いつもLCCばかりだが、ひさしぶりにタイ国際航空で関空からバンコクへ飛ぶことにした。
なぜなら、マイレージがいつの間にか貯まっていたからである。
手数料だけでバンコクへ行ける。
マイレージ様様である。
なお、わたしが利用しているのは、ユナイテッド航空のマイレージプラス。
クレジットカードはJCB。
そこで、MileagePlus JCBカード使っている。ゴールドカードだ。
ゴールドカードにすると、ショッピング1000円あたり15マイルが付与される。還元率は高く、ショッピングメインでもマイルは貯まりやすい。
年会費はかかるが、ゴールドだと海外旅行保険の補償額も大きいしなにかと安心。
あと、関空内でカードラウンジも使える。
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目次
マイレージプラス特典航空券購入方法
今年からユナイテッド航空マイレージプラスの特典航空券に必要なマイル数に変更があった。
以前は、日本とバンコクなら往復45,000マイルと固定されていたが、変動制へ。
時期によって必要マイルが異なる仕様となった。
12月の忙しい時期で検索してみると、タイ航空直行便なら片道23,500マイルとの表示。
それに手数料が4,290円。
この手数料も日程や便によって異なる。
改悪ともいえる変更だが、日程や経由便によっては、以前より低いマイレージや手数料で特典航空券の予約が可能なこともある。
また、直前予約でも別途手数料が不要になったのは改善といえる。
今回は往復ではなく片道で購入。
レガシーキャリアで片道購入できるのもマイレージ特典の魅力の一つ。
クレジットカードで手数料を支払い、予約は完了。
24時間以内に、登録したメールアドレス宛にEチケットと領収書が送られてくる。
またマイレージプラスのホームページでも予約確認はできる。
ただし、マイレージプラスでの予約番号と、タイ航空での予約番号は別物。
搭乗関連の手続きは、タイ航空の予約番号で行う。
予約クラス、機内預け荷物、座席指定は?
予約クラスを確認するとX(エックス)となっていた。
預け荷物は、30kgまで無料。個数制限はないようで、合計30kgまで。
プロモーションなどで買える一番安いクラスだと、受託手荷物は20kgまでに制限されている。
LCCでは預け荷物は問答無用で有料。
日本からバンコクへのフライトだと数千円はかかる。
せっかく無料だし、今回はスーツケースを使っていろいろタイに持ち込むことにした。
なお、タイ航空の機内持ち込み手荷物は、大きなバッグが7kgとPCなどが入ったサイドバッグが1.5kgまで。
これはすべてのクラスで同じ。
座席指定はユナイテッド航空ではできないとの表示。
そこで、タイ航空航空のホームページで予約番号を入力して座席指定してみる。
が、すでに座席は指定済み。どうやら自動で振り当てられているようだ。
しかも座席変更も不可。
まあ、しょうがない。
TG623便搭乗記
ひさびさのTG利用にちょっと胸が躍る。
午前8時半には関空に到着した。TG623便の出発予定時刻が午前11時。
2時間半前の到着となる。
搭乗手続き
関空のTGカウンターはD。
チェックインカウンターはがらがらだった。
ほとんど順番待ちなし。
これは搭乗率が低そうだと思ったが、実際にはほぼ満席だった。
マイレージ特典で購入した航空券だがチェックインは他と変わらない。
基本、パスポートを提示するだけ。
マイレージカードや購入時に使ったクレジットカードの提示は不要だった。
あらかじめ座席指定してあってもチェックインカウンターで変更可能。
TGではエグジットやバルクヘッド席が有料となっているが、マイレージ特典で購入したクラスだと無料変更オッケーだった。
関連記事:タイ国際航空(TG)の非常口席バルクヘッド席の座席指定が有料化になっていた。ただしクラスによっては無料。
スーツケースを預けて、チェックインは終了。
機内持ち込み手荷物の計量は無し。
すっきりしたところで、朝食へ。
機内食にありつけるまではあと4時間ほどありそう。
すき家で朝定食。
パタヤにもすき家はあるけれど、この朝定食はたぶんやっていない。
普段はこういった和風な朝食はほぼ食べないけれど、たまにはいいものだ。
免税店とカードラウンジ
保安検査、出国審査を抜けて、制限エリアへ。
まず、ANA系列の免税店でいつものようにタバコを購入。10%割引のうえ、マイレージも特別加算される。
タバコ以外の免税品も同様だ。
関連記事:成田や関空内のANA免税店ならタバコも10%割引。さらにマイレージも追加でたまる。
まだまだ搭乗時間は先。
クレジットカードメンバーラウンジで時間をつぶすことにする。
向かったのは、CARD MEMBERS LOUNGE 六甲。
クレジットカードの種類やグレードによって無料で利用できるラウンジだ。
わたしの持っているJCBゴールドならもちろん無料。
営業時間は、午前7時半から午後10時半まで。
深夜便利用時には使えないのが残念。
ここ最近はけっこう混み合っていて、グループで入るとなかなか席が確保できない。
ラウンジ内では、無料のソフトドリンク、お菓子、新聞などが置いてある。
食事は無いし、アルコール類は有料。
はっきりいって、航空会社系のラウンジに比べると、かなりしょぼい。
でも、ちょっとした時間つぶし程度なら特に問題ない。
搭乗口前の普通の席で待つよりはよほどいい。
ここの揚げせんべいはすごく好き。
ラウンジ専用の無料Wi-Fiとコンセントも完備。
時間つぶしとスマホの充電にあてる。
店内禁煙。
以前は、中央駅付近にスモーキングラウンジ金剛というのがあったが、そこも禁煙となってしまった。
ただ、金剛のほうが空いているし、外の景色も見える。
タイ航空の搭乗口からは少し離れているが、時間が余っているなら、金剛に行ったほうがいいかも。
搭乗
搭乗開始が遅れて、午前11時過ぎにようやく機内へ向かう。
ひさびさのTGはいいなあ。
カラフルなシート配色がなつかしい。
エグジットシートに座り、足を伸ばして離陸を待つ。
午前11時25分、定刻より遅れてテイクオフ。
機内サービス
LCCばかりの身にとって、機内サービスを無料で受けられるのがレガシーキャリアの嬉しいポイント。
タイまでのフライトはせいぜい5時間から6時間。別に何も食べてなくても問題ないけれど、やっぱり機内食はありがたい。
まずは、おつまみとドリンク。
ビールは遠慮しておきオレンジジュースで。
日本時間の12時35分、続いて機内食が配膳された。
ちょうどお腹が空いてきた時間だ。
チキンかフィッシュだそうで、チキンを選択。
スパイシーチキンと言っていたが、なんのことはないガパオライスだった。
あとは、蕎麦、ヤム、パン、スイーツなど、和洋泰の合作。
ご飯物とパンというミスマッチだたが、機内食だとなぜかどちらも食べられてしまう不思議。
味と量には満足。
座席の下にコンセントあり。
結局機内サービスの映画を見るよりも、ダウンロードしておいたアマゾンプライムビデオを見る。
だって、一度見始めたウォーキング・デッドがやめられないんだもの。
飛行機の中では、海外連続ドラマものが暇つぶしとしては最高かも。
日本時間の午後4時35分、タイ時間の2時35分にアイスクリーム。
ひさびさに日本のアイスを食べた。うまい。
このあたりで体と意識をタイ時間に切り替えておく。
到着
陸地が見えてきた。
着陸が近づく。
タイ時間の午後3時15分頃、無事にランディング。
フライト所要時間は、5時間45分だった。
機外に出たのが、午後3時35分。
無事に入国を果たす。
スワンナプーム空港の喫煙所
スワンナプーム空港ターミナルビル建物内は全面禁煙のまま。
が、到着フロア(2階)の7番ゲート前に喫煙所が設置されている。
植木で囲われたエリアだ。
ここはきちんとした喫煙スペースなので堂々と吸える。
見下ろすと、パタヤ行きエアポートバスのチケット売り場(1階)。
チケット売り場を出て、左の方に延々進むと、別の喫煙所がある。
1階までおりたなら、そっちを使ったほうがいい。
関連記事:ドンムアンからロットゥーでスワンナプームへ、さらにエアポートバスでパタヤへ移動する方法
長旅のあとの一服はうまい。
今回はパタヤへ直接向かわずに、バンコク市内で一泊することにする。
あとはバンコク市内へ移動。
これにておしまい。
まとめ
実に快適なフライトだった。
やっぱりTGはいい。
フライト中、まったく苦痛を感じなかった。
実際のフライト時間はほとんど変わらないはずだが、LCCに比べると、時間の経つのが明らかに早い。
おつまみや機内食がいいクッションとなって、時間を忘れさせてくれるのだろう。
マイレージをためておくと、このような快適なフライトが手数料だけで利用できる。
とはいえ、今回の手数料が4,290円。
LCCの大型プロモーションだと片道8000円程度で購入できることがある。
むろん、座席しても機内食も預け荷物も別途有料だが、単に移動手段と割り切ると、LCCでも充分。
正直、一昔前に比べると、マイレージをためる利点は少なくなってきたと思う。
LCCは便数が多いし料金も安い。
かりにマイレージを貯めても、特典航空券に必要なマイル数が増加。それなのに特典枠が少なく、希望のフライトが取れないことも多い。
タイ航空のプロモーションで安く購入したチケットでは、ろくにマイレージが加算されず、なかなか貯まらない。
だったら、フライトで稼げるマイレージは気にせず、LCCでさらに安く飛んだほうがいいのではないか。
せいぜい、ショッピングでマイレージをためるだけ。
というわけで、これからもせこせことマイレージをためておき、日程や荷物の量などを考慮しつつ、LCCとレガシーキャリアをうまく使い分けていこうと思う。
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