先日、たまたまソイアルノタイを通りかかった。
時刻は深夜というか早朝というべきなのか、午前5時である。夜明け前で闇は深い。
そんな時間にうろうろするなという話だが、まあパタヤではこれくらいの時間はちょっとした夜ふかし程度のものだ。
が、ソイアルノタイまで来れば、いかに不夜城のパタヤとはいえども、人通りは少なく、道は暗い。
そんな暗い道の中に一軒の小さな屋台を見つけた。
バイクで通り過ぎてしまったが、思わずUターン。
パートンコー屋台だった。
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ソイアルノタイのパートンコー屋台
ソイブッカオにパートンコー屋台が2軒あるが、どちらも大きなテーブルを並べて営業しているスタイル。
それに対して、ソイアルノタイのパートンコー屋台はかなり小さい。
バイクでスピードつけて走っていると、見落としてしまいがち。よく立ち止まったものだと我ながら褒めてやりたい。
小さい屋台だが、パートンコーはその場で粉をこねて作っている。
揚げたてが食べられる。
パートンコーの買い方は簡単で、ほしいだけの価格を告げればいいだけ。
普通は一袋分で20バーツ。
10バーツでも30バーツでも指定はできる。
パートンコーと一緒に、練乳(ノムコーン)とサンカヤーと呼ばれる緑色のクリームも売っている。1個10バーツ。
サラダっぽい野菜セットもあり。
さらに、豆乳も売っている。
熱々の豆乳が一袋8バーツ。10バーツじゃないところが、ローカルエリアならでは。
豆乳に砂糖を入れるかと聞かれるが、甘くしたい時は入れてもらいましょう。
今回は、パートンコー20バーツ、サンカヤー10バーツ、豆乳8バーツの合計38バーツを購入。
揚げたてのパートンコーは、外がかりかりさくさく、中はふわふわ。
ソイブッカオ沿い、ソイレンキー交差点近くの有名なパートンコー屋台と比べても遜色ないレベルかな。
生地のモチモチ感は、ソイブッカオのほうに軍配が上がる。
まあ、揚げたてだったら、ほぼ似たようなもの。
サンカヤーは、なんだか人工着色料っぽい、いやスライムっぽい見た目だが、意外と甘さは抑えてあり、パートンコーと良く合う。
いつもは練乳で食べてばかりだが、サンカヤーのほうが好きかも。それでも糖分は多そうだが。
8バーツの豆乳だが、量は多い。
カップに250ml注いでも、まだ袋に残っている。
砂糖は入れておらず、甘みは無し。
味も薄めでちょっと物足りないが、早朝に飲むならこれくらいでちょうどいいかも。
熱々の豆乳が胃袋にしみわたる。
そうだ。油たっぷりのパートンコーと糖分たっぷりのサンカヤーを食べている時間はすでに午前5時をまわっているのだ。
もちろんまだ就寝前である。
おいしいのでがつがつ食べたいところだが、一袋を完食してから眠ると、いろいろとえらいことになるそうなのでちょろっとだけ試食して残りは冷蔵庫にイン。
翌日、パートンコーは軽くレンチンして少しずつ食べていく。
レンチンすると、さすがにサクサク感はなくなるが、しっとりしていて、これはこれでおいしい。
地図
場所は、ソイアルノタイの小学校近く。
地図(だいたいこのあたり)
日中は屋台村みたいになっているスペースで営業している。
初めて見かけたため、毎日同じ場所で営業しているかは不明。
営業時間も不明だが、午前5時頃には開始済み。おそらく午前4時ころから準備をしていると思われる。
閉店時間も不明だが、パートンコーがなくなり次第終了でしょう。他のパートンコー屋台は午前9時か10時頃なので、ここも同じ頃合いで閉店かと。
基本的にはパートンコー屋台は早朝のみとなる。
まとめ
これまでパタヤのパートンコー屋台で取り上げたのはソイブッカオの2軒。
関連記事:タイの朝食といえば、パートンコー(揚げパン)。練乳シロップをつけて食べると病みつきの味だ。ソイブッカオでどうぞ。
関連記事:ソイブッカオの新しいパートンコー屋台
これで3軒目となった。
ローカルエリアに拡大して探せば、他にももっと見つかりそうだ。
が、正直、どこで食べてもそれほど大差はないと思う。
よほどのパートンコーマニアでもないかぎり、ソイアルノタイまでわざわざ買い出しに行かなくともいいかなと。
たまたま近くに滞在していたり、たまたま通りかかった際には、ソイアルノタイのパートンコー屋台を思い出してほしい。屋台は小さい。見落とさぬように。
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