4月10日にナイトライフが閉鎖されたパタヤ。
4月18日にはさらなる規制強化が実施された。
そして、5月1日からはレストランの店内飲食も禁止されることになった。
関連記事:5月1日からの新ゾーニングと規制内容:バンコクとパタヤは店内食事不可に
4月30日までは現状のままで営業できる。
ここ数日パタヤの夜をさらっと見て回った。
パタヤの夜がどんどん暗くなっていく。
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ビーチロード
時刻は夜9時過ぎ。
車とバイクが少々走るだけのビーチロードである。
ビーチ沿いには暇を持て余したファランがぽつぽつと座っている。
手にはビールをとはいかず、コーヒーやコーラだ。
ビーチでの宴会は禁止されている。ビーチ周辺での飲酒行為自体が注意の対象となっているほどだ。逮捕はされないだろうが、警察のパトロールは実施されている。
パタヤカンの交差点付近では、パトロール出発式をしているようで、多くの警察官が集まっていた。ビーチだけでなく、街中をパトロールする。
現時点では、レストランの店内飲食は午後9時まで営業可能。
9時を過ぎて店内飲食営業している店は摘発対象となる。
先日シラチャーの日本居酒屋で摘発があり、日本人客も逮捕された。
ビーチロード沿いでは、先日まではフーターズが営業していたが、今は休業。
Hopsはかろうじて営業を続けているようだ。夜でも電気はついている。
アルコール提供はできないが、料理は店内で食べられる。でも営業は9時まで。
が、5月1日からは店内飲食が禁止される。
テイクアウトのみで営業可能だが、Hopsなどのレストランが営業を続けるかは不明。たぶん一時閉店しそう。
そうなれば、ビーチロードは真っ暗になること必至。
ただでさえ、営業している店が少ないビーチロードである。
アルコール提供どころか食事も不可となると、営業する店はほとんどなくなるだろう。
ウォーキングストリート
4月10日時点でほぼゴーストタウンと化したウォーキングストリートである。
その後、さらにゴーストタウン化が進んだ。
今では、ほとんど人影がなくなった。
バイタク運転手が数人いるだけ。
怖いほどに何もない。
工事車両が通りの廃墟感を増幅させる。
バーもレストランも壊滅。
かろうじてファミリーマートが営業している。
パタヤでは、コンビニの営業は夜10時まで。
政府と県が定めたルール上は11時まで営業可能だが、タイ小売店協会の自主規制で10時閉店となっている。
無人状態のウォーキングストリートでは、10時だろうが11時だろうが、夜にコンビニを営業しても無駄なだけだが。
パタヤといえば、眠らない街。
24時間営業のコンビニが至るところにあり、真夜中でも煌々と明かりがついている。
現在でも営業しているコンビニは夜間閉店であっても電気だけはつけている店が多い。
でも閉鎖となったコンビニは真っ暗だ。
5月1日以降は閉店するコンビニがまた増えるかもしれない。
パタヤの夜はますます暗くなっていく。
ソイブッカオとツリータウン
例によって、パタヤで元気なのはソイブッカオ、それもツリータウン周辺のみ。
屋台が多いし、暇を持て余したファランがたくさん出歩いている。
ローカルタイ人も買い物をしている。
ツリータウン前にはロープが貼られて、敷地内に入れないようになっている。
昨年のロックダウン時には、一大パーティ会場となっていたツリータウン前だが、今回は対策されており、さすがにパーティは無理。
でも、段差の部分には、ファランとタイ人女性とレディボーイが座って、一時の夜を過ごしている。手にはビールだ。
5月1日からはツリータウン内の屋台村でもテーブルに座っての食事ができなくなる。
一部店舗は持ち帰りのみで営業するだろうが、数は少なくなりそう。
屋台の営業は問題ないし、路肩に座って食べることまでは制限されない。
5月1日以降もツリータウン周辺にはファランとタイ人が集まってくるだろう。
ほんのひとときの人との触れ合いを感じたいならツリータウン周辺へ。
まとめ
本当にパタヤの夜が暗くなってきた。
夜8時には、あちこちのソイが真っ暗となる。
ソイハニーなんてあまりにも暗くて怖いくらい。
5月1日からはもっと暗くなる。
明るい兆しはまったく見えない。
5月1日からはタイ入国の隔離期間が14日に逆戻りする。この状況でパタヤに来る外国人観光客はほとんどいないだろうし、国内旅行者も来ない。
パタヤの夜があけるのはいつになることやら。
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