2月8日のタイ国内状況。
新規に確認された感染者数は昨日よりもさらに減少した。
今週は旧正月とバレンタインデー、警戒を怠るなとCCSA。
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タイ全国の感染状況
2月8日発表、タイの新規感染確認者は186人
(累計23,557)
外国からの入国:10人
国内感染:141人
積極調査:35人
死亡:0人(累計79人)
国内感染県別
サムットサコーン132
バンコク3
ナコーンパトム1
パトゥムタニ4
ペチャブリ1
サムットサコーンの積極調査で31人の感染が確認された。うちタイ人は6人、あとは外国人。
他に、サムットソンクラムの積極調査で4人。
国内で確認された感染者のほとんどがサムットサコーン。176人中162人。
サムットソンクラムのアンパワーに住む女性経由で新しいクラスターが発生。
女性はサムットサコンの市場で豚肉を販売し帰宅。1月28日にウイルスに感染し、同居する家族も陽性が確認。
この女性は、頻繁に移動を移動しており、サムットサコンで22例、ペチャブリで5例、バンコク、ラチャブリ、スパンブリで1例ずつ、計87例に関連するスーパースプレッダーと見られている。
今年1月1日からの感染者数の推移
左から国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
サムットサコーンでの積極調査で見つかった感染者が大幅に減少した。
ただし、積極調査ではなく病院で感染が確認されたケースが増加。
全体としては減少傾向にある。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本はやや減少。マレーシアは横ばい。
ミャンマーがゼロとなっているが、情報が公開されていないと思われる。
チョンブリ感染状況
2月8日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計649人)
チョンブリ県全体で8日連続感染者が見つかっていない。
バンラムン(パタヤ含む)にかぎると、24日連続ゼロとなっている。
昨年12月からのチョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
ここ最近はほとんどゼロばかり。
政府ブリーフィング概要
毎日行われている政府ブリーフィングの概要。
・今週は旧正月とバレンタインデーがあり、予防措置を徹底するよう人々に要請
・移民労働者の雇用主は2月14日までに従業員の登録を完了するように
・サムットサコンとバンコクの一部地区で1日あたり5000から1万件の積極調査検査を実施している
・アパートやコンドミニアムでは、DMHTTの原則を守るように
バンコクでの旧正月イベントとバレンタインデー婚姻登録中止
バンコクでは、ヤワラー通りでの旧正月祭りを中止。
また、バンコクの50地区では、バレンタインデーの婚姻証明登録のサービス提供を見合わせる。
バレンタインデーに合わせて役所に婚姻登録に訪れるカップルが毎年多いようで、役所としてもサービスを提供していたが、今年は密を避けるために中止に。
旧正月中もDMHTT実施を
これまでの感染事例では、宴会や食事会で感染したケースが多い。
主な原因は、グラスの共有、素手で食べ物や氷を触ること、マスクをつけずに長時間一緒に過ごすこと。
旧正月期間中に里帰りする人は感染防止策を徹底するようにとタイ保健省がアドバイス。
たとえ家の中であっても、家族や親せきと会話するときはマスクをするように。
家族と食事をするときは、必ず自分専用の食器によそってから食べること。
飲み物のグラスは個別に使うこと。
素手で食べ物やアイスをつかまないこと。
一緒に食事をしている最中は会話を慎むこと。
DMHTTの徹底を忘れずにとバンコク保険局もアドバイス。
Distancing:距離をとる
Mask wearing:マスクの着用
Hand Washing:手洗い
Temperature check:検温
Thaichana:タイチャナ
今年の旧正月とバレンタインデーはマスク越しで。
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