1月21日のタイ国内状況。
新規感染者数は前日より増加したが、全体としては減少傾向にあり。
タイ各地で規制緩和が始まっている。
チョンブリ県では3日ぶりに新規感染者。パタヤはゼロ。
タイに入国した日本人からは2日連続で陽性が判明。
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タイ全国の感染状況
1月21日発表、タイの新規感染確認者は142人
(累計12,795人)
外国からの入国:17人
国内感染:88人
積極調査:37人
死亡:0人(累計71人)
国内感染県別
サムットサコーン63
バンコク14
アントン4
ノンタブリ2
チョンブリ1
など
サムットサコーンの積極調査で29人の感染が確認された。
他に、バンコクで2人、パトゥムタニとチャンタブリで3人ずつ。
確認された感染者の数は昨日に比べると増加。
特にサムットサコーンで感染者が多い。市中感染と積極調査を合わせると92人となる。
バンコクで有名タレントのDJ Matoomの感染が公表されたが、この数値は本日の統計には含まれず。
1月の感染者の日毎推移
左から国内感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
積極調査での新規感染者が減少傾向にある。
外国からの入国のうち1人は日本人46歳男性。
1月13日に日本から到着し、ASQ隔離中5日目の1月18日に陽性反応。
昨日も同じく13日に到着した日本人に感染が確認された。
(1月13日の日本発バンコク行きフライトはJL031便とTG643便の2便だが、2人が同じフライトの搭乗していたかどうかは不明。)
CCSAのスライドショーでは、連日、日本の感染者数増加がマレーシアとともに取り上げられている。
日本の新規確認症例が5446、累計死者が4647人。
政府ブリーフィング概要
毎日行われている英語での政府ブリーフィングの概要。
・CCSAでは1月31日に規制措置の再検討を行う予定
・今回の新波での致死率は前回のアウトブレイクよりも低い
・DJ Matoomは詳細はタイムラインを提供しており、スーパースプレッダーではないと見なされる
・タイドリアン協会は、農家と訪問客が感染拡大を防ぐためのガイドラインを設定
・入国チェックポイントでは、複数の言語で自己感染防止対策カードを配布する
・フェイスシールドだけでは予防策として不十分、マスクの着用も必要
参照:https://www.facebook.com/nbtworld/videos/4129478230415425/
チョンブリ感染状況
1月21日発表、チョンブリの新規感染確認は1人
(累計648人)
新規感染地区別
バンラムン地区(パタヤ含む)0人
シラチャー地区0人
ムアンチョンブリ地区1人
サタヒップ地区0人
累計
バンラムン地区238人
シラチャー地区306人
チョンブリ県の連続新規感染者は2日でストップ。
新規感染者は、32歳男性の外国人。
ムアンチョンブリ地区の県雇用局に訪問歴がある。
そこで、雇用局は状況が改善するまで閉鎖となった。
1月4日以降、雇用局ないし雇用局前の店に行ったことがある人は、最寄りの病院で検査を受けるようチョンブリ県保健局が要請を出している。
すでに雇用局のスタッフなど93人は検査済みで全員感染が見られなかった。
明日22日は、外国人労働者のキャンプで検査を実施するとのこと。
各地で規制緩和
感染拡大が収まってきたとの判断から、タイ各地で規制緩和が動き出している。
すでにチェンマイでは店内での飲酒提供もできるようになった。午後10時まで。
またムーガタやシャブシャブなどのビュッフェスタイルでの食事も可能となった
カンチャナブリのホテル閉鎖命令は解除され、営業再開に。
チャイナート県で12月24日より閉鎖されていたマーケットの再開が許可された。大規模なフリーマーケットの再開は不可。
ナコンシータマラートでは、県内927の学校すべてで再開準備をするよう通達。
娯楽施設やフィットネスは閉鎖のまま。
チョンブリ・パタヤでは、ロックダウンされていたラン島が本日21日より再開。
関連記事:本日1月21日よりラン島再開
バンコクでは明日より13の業種が再開可能となる。
マッサージ屋、スパ、インターネットカフェなど。
関連記事:明日よりバンコクで規制緩和。マッサージ、フィットネスセンターなどが再開に。
サムットサコーンのエビ市場でのクラスター発生から約1ヶ月が経過。
今回の規制緩和は思ったよりも早いスピードで進んでいる。
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