでチンするだけでは、実に味気なし。
あと、ついでにおにぎりも食べてみた。
チャーシューポークおにぎりだそうな。
おにぎりはご飯がべちゃべちゃで、具の味付けもやたらと濃い。
まずくはないですけど、だから何?といった具合。
合わせて65バーツくらいだった。
ま、気分転換にはなったかな。
今日の晩御飯はガパオプラームック
屋台でガパオプラームックを購入した。
イカ版のガパオライス。
豚の挽肉もいいけど、イカもいい。
ここの屋台のイカは、イカを小さめに切っている。
きちんと切り込みが入れてある。
ガパオのタレがよく染みていて、味は良好。
うまいね。イカ大好き。
カイダーオ(目玉焼き)もつけて、45バーツ。
やっぱり屋台メシだな。コストパフォーマンス高し。
虫喰う20歳のバービア嬢
10日ほど前にペイバーした20歳の新人バービア嬢。
里帰りしていたイサーンから戻ってからは、生理になりペイバー不可。さらに体調不良がつづき、ずっとペイバーできずにいる。
仕事はしているみたいなんで、ちょっと顔でも見に行ってみるか。
笑顔で迎えてくれた。
ペイバーできるか聞いてみると、まだマイサバイだから無理と言う。
そうか。
まだ連れ出すタイミングではないんで、別にかまわないけど。
レディドリンクをねだられる。
ごめんね、今日はレディドリンクはおごらないよ。
そのかわり、虫料理をおごってあげるから、それで許してね。
パタヤ旅行リピーターなら、これくらい見慣れているだろうけど、いちおう、閲覧注意で。
ザ・虫です。
バッタ(タカテン)と何かの昆虫。名前を聞いたけど、覚えられなかった。カナブンの仲間かな。
ちなみに、腹が膨れているやつは卵が入っているとか何とか。
うげっ。
バッタやイナゴは、まあ日本でも信州とかで食べられているし、実際に食べてみても、虫だと思わなければそれほど悪くはない。
でも、このカナブンみたいなのは、無理でしょ。しかも卵入り。
ぼりぼりとむさぼり食うバービア嬢。野性味あふれています。
ははは、昆虫食はタンパク源摂取には最適らしいんで、栄養補給にちょうどいいかもね。
でも、その口と接吻するのは、ちょっとね。
どっちみち、今夜はペイバーなしなんで、まあ、お好きなだけお食べください。
じゃあ、そろそろ、バイバイ。
ビール1本で退散。
袖の下ペイバー
別のバービアへ移動している最中に、大声でわたしの名前が呼ばれた。
ん、誰だ?
以前、バービアでよく一緒に飲んでいた30代前半らしきタイ女性だった。
働いている様子はないのに、バービアに出入りしては、毎晩飲んだくれている正体不明の女。でも美人。
いまだに正体は不明。かつては、バービアで働いていたみたいだけど。
彼女が飲んでいるバーにわたしも同席することにした。
しばらく見かけないなあと思っていたら、ドイツ人の彼氏に呼ばれてドイツで暮らしていたそうだ。
お相手は金持ちだな。どうりで働かずにすんでいるわけだ。
ビザが切れたから、一度タイに戻ってきたとか何とか。
そういえば、別の元バービア嬢はドイツ人と結婚予定。
結婚のための書類を取りにバンコクヘ行くと言っていた。
書類申請代が高いのよ、と嘆いていた。どうせ、カネはファランに払ってもらうんだろうに。
なんだか、わたしの出入りするバービア界隈でドイツ人が大人気だな。
質実剛健をモットーにするイメージのドイツ人だが、タイ女性の魅力にはころりとやられるようだ。
「また会えて嬉しいわあ。テキーラ奢ってあげるから、飲みなさい」
と、久々の再会を祝して、半ば強制的にテキーラを飲まされるはめになった。
カネの出どころはドイツ人だろうけど、ありがたくちょうだいする。
プロージット!
うへえ、テキーラ強烈。
しばらく世間話してから、チェックビン。
彼女にお願いされて、そのバービアで働いている友人のバービア嬢をペイバーしてあげた。
といっても、単に仕事を切り上げさせるためのペイバー。BF300バーツも、彼女からこっそり受け取った。
セルフペイバーやタイ人からのペイバーは、バービアのボスの心証が悪くなるんで、外国人の男の客がペイバーしてあげるのが一番いいらしい。(セルフペイバーだと、通常料金よりも高くなるバービアやゴーゴーバーもある。)
たまにあるよね、こういった袖の下ペイバーが。バービアの友人同士で遊びに行きたい時に、頼まれることが多い。パタヤ・ミュージック・フェスティバルを見に行きたいからって、毎日のように袖の下ペイバーさせられたことがあったなあ。
時刻はすでに深夜2時。
もう一軒はしごしようかと思ったが、存外にテキーラがまわってきた。
今日はこれくらいで切り上げよう。