バンコクのナイトライフ施設でのクラスター発生を受けて、昨日4月5日にバンコク都では会合を開き、一部エリアの娯楽施設閉鎖命令を発令した。
4月6日から4月19日までバンコクの一部エリアの娯楽施設は閉鎖となる。
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バンコク3地区娯楽施設閉鎖命令
バンコク都内のワタナー地区、クロントイ地区、バンケー地区の3地区にあるパブ、バー、カラオケといったサービス娯楽施設をすべて一時閉鎖とする。
有効期限は4月6日から4月19日まで。
在タイ日本大使館によるお知らせ
この命令は、在タイ日本大使館でもお知らせとして発表になっている。
以下、引用
新型コロナウイルスに関するお知らせ(施設の追加的閉鎖措置:バンコク都告示第22号)
ポイント
・4月5日、バンコク都は4月6日からの適用として、バンコク都内の3区(ワッタナー区、クロントーイ区、バーンケー区)について、閉鎖施設の追加規制に関する「バンコク都告示第22号」を発出しました。・概要は以下のとおりです。
・今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。本文
1 以下の地域における、娯楽施設および類似の施設、パブ、バー、カラオケ、個室付浴場を閉鎖せしめる。
(1)ワッタナー区
(2)クロントーイ区
(3)バーンケー区
2 上記1に該当する施設で未だ閉鎖措置をとっていない場所に関しては、防疫当局職員が個別に連絡をとり、閉鎖措置を行う。
3 閉鎖した施設に関する感染が確認された場合、防疫当局職員が当該施設の責任者にその旨を通知する。・本件に違反する者に対しては、仏暦2558年(西暦2015年)感染症法に基づき、1年以下の禁錮ないし10万バーツ以下の罰金、もしくはその何れについても科される場合がある。
・本件告示内容は、4月6日から適用する。
引用元:https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=109797
ワタナー地区とクロントイ地区
今回の命令で閉鎖対象となる娯楽施設は196軒になるという。
バンケー地区はバンコク西部にあり、市場でクラスターが出ていた。
ワタナーとクロントイはバンコク中心部にあたる。
ワタナー区地図
クロントイ地区はスクンビット通りを挟んでワタナーの反対側エリアとなる。
閉鎖の主なターゲットはトンローとエカマイということなのだろうが、ナナプラザ、ソイカウボーイも含まれるはずだ。プロンポンにも日本人向けの店舗は多い。
ルール上は営業不可。
また、バー、パブ、カラオケのほか、個室付き浴場も営業不可となる。
196軒が対象ということだが、実際にどの店が営業して、どの店が一時閉鎖となるかは不明。
ナナプラザは本日より閉鎖という情報も出ているが、詳細は現地で確認のほどを。
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