パタヤではなかなか食べることができないカオソーイ。
いくつか北タイ料理を扱うレストランがあっても、あまり流行らないのか撤退していくことが多い。
現在では、パタヤではカオソーイのおいしい店はほぼ見当たらなくなってしまった。
と、いろいろ調査していると、ソイユメの脇見に北部タイ料理食堂を発見。
さっそく現地におもむき、カオソーイを食べてみた。
ソイユメ脇道の北タイ料理カオソーイ食堂
外観
ローカル過ぎて、普通は見逃す。
あらかじめ情報がなければ、発見できない。
というか、情報があっても、わたしは現地で見逃してしまい、何度か周囲を捜索したほど。
よく見ると、小さくカオソーイの写真が掲載されたのぼりが置いてある。
あと、サイウアというチェンマイ式ソーセージの写真もあり。
地図
パタヤカンからソイユメを進んで、脇道に入り、スクンビット通り手前にある。
スクンビット通りから入ったほうがわかりやすいと思う。
ソイでいうなら、スクンビットソイ36。
目印は、Father Ray Foundation(ファーザーレイ財団)。
ファーザーレイ財団の裏手あたりに店がある。
バイクや車があれば訪問はそれほど難しくない。
どうしても乗り合いソンテウで行くなら、パタヤカンをスクンビットまで出て、ナックルア行きの白いボディのソンテウの乗り換えれば、ほぼ歩かずに行けるかと。
営業時間は日中のみだと思われる。夕方には閉店。
グーグルマップによる店名は、มุมคนเมือง อาหารเหนือ
店内の黒板には、Huan Muan Jaiと書いてある。たぶんこれが店名。
また、フードパンダに登録名は、Huen Muan Jai Arhaan Nua Pattayaとなっている。
まあでも、どうせ店名なんて誰も気にしていないと思う。
ソイユメの脇道にある北タイ料理カオソーイ食堂ってことで。
いたって普通の小さな食堂である。
メニューは、カオソーイとカノムジンがメイン。
壁にはカオソーイとカノムジンの写真が貼ってある。
カノムジンなら、店頭に並んだ鍋の中から好きなスープを選ぶだけでいい。
チェンマイソーセージのサイウアは、たまたまかもしれないが、品切れでオーダーできなかった。
カオソーイガイだけにしておく。
鶏肉のほかに牛肉入りカオソーイもあるようだ。
なお、水は無料。
広告
カオソーイガイ
こちらがカオソーイガイ。鶏肉入りのカオソーイだ。
付け合せの薬味がたっぷり。ライム、紫玉ねぎ、それに漬物。
カオソーイはなかなかの迫力。
乾麺が山のように積まれている。
ほじくり返すと、ドラム部位の鶏肉と玉子麺が登場。
鶏肉はほどよく煮込まれていて柔らかい。
玉子麺のほうは、かなり柔らかく煮込まれていて、ふにゃふにゃ状態。
辛くて濃厚なスープと麺がよく絡む。
これまでパタヤで食べてきたカオソーイの中では、一番濃厚なカレースープかも。
そこまで辛そうには見えないのだが、しっかりと辛くて、コクもある。
箸休め的な乾麺がいい感じだ。
スープの強烈さを和らげるためにマナオをたっぷり絞るといい。
付け合せの漬物もけっこう辛い。
なんとも刺激的なカオソーイであった。
一気に完食。
玉子麺がちょっと延びたような食感となっていたのが残念。
スープはうまい。
ここのカレースープはおそらくカノムジン用のスープと共用だと思う。
カノムジンの細い米麺を入れても、おいしく食べられそう。
それなりに量はあったが、まだ食べられる。
追加でカノムジンなら白ご飯を投入してもいいかも。
まとめ
カオソーイガイが50バーツ。
このレベルのカオソーイが50バーツは、パタヤとしては安い。
センタンなどのフードコートでもカオソーイは食べられるけど、正直味とレベルと価格は今ひとつ。
それならば、立地は不便だけど、ソイユメ脇道までカオソーイを食べに来る価値は充分あると思う。
サイウアの品切れが悔やまれるが、次回機会があれば食べるつもり。
また、フードパンダでも出前可能。Huen Muan Jaiと検索すれば、店が出てくる。
パタヤにいるけど足がないから店まで行けないよという人はデリバリーしちゃいましょう。
さがせばパタヤでもカオソーイの安くておいしい店が見つかるものだ。
さらに探索してみようと思う。
広告