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タイ入国情報

タイへの短期ビジネス旅行制限緩和へ。14日間隔離無しに?

投稿日:2020年10月6日 更新日:

現在のタイは、ワークパーミットを保持している駐在員やその家族など、一部の長期滞在者の入国のみを許可している。
観光目的での入国は禁止で、長期滞在限定の特別観光ザによる観光客の入国が今月から認められようとしている段階だ。
すべてのタイ入国者には14日間の隔離検疫が必須。
短期ビジネス目的の入国は不可能な状況だ。

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タイ短期ビジネスパーソンの入国制限緩和へ

いよいよタイの経済が厳しくなってきており、ビジネスマンをタイに入国させることにより、経済の活性化をはかろうという動きが出てきた。
すでにワークパーミット保持者など11,000人がタイ入国を許可されているが、次は出張や商談などで訪れる外国人ビジネスパーソンや投資家の入国を許可しようと検討しているとのこと。

短期というからには、14日間の隔離はあまりにも現実的ではない。
商談や契約が1日で済むとしても、その商談の場に行き着く前に、14日間(実際には15泊16日)のASQホテル隔離が待っている。

そこで14日間隔離を免除するかわりに、もろもろの条件をつける。
まだ検討段階のため、詳細は決定していない。
短期ビジネス目的であろうと、14日間隔離を義務付けるかもしれない。

現在検討中の条件は以下のとおり。

Bangkokpost3770499

1.出発72時間前以内の陰性証明書提出
2.コロナの治療もカバーできる10万ドル以上の医療保険
3.タイ到着時ならびにタイ出国時のPCR検査
4.タイ滞在中は医学的に訓練された付添人と同行
5.事前手配した車両で移動すること
6.タイ滞在中は追跡アプリを装着すること

このような条件でなら、短期出張者のタイ入国を認めようというものだ。

1と2はワークパーミット保持者も同様。
3から6が短期滞在ビジネス旅行者向けの新しい措置となる。
3はわかる。スワンナプーム空港でPCR検査をすればいい。隔離不要の流れになっていけば、おのずと空港検査が必須となる。
4の詳細は不明。医者や看護婦など医療に従事する専門家を常に同行させろということになる。もしくはタイ政府側が医療スタッフを派遣して常に帯同させるということだろうか。そんなに人員を用意できるものなのか。費用はどうなるのか。
5は社用車などで移動せよということだろう。勝手な移動は許されないということ。公共交通機関の利用はご法度。
6については、単にスマホにアプリをインストールすればいいのか、それともGPSが埋め込まれたリストバンドのようなものを装着しないといけないのか。これも要するには勝手な移動は許さないということになる。また、もしも感染が発覚した場合でも接触者への追跡調査が容易になる。

厳しい条件が並ぶが、日本が提唱するビジネストラックも考え方は基本的に同じもの。
隔離や待機は免除して、入国後すぐに行動可能。が、予め決められた訪問先に専用車でのみ移動可能で、スケジュールをこなせば即出国する。
接触する人間はごくかぎられるため、感染拡大のリスクは低いというわけだ。
ただ、タイが検討している短期商用旅行の条件はさらに厳格化しているが。

参照:https://www.nationthailand.com/news/30395641
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/1997011/reopen-now-or-face-collapse

まだ詳細は決定していない。
短期滞在ビジネスパーソンの入国制限緩和も正式決定しているわけではない。
おそらく今週中に何らかの決定が下されると思われる。
APECカード保持者などの入国についても動きがあるだろう。

もしも短期出張者に限定されるにしても、本当に14日間隔離検疫が免除されるようになれば、大きな進展。
さてどうなることか。要注目。
個人的には、14日間隔離無しでの外国人入国はタイ人世論の納得をまだ得られないような気がしている。タイ人帰国者ですら14日間の強制隔離が必要なまま。
一部外国人だけ隔離不要となれば反発を招きそうだ。

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