外国人観光客が来なくなり約1年が経つタイ、パタヤ。
多くの店舗が閉店や一時閉鎖に追い込まれている。
コンビニも例外ではない。
パタヤは石を投げればコンビニに当たるほどのコンビニ大密集地帯。
そんなコンビニ天国だったはずのパタヤの現状を。
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ファミリーマートの閉店が相次ぐ
タイのコンビニといえば、セブンイレブン。店舗数ナンバーワンだ。タイ人はタイ語風発音でセベンと略して呼んでいる。
パタヤのセブンイレブンも閉店している店が多い。とりわけビーチロード沿いなどツーリストエリアの店舗だ。
ソイブッカオやローカルエリアのセブンイレブンは、全体的にはまだまだ通常営業している。
セブンイレブンの次にファミリーマート。パタヤではセブンイレブンよりも店舗数が少ない。それでもあちこちにある。
そのファミリーマートの多くが閉鎖となっている。
もうびっくりするくらいの閉鎖ぶり。
新聞紙でガラスを覆ってしまっている店は一時閉鎖であろう。
なかには完全に撤退してしまった店もある。
また、かろうじて営業を続けている店舗でも、24時間営業をやめてしまっている。
すべての店舗ではないが、深夜0時から朝6時までは店を閉めてしまう。
規制緩和によってコンビニの24時間営業が再開できても、やっぱり深夜は閉店。
よほど客がいないということだ。
そもそも、これまでパタヤにコンビニが多すぎといえるのだが。
観光客もいなければ、観光業にたずさわる人たちが職を失い田舎に帰ってしまっている。
大量のコンビニは供給過多状態だ。
閉鎖されるのは致し方ない。
ファミリーマート特設売り場
多くが閉鎖されたファミリーマートだが、店内には大量の在庫が残っている。
そこで開催されているのが、特設テント会場によるクリアランスセールだ。
ブッカオソイ15、ソイブーメラン裏手にあるファミリーマートでもクリアランスセールを開催中。
昨年までは営業していたような覚えがあるが、いつの間にかクローズ。
年末からの感染第2波の影響かもしれない。
閉鎖中の店舗前、駐車場にテントを設置。
ファミリーマート自体は閉まっているが、テントが臨時の販売所となっている。
売れ残りの在庫品が大量に並ぶ。
いずれも特売価格だ。
定番のインスタント麺は、6バーツのものが4バーツ、10バーツが7バーツに、といった具合。
シャンプーや洗剤の生活用品も多い。
米も売っている。
お菓子やドリンク類も売っている。
砂糖の入っていないおーいお茶が安く買えた。
おおむね3割引きといったところ。
かなりお安く買い物できる。
賞味期限の食品はともかく、洗剤なんて腐るものではない。
買えるものは買っておこう。
ソイ15のファミリーマート前だけでなく、他の店舗前でもクリアランスセールは開催している。
たとえば、タップラヤーのアルカディアコンド脇のファミリーマート前でも開催しているの見かけた。ここのファミリーマートは珍しく24時間体制で営業しているが、同時にクリアランスセールも開催。昼間はタブル営業体制だ。
テント設置スペースが必要につき、駐車場があるような店舗限定となるはず。
見かけた際はお立ち寄りを。
それにしても、こんなクリアランスセールなんか必要なくなる時が早く来ればいいのに。
パタヤが昔のようなコンビニ天国に戻るのはいつになるだろうか。
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