連日多くの感染者が報告されているチョンブリ県。
毎日100人前後の感染者が続いていたが、本日は大きく減少。パタヤも減少した。
が、第2波と比べると、今回の第3波の収束にはまだまだ時間がかかりそうだ。
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チョンブリ県感染状況
5月10日、チョンブリ県発表による新規感染者は63人。
(CCSA発表によるタイ全国統計値とは集計タイムラグにより数値が異なることがある)
昨日(96人)よりも新規感染者は大きく減少し。
死者累計9人(+1)
新規感染者内訳
ムアン地区20人
シラチャー地区16人
バンラムン地区(パタヤ)14人
他
累計
4月新波での累計は県全体で3,361人(回復済み1,845人、治療中1,507人)。
ムアン地区が877人、シラチャーが426人、バンラムン(パタヤ)が1,452人となっている。
5月1日以降の各地区感染者数推移
上からバンラムン(パタヤ)、シラチャー、ムアンチョンブリ。
バンラムン地区が飛び抜けて感染者数が多い。
新規感染者の感染経路内訳
・サムットプラカンからの患者と接触 3人
・チャンタブリに関連した官女と接触 1人
・家庭内で感染者と接触 24人
・職場で感染者と接触 6人
・調査で確認 4人
・調査中 25人
また、485人の接触者と660人の積極調査による検査の結果を待っている。
チョンブリでは連日で2,000件以上の検査を実施している。
5月9日の検査件数は3,622件で、うち陽性確認が96件。単純計算による陽性率は、2.65%。
現在の感染は家庭や同僚の間で広がっている。
5月9日の感染事例をもとにしたグラフ
・家族間 31件
・同じ職場 29件
・同じ職場で一緒に食事をしたことがある 16件
家庭と職場が最大の感染経路となっている。
たとえ2,3人でもあっても、一緒に集まって食事をするのはリスク要因となる。
チョンブリ県保健局では、パーティに参加しないこと、集まって食事をしないことなど注意喚起を出している。
チョンブリ県リスクスポット
チョンブリ保健局では、連日感染者タイムラインを元にした感染リスクスポットを発表。
(パタヤを抜粋)
・Banana IT テスコロータス(サウスパタヤ)
・AF Why Cafe(プラタムナック)
・パタヤパスポートセンター(パタヤアベニュー内)
第2波と第3波の比較
昨年末に発生した第2波での新規感染者数の推移カレンダー
12月25日にチョンブリで初の感染者が見つかった。
12月30日に感染者が一気に増え、娯楽施設もすべて閉鎖となった。
が、1月中旬には感染が収まりはじめ、下旬にはほぼゼロに。
2月1日に娯楽施設は再開された。
こちらは、今年4月発生の第3波の感染者数
4月3日に最初の感染者が見つかり、一週間後に一気に増加。4月10日に娯楽施設は閉鎖された。
第2波とは違い、半月以上経過してもなかなか減少しない。一ヶ月でも減らない。
第2波と第3波の差はカレンダーを見れば一目瞭然となっている。
規制緩和にははまだまだ時間がかかりそうだ。
娯楽施設再開は遠い。
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