8月21日、フライデイナイトのパタヤの様子。
出かけたのが夜11時台後半と遅めの時間帯だった。
本来なら金曜日夜の午後11時といえば一週間のうちでもっとも混むような時間帯といえる。
在住外国人とローカルタイ人だけしかいない現在のパタヤでは、平日はどこもがらがら。人出は週末だけ期待できる。
ウォーキングストリート
24時間車両進入可能は今も継続中。
正面ゲートから、そのまま車やバイクでウォーキングストリート内に入っていける。
空き店舗前には駐車も駐輪も可能だ。
実際に車が走ることは少ない。たまに見かける程度。バイクはちょろちょろと走っている。
やはり客足は鈍い。
天気は晴れで、少し蒸し暑い程度なので、外出には不都合はない。
しかも金曜日夜。
でも、客はやってこない。
駐車車両がばかりが目立つ。おそらくは店関係者のものだろう。
あとは、屋台が少々。
まあ、まったく客が歩いていないわけではない。
多少の人出はある。
それでも間違いなく客引きのほうが多い。
ピンナップ前には客引きがずらり。でも誰も通っていない。
店内には客が集まっているはずだが、通りには人が少ない。
在住者は目的のバーへまっしぐらだろうし、ぶらぶらと歩くだけの観光客がいなくなれば、ウォーキングストリートなんて寂しいものだ。
ちなみにこんな状況でも、Bliss(ブリス)が再開していた。
7月上旬に一度再開したが、その後、閉店してスタッフはPalaceへ移っていた。そしてまた再開。
一時的な措置かもしれないが、この調子でやっていけるのか心配になる。
他にはクローズや再開の様子はない。
バカラはやっぱり閉鎖されたまま。扉は鎖でロックされていた。
ウォーキングストリートの奥の方にある、Club Pandは再開。ここは中華系系ディスコだ。
ただし、系列のパンダゴーゴーはクローズのまま。
ディスコのほうがローカルタイ人を招きやすいとの判断かもしれない。
また、ソイ16内のアラブ・インド系ディスコもいくつか再開しているように見えた。
元々興味がないので詳細は不明。
週末といえども、ウォーキングストリートは大苦戦の只中にあった。
LKメトロとツリータウン
続いてLKメトロ。
こちらは長期滞在ファランたちが集まるスポットとなっており、それなりに活気があった。
平日も週末もそこまで大きな違いはない。
バービアにはファランたちが集まっている。
営業再開したバーは変わらない。
KINKは煌々としたサインも点灯。
暗くなりがちなソイダイアナ側のLKメトロが明るくなってきた。
写真には歩行者がほとんど映っていないが、実際にはもうちょっと人は歩いている。
ツリータウンのバービア群はこのような感じ。
客は少ないとはいえ、ネオンサインはばっちりで、ソイ7とノースパタヤの惨状と比較すると、かなりマシな状態だ。
ソイ7の様子も見てきたが、やはり惨憺たる有様だった。
午後11時半頃で、ほぼすべてのバーがクローズ。2,3軒だけ細々と営業していた。いや、営業しているのかタイ人の仲間内だけで飲んでいるのかよくわからない状況。
ソイ7全体でファラン客が5人といった程度だろう。
もはや壊滅は時間の問題だ。
その点、LKメトロやツリータウン、ソイブッカオ北側はにぎやかなほうである。
もはや別世界といっていいくらい。
ソイブッカオ北側では深夜0時を過ぎでも、車もバイクも歩行者も多くて、ときに渋滞が起きるほどだ。
車の走っていないビーチロード、セカンドロードとは大違い。
ローカルタイ人の間では、ビーチロード、セカンドロード、ノースパタヤは人も車もおらず、強盗やひったくりの危険が大きい。歩きたくない。でも、ソイブッカオは人が多くて安心。そんな声が頻繁に聞かれる。
夜間外出禁止令が出ていた頃でも同じだったが、パタヤ中心部でにぎやかなのはソイブッカオ北側のみ。
現在でも、ウォーキングストリートよりもLKメトロやツリータウン周辺のほうが明るいし人も多い。
長期滞在ファランの存在がいかに大きいか、よくわかるというもの。
沈没系ファランがソイブッカオからいなくなると、パタヤはおしまいだ。
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