5日目
友人たちの宿泊しているホテルは、ソイLKメトロ近くのアレカロッジだ。
立地条件抜群でリゾート感あふれるホテル。
わたしは一泊あたり350バーツ程度の安宿。
もちろんレストランもプールもない。
まあ、しょうがない。
で、昼間は彼らのホテルに遊びに行って、つかの間のリゾート気分を味あわせてもらう。
アレカロッジのプールサイドで友人たちと合流。
タイ初心者の友人は、200バーツ以上するハンバーガーセットとビールを注文しており、リゾート気分を満喫していた。
短期滞在だったら、こういう滞在のしかたもいいんじゃないでしょうかね。
貧乏なわたしには羨ましい限りですが。
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22歳の新人バービア嬢
夜。
友人たちは先に外出。
ソイダイアナにあるバービアで飲んでいるそうだ。
遅れて、わたしも合流。
バービア好きの友人が、目ざとく新人バービア嬢を発見していた。
おお。
確かにかわいい。
色白のギャル系。
話を聞いてみると、22歳で、出身はラオス。
パタヤのバービアで働き出してまだ一週間の新人。ペイバー経験なし。
かわいいし、スタイルも悪くない。
ソイダイアナのバービアの中では、頭一つ、いや二つくらいは突出している。
これは拾い物だ。
でも、愛想がよくない。
笑顔も少ないし、口数も少ない。
なんとかラオス語まじりのタイ語で話しかけてみるものの、なかなか会話にならない。
わたしのタイ語がヘタで通じないのか、相手をする気がないのか、これではコミュニケーションがはかれない。
他のベテランバービア嬢が気を利かせて、場をつないでくれた。
で、ためしにショートタイムでいくらほしいか聞いてみたところ、「2000バーツ」との答え。
あ、それでもホテルへ行く気はあるんだね。ま、カネを稼ぐ必要があるからバービアで働いているわけで、当然といえば当然の話。
たしかに、ウォーキングストリートのゴーゴーバーで踊っていてもおかしくないレベルだけど、バービアでショート2000バーツは、やっぱり高いよね。
この雰囲気では、サービスも悪そうな感じ。
ここはスルーだな。
初物好きな方はソイダイアナへどうぞ。まだペイバー第一号に間に合うかもねえ。
まあ、本当にペイバー未経験がどうかはわからないし、そもそも前職も夜の仕事だったかもしれないけど。
エキサイトクラブ
その後、ゴーゴーバー好き友人と初心者の友人は、二人でエキサイトクラブへ。
ゴーゴーバーでの連れ出しは高いんで、さくっと遊んでみたいそうな。
エキサイトクラブでの遊び方はレクチャーしておいた。
楽しんできてね~
が、あとで聞いたところ、店内はファラン軍団に占領されており、誰も女が寄って来なかったそうな。残念。
けっこう若くてかわいい子が揃っているんだけどねえ。
関連記事:エキサイトクラブ(EXCITE CLUB)はソイエキサイトにある新しいショートタイムバー。トータル1300バーツなり。
結局、友人二人は、またしてもゴーゴーバーめぐりしたそうだ。
それも10軒くらい。すごい体力だなあ。
バービアでまったり
バービア好きの友人は、昨晩ペイバーした23歳新人をもう一度連れ出すとのこと。
そのバービアでは、わたしが昨晩ペイバーしたバービア嬢も当然働いている。
わたしが友人と一緒に訪れると、そのバービア嬢からドリンク奢ってとかいろいろ言われそうだ。もちろん、完全スルーして断ればいいだけの話なのだが、相手をするのが面倒。
今日は誰も連れ出すつもりはない。
ひょっとして20歳の新コヨーテさんがまた部屋に来るかもしれないし、大人しくしておく。
で、なじみのバービアへ一人で移動。
だらだらとビールを飲む。
もう、ひたすらだらだら過ごす。
ああ、落ち着くわあ。
ウォーキングストリートやLKメトロのゴーゴーバーめぐりは、確かに楽しい。めくるめく大人のワンダーランドだ。
次から次へと新しいアトラクションが待ち構えており、目の前でうら若き乙女たちのダンスが展開され、まさに女体のジェットコースターに乗るかのような気分を味わえる。
しかも飲むだけなら、それほど高くない。ドラフトビール一杯70バーツ前後。250円ほどだ。入場料250円の大人の遊園地がいくつも並んでいるわけで、何軒もはしごしたくなるのは当然だ。
が、疲れる。
ゴーゴー好きの方には申し訳ないが、正直、何軒もはしごをするのはつらい。
クーラーとビールと爆音の連続は体にこたえる。
パタヤ到着後数日で、友人たちと何軒のゴーゴーバーに入ったことか。おそらく、一人で滞在している時の一ヶ月分に相当しそうな数だろう。
ちょっと疲れた。
やっぱりバービアでだらだら飲んでいるのが一番落ち着く。
ほとんど何も考えなくていい。
たまに、ビリヤードをして遊ぶだけ。
あとは、通行人を眺めたり、ぼーっとテレビを見るだけ。
バービア嬢とは冗談言ったり、世間話をしている。
楽でいい。
屋台でおつまみを買って、さらにビールを飲む。
小さなルークチン(つみれ)を七輪で焼いてくれる。
一本5バーツ。ビールにあう。
これがいい。
これでいい。
連日連夜のゴーゴーバー通いは、わたしには無理だ。
だらだらバービア沈没が最高なのである。
こうしてこの夜は終了。
結局、20歳の新コヨーテさんは部屋にやって来なかった。
まあ、気まぐれな子なんで、のんびり構えることにしよう。