バンコクのナイトライフ娯楽施設でクラスターが発生し、大変な事態になっている。
駐タイ日本大使がバンコクのナイトクラブ訪問後に感染が発覚した。
ナイトクラブに関連してタイ運輸大臣までも感染している。
今や娯楽施設が最大のクラスター発生源となった。
4月6日から19日まで、バンコク3地区、とりわけスクンビット中心部の娯楽施設に閉鎖命令が出た。トンローとエカマイをはじめ、アソーク、ナナなどにある196施設が閉鎖となった。ナナプラザ内のバーも営業できない。
ではパタヤではどうか。
チョンブリ県も感染者は出ているが、その大半がバンコク・トンローのナイトクラブクラスターに関連したものと見られている。
日本大使ともどもバンコクのナイトクラブでパーティを開いたシラチャーの日本人が感染をチョンブリに持ち込んだものが多いとされる。そこからシラチャーに感染が広がった。決してすべてではないが、日本人が多くかかわっているのは確かだ。
チョンブリ県が「バンコクの娯楽施設に遊びに行って、チョンブリに感染を持ち帰るな」とわざわざ警告書を出したほどである。
現時点では、パタヤの娯楽施設ではクラスターは発生していない。
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昨晩のウォーキングストリート
こんな状況下にあって、パタヤのナイトライフを象徴するウォーキングストリートはどうなっているのか。
昨晩、様子を見てきた。
時刻は夜10時過ぎ。
ひどい。
人がほとんど歩いていない。
車のヘッドライトがまぶしいだけ。
これまで営業再開を果たしている店はちゃんと営業している。
でも、客は少ない。
808やインソムニアでも数えるほどしか客が入っていかない。
先週は営業していたパンダクラブはクローズしていた。
ひょっとして週末だけの営業かもしれない。
ソイ15は一部だけ明るい。ビーバーズとドールハウスが営業している。
あとは真っ暗だ。
店舗関係者をのぞけば、ウォーキングストリート全体で歩いてる客は10人いるかどうか。
とにかく人がいない。
週の真ん中のど平日とはいえ、これはあまりにもひどい。
ウォーキングストリート全体に閉鎖命令が出たとしても、特に影響はないんじゃないかと思えるほど。
週末になればタイ人観光客でディスコを中心を客が増えるのだが、この状況ではバンコクからどれだけの客がパタヤに来ることか。
ソンクラーン中に多くのタイ人観光客をパタヤに遊びに来ることをパタヤの観光業は待ち望んでいるのだが。
ビーチロードとソイ7とソイブッカオ
ビーチロードを走る車は少ない。
ビーチロード右端にも駐車可能となっているが、駐車車両は少ない。
パタヤに来る人が減っているように思える。
ソイ7は、ほとんど人が歩いていない。
が、改築を終えたバービアが営業を始めていたのにはびっくり。客はほぼゼロだが。
最悪のタイミングで営業を始めたかもしれない。
なお、ソイブッカオやLKメトロには、ファランの酔客が多い。
ここ最近は大きな変化はない。
普通に流行っている店も多い。
バンコクのクラスターなどどこ吹く風、ソイブッカオにはファランが行き交っている。
ウォーキングストリートとの落差があまりにも激しい。
ただ、娯楽施設への監視は厳しくなってきているようで、警察の巡回も厳しくなってきた。
閉店は午前0時。
現行ルール通りなのだが、閉店時間に関しては少々緩んできていた。ここに来て、また手綱を締めはじめたようだ。
昨日のCCSA小会議にて、新ゾーニング決定は見送りとなった。
保健省の提案ではチョンブリ(パタヤ)はイエローゾーンからオレンジゾーンへ一段厳しくなるとされていたが、とりあえず保留。
現行のイエローゾーンのままとなった。
が、ソンクラーン休暇開始を目前にして、一気に全娯楽施設が閉鎖とならないともかぎらない。
またもやパタヤからネオンサインが消えるのか。
それともかろうじてパタヤの夜は生き残るのか。
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