3月3日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は大きく減少。
いよいよサムットサコンで規制緩和が実施。
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タイ全国の感染状況
3月3日発表、タイの新規感染確認者は35人
(累計26,108)
外国からの入国10人
国内感染(病院にて検査):17人
積極調査:8人
死亡:0人(累計84人)
病院での検査17例内訳
サムットサコーン9
アユタヤ1
プラチュアップキリカン1
パトゥムタニ3
バンコク3
積極調査8例内訳
パトゥムタニ5
サムットサコン3
外国からの入国10人は隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
6人の出発国はトルコ、ガーナ、ケニア、ナイジェリア。
あとの4人は、2月23日から25日の間にミャンマーから不法帰国してきたタイ人4人、3月1日の検査で陽性反応が出た。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ずっと新規感染者二桁台を維持。
国内感染にかぎると25人にまで下がった。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は大きく減少。各国とも減少傾向に。
チョンブリ感染状況
3月3日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計655人)
チョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
チョンブリは2日連続で新規感染者ゼロに。
ブリーフィング概要
水曜日は実施となった政府ブリーフィングの概要。
・ワクチン接種をした医療関係者が接種後に症状があった。医療関係者にはペニシリンを含む特定物質へのアレルギー反応歴がある。
・保健省疾病対策局では、ワクチン接種プログラムの第1段階(2月から3月)で各指定病院1日あたり500人の接種が目標。第2段階(4月から5日)では、在住外国人も含め幅広く接種を進めていく予定。
・FDA(タイ食品医薬品局)では、より多くのワクチン製造業者からタイでのワクチン登録をするよう期待している
・関係省庁は外国との相互取り決めによるワクチンパスポート採用のための調査を実施している
なお、その後の保健省の発表によると、ワクチン接種後に症状が出た医療関係者はすでに回復しており、危険な状態ではないとのこと。
タイ国内ワクチン接種進捗状況
2月28日から3月2日現在までの累計:7262人
累計内訳
医療従事者や公衆衛生ボランティア:6784人
感染者と接触する高リスク職業人:365人
先天性疾患を持つ人:22人
高リスク地区の住人:91人(サムットサコンとパトゥムタニ)
首相はVIPワクチンを否定
チェンマイでVIPに対して特権的なワクチン接種が行われたとのSNS投稿を首相が否定。
ワクチンは、医療従事者と保健衛生ボランティアに対して優先的に供給される。決定権は、県の保健当局にある。
疾病対策局では、チェンマイのワクチン接種プログラムを調べる調査委員会を立ち上げた。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2077271/pm-denies-vip-vaccine-claim
サムットサコン規制緩和
規制緩和がもっとも遅れていたサムットサコンで一部制限が緩和となった。
ターサイ地区とナディ地区をのぞき、スタジアム、学校や教育施設、ゴルフ練習場が再開。
レストランの店内飲食は午後11時まで、以降はテイクアウトのみ。
デパートは通常の営業時間に。
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