魔境ソイチャイヤプーンに新しいゴーゴーバーがオープンしている。
正確には、店名がない状態で2,3週間ほど営業していたが、つい先日ようやく看板が出された。
MOON LIGHTという店名。
以前は何も掲示がなく、なんの店がよくわからなかった。
看板が設置され、呼び込み用ボードも制作された。ドラフトビールが69バーツ。
これで見た目は、ちょっとだけゴーゴーぽくなった。
地図
ソイブッカオ寄りの立地で、LKメトロからは至近距離。
ぼけた画像だが、左側に見えるの緑色のネオンサインがムーンライト。
元々はマッサージ屋ないしバービアだった店舗を改築したようだ。
小さな箱だ。
奥にこぶりなステージがあって、1回3,4人が踊る。
ステージを挟んで壁際に客席が並ぶ。
店の大きさでいえば、LKメトロのパンドラといい勝負かも。
それくらいの狭さ。
照明は暗いし、改装には大して金をかけていないのは明白。
新規オープンのゴーゴーだが、ソイチャイヤプーン特有のやさぐれた雰囲気がすでに充満している。
場末感というよりも、やさぐれ感。
たまらないね、これは。
スタッフはフレンドリー。
ダンサーは10人ほどか。これまたフレンドリー。強引さもあるけれど、まあ、親しみやすい。ただし、レベルは厳しい。
押しの強いふくよかなダンサーが客価格のドラフトビールでいいから酒を飲ませろと迫ってくる。ただの酔っ払いかよ。
スタッフに話を聞いたところ、母体はソイLKメトロにあったKISSとのことだ。
KISSはFor Saleとなっており、スタッフがソイチャイヤプーンの新店舗に移動してきたそうだ。経営者が同一かは不明だが。
KISSにいた日本語を話すママさんは帰郷済みでパタヤにおらず。
レディドリンクは155バーツ。
バーファインは、500と800に分かれているそうだ。
おそらくダンサーが800で、サービスが500かと。
ダンサーの日給は500バーツ。
レディドリンクのノルマは1日2杯。
ノルマ不達成の場合は、1杯あたり150バーツ引かれる。よって、レディドリンクゼロだったら手取りは200バーツ。
厳しい世界だ。
そして、経営的にはもっと厳しいはずだ。
客はほとんど見かけず。
このタイミングで、しかもソイチャイヤプーンでゴーゴーの新規オープンは無謀ともいえる行為。
狭い箱で賃料は安めだろうし、改築費もそれほどかかってはいないだろうけど、初期投資を回収できるのはいったいいつになることやら。
個人的には、この大きさの箱でやさぐれた雰囲気は嫌いじゃない。
はまる人はすごくはまりそう。
KISS×ソイチャイヤプーン=魔境ゴーゴー
魔境を愛する人は、ソイチャイヤプーンのムーンライトへどうぞ。
タイが開国して旅行者がパタヤに戻ってくるまで営業を続けられるかはかなり怪しいところだが。