1月22日のタイ国内状況。
国内感染者の大部分はサムットサコーン。
チョンブリ県では新規感染者ゼロ。
CCSAのタウィーシン報道官が自己隔離へ。
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目次
タイ全国の感染状況
1月22日発表、タイの新規感染確認者は309人
(累計13,104人)
外国からの入国:12人
国内感染:80人
積極調査:217人
死亡:0人(累計71人)
国内感染県別
サムットサコーン49
バンコク8
ターク5
パトゥムタニ6
など
サムットサコーンの積極調査で212人の感染が確認された。
他に、バンコクで5人。
確認された感染者の数は昨日に比べるとまた増加した。
ほとんどがサムットサコーンで確認された。市中感染と積極調査を合わせると261人となる。
NBTテレビキャスターが感染。タウィーシン報道官も自己隔離に。
毎日実施されているCCSAによるブリーフィング。
メインの顔となるのが、スポークスパーソンであるタウィーシン氏。
本日の発表では、タウィーシン氏とそのチームが感染のリスクにさらされているという。
ブリーフィングをサポートしているのがテレビ局のNBTで、いつもはタウィーシン博士とともにNBTのコメンテーターがそばにいる。でも今日はタウィーシン1人で現れた。
NTBのニュースキャスターに陽性が確認されため、コメンテーターも感染リスクが高いとされているためだという
不在のコメンテーターも含めて、NTBのスタッフは全員検査される。
タウィーシン氏はコメンテーターと接触しており、感染低リスク
と見なされている。
タウィーシン氏は、本日午後に検査を受けたあと、自己隔離に入るという。
「Covid-19は我々とともにある病気だ。私を含む誰もにリスクがある。だから、みんなが自分自身を守る必要がある。誰かに会う時、相手は感染しているかもしれないという心構えを忘れないようにしてほしい」とタウィーシン氏。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2055379/covid-19-spokesman-possibly-infected
政府ブリーフィング概要
毎日行われている英語での政府ブリーフィングの概要。
・タイ保健省は、FDAがアストラゼネカ製のワクチンの使用を承認したと発表
・当局の承認により、民間企業によるワクチン購入と一般人への供給ができるようになる
・バンコクやその他の県で規制緩和を実施
タイ保健省によれば、アストラゼネカ製のワクチンは5万回分が2月にタイに到着する予定となっている。
英語ブリーフィングの報道官のコメント。
今は嵐かもしれない。
でも永遠に降り続く雨はない。
チョンブリ感染状況
1月22日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計648人)
地区別累計
バンラムン地区238人
シラチャー地区306人
昨日1月21日の新規感染者は1人だった。
これで2日ぶりに県内の新規感染確認はゼロに。
バンラムン(パタヤ)ではゼロが続いている。
バンコクの規制緩和詳細
本日1月22日よりバンコクで実施される規制緩和について、在タイ日本大使館よりお知らせがあった。
新型コロナウイルスに関するお知らせ(施設の一時的閉鎖の緩和に関するバンコク都告示第17号の発表)
* 1月21日、バンコク都は、1月22日以降有効とする、施設の一時的閉鎖の緩和に関するバンコク都告示第17号を発表しました。バンコク都告示第15号及び16号により閉鎖されていた施設のうち、使用が認められることになる主な施設・活動は以下のとおりです。
* 今後の発表等により変更の可能性もありますので、最新の情報収集に努めて下さい。
* ボードゲーム場、ゲーム店、インターネット店
* 高齢者介護施設
* 格闘技学校(ジム)、練習場
* 競技場(ボクシング場、競馬場等は含まない)
* 宴会場、及び類似の施設
* 美容増進施設、入墨等のサービスを提供する店
* フィットネス・運動場
* 健康増進施設、スパ、マッサージ施設
* ボーリング場、スケート・ローラーブレード場、類似の遊戯場
* ダンス場
なお、ここに掲載されている規制緩和の対象以外の業種や規制内容については、依然として継続している。
バー、パブ、マッサージパーラーは閉鎖のまま。
店内での飲酒も引き続き禁止で、店内飲食は午後9時まで。
他県についても規制緩和は始まっている。
ワクチン接種パッケージ検疫を検討。費用15万バーツ。
タイの旅行業界が、ワクチン接種ツアーパッケージで外国人旅行者を誘致するというプランを発案した。
ASQないしALQで14日間の隔離検疫とワクチン接種がセットになった1ヶ月のパッケージプランで、料金は15万バーツと予想。
私立病院での独自のワクチン接種が承認された場合、ツアー会社は病院と提携して外国人旅行者にワクチンの供給が可能となる。
タイ観光議会(TCT)会長の話では、このアイデアはまだ議論の初期段階にすぎず、ワクチンの入手や政府による決定など、さらに検討する必要ありとしている。
参照:https://www.bangkokpost.com/business/2055191/vaccination-packages-mulled
たしかに、FDAがアストラゼネカのワクチン使用を承認した。
政府による法整備やガイドラインの策定が済めば、私立病院が独自に購入して、一般への供給も可能にはなるだろう。
でも、外国人がわざわざタイにワクチン接種目的で訪れるだろうか。
少なくとも日本や欧米からはなさそう。
ワクチン接種したら14日間隔離が免除されるならともかく、隔離とワクチン接種を受けに15万バーツも払ってタイに行くのか。
ちょっと考えにくい。
タイの旅行業界は危機的な状況にあるため、少しでも観光客が誘致できるならと必死にアイデアを出しているのだろうけど、14日間隔離があるかぎり、もはやどうしようもないのが現状。
隔離期間の撤廃は当分はなさそう。
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