ふらふらとブッカオとサードロードの間を走っていると、見慣れぬクイティアオ屋ができていた。
店頭には、船の模型。ということはクイティアオルアだな。濃厚なナムトックスープだ。
さらには、BIG BOWLという文字が踊る。
これは何だ?
さっそく食べてみよう。
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BIG BOWL NOODLE
店構え
店内
注文は、テーブルの上に注文表に自分で書き込むスタイルだが、別に口頭で伝えてもかまわない。
麺の種類と、豚か鶏肉かを選択するだけ。
センミー=極細麺
センレック=細麺(ごくごく普通の太さ)
センヤーイ=極太麺
ママー=インスタント麺
バミー=中華麺
ムー=豚肉
ガイ=鶏肉
あとは丼の大きさだ。
タマダー(普通盛り)もあるが、ここはBIG BOWL(ビッグボウル)一択でしょう。タイ語は不要で、ビッグボウルで通じる。というか店員から当然のようにビッグボウルをすすめられた。
タマダーが35ないし40バーツ、ビッグボウルが59バーツだ。
厨房に積んである丼。
左がタマダー、右がビッグボウル。
わたしは、センレックムービッグボウルと注文。
やって来ました、ビッグボウル。
この写真ではわかりづらいが、とにかくでかい。
そして、箸とレンゲも巨人サイズだ。アンドレ・ザ・ジャイアントが使うとちょうどいいくらいの大きさ。常人では使えない。
これは食べにくいなあと思っていると、店員が普通の箸とレンゲを渡してくれた。巨大な箸は単なるお飾りのようだ。
はい、これで食べやすくなりました。箸とレンゲの大きさを比較してほしい。
これで、普通サイズの箸とレンゲ。いかに丼が巨大であることか。
肝心のお味のほうは、典型的なクイティアオルア、つまりナムトックですね。
豚か牛の生き血を使ったスープで、わずかに臭みが残っている。お好みで、ナンプラーや砂糖や唐辛子や酢で味を整えれば、ばっちり。
抜群にうまいナムトックスープではないけれど、けっこういける。
豚肉はたっぷり。
そして麺の量、半端なし。
早く食べていかないと、どんどん麺がスープを吸っていき、濃厚さが増していく。
スープが追加で欲しい時は、厨房に丼を持っていけば、その場で継ぎ足してくれる。
食べても食べてもなくならない麺。
申し訳ないが、わたしは完食できなかった。
気になる人は、是非とも腹ペコな状態で挑戦してもらいたい。
水、野菜はセルフサービスで取り放題。
さらに、あんみつのような甘いお菓子も食べ放題となっている。
寒天にシロップをかけて食べる。
口の中がナムトックスープでぐちゃぐちゃになった後に甘いお菓子を食べると、心がほっとする。
いやあ、クイティアオは完食できなかったが、大満足です。
おやつも食べ放題で、59バーツ。
場所と地図
場所は、ソイブッカオ北側のファミリーマートを曲がったソイの中。
地図(店の場所はおおまかです。歩いていればすぐ見つかります。)
このソイ(Chaloem Phrakiat 13)は、別名ソイローングナムケーンという。
氷製造工場があることから名付けられたそうな。
ナムケーンは氷。
ローングは、ローングレーム(ホテル)のローングと同じだよとタイ人に教えてもらった。ローングガーンで工場の意味となる。
ローングを省略して、ソイナムケーンでも通じるだろうけどね。
営業時間は、10時から18時まで。
昼間、がっつり腹を減らして訪れましょう。
まだ開業して間もないようだけど、すでにお客さんで賑わってますね。
客層はもちろんタイ人メインで、タイ人女性に連れられたファランも少々。
一人で訪れても、まったく問題ない雰囲気です。
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