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ビザ関連手続き

パタヤの陸運局でタイの運転免許証を更新

投稿日:


2年前に取得したタイの運転免許証。

関連記事:パタヤでタイの運転免許証を取得してきた

来月で有効期限切れを迎える。
そこで、チョンブリー・バンラムン陸運局へ出向いて、免許証の更新をしてきた。

現在の免許証は、2年有効のテンポラリー(ノンパーマネント)免許。
できれば5年有効のパーマネント免許にしたい。
いや、是が非でもそうしたい。
2年と5年は大違い。

結論からいえば、1年有効の長期滞在ビザがないので、パーマネント免許証への更新は不可だった。悲しい。
ノンビザあるいはツーリストビザしかない場合は、2年有効のテンポラリー免許への再度更新となる。
が、更新自体は何の問題もなくスムーズに行えた。

ここでは、パタヤでの免許証更新の話となる。
他県や他の陸運局・免許センターでは事情が大きく異なる可能性が高い。
また、パタヤにおいても、レギュレーションは頻繁に変更となっている。
その点をご留意の上、記事を参考にしてほしい。

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タイの運転免許証の種類

タイの運転免許証には有効期限の違いで2種類にわかれる。

最初に取得できるのが、2年有効のテンポラリー(ノンパーマネント)免許。仮免許みたいなもの。
もう一つが、5年有効のパーマネント免許。こちらが本免許。最初にテンポラリー免許を取得して、それを更新することによりパーマネント免許が取得可能となるようだ。

また日本とは違い、4輪、2輪、それぞれに免許証が発行される。
バイクと車の両方に乗るのなら、免許証が2枚必要だ。

タイの運転免許証の更新

免許更新は3つのパターンがある。

・2年から2年への更新
・2年から5年への更新
・5年から5年への更新

陸運局の免許証発行部署には、英語でガイドラインが掲示してある。

陸運局免許証ルールガイド (1)

いろいろ書いてあるが、ちょっとわかりづらい。

今回は2年有効免許の更新だから、該当するのは、この項目か。

陸運局免許証ルールガイド (2)

How to renew your driving license

ざっくり翻訳しておく。

1運転免許証を持ってくるべし
2パスポートを持ってくるべし
3居住証明書もしくはワークパミット
4一ヶ月以内に発行された健康診断書
6国際免許証もしくは大使館にて英語あるいはタイ語に翻訳された本国での免許証

6は、国際免許証からの切り替えなので今回は関係ない。

注意書きとして、「ツーリストビザしか持っていないなら、5年ものへの更新は不可」と付記してある。
今回はツーリストビザ持ちの状態。
やはり、観光ビザでは5年有効のパーマネント免許への更新は不可。

(確認したわけではないが、ノンビザ状態でも2年有効パスポートの更新は可能のはずだ。)

ここには、更新可能期間についての記載なし。

 

テンポラリーからパーマネントへの切り替え方法についてもガイドラインあり。つまり、2年から5年。

陸運局免許証ルールガイド (3)

How to change a non permanent driving license to a permanent driving license?

1もしノンパーマネント免許の有効期限切れが、1年以内ならパーマネント免許へ切り替えることができる。
2もしノンパーマネント免許の有効期限切れが、1年以上3年未満なら、新しい筆記テストと健康診断書が必要。
3もしノンパーマネント免許の有効期限切れが、3年以上なら、健康診断書、教習、筆記試験と実技試験が必要。

ええっと、有効期限が切れないと、5年ものに更新できないってことか。
いや、でも、有効期限内に更新できたという報告も見たことがある。
よくわからないが、おそらく3ヶ月前からは更新できると思われる。

 

最後に、5年有効のパーマネント免許証の更新についてのガイドライン。つまり5年から5年への更新。

陸運局免許証ルールガイド (4)

How to renew a driving license?(5 years)

1有効期限の3ヶ月前から更新可能で、更新には1時間の研修が必要。
2もしパーマネント免許証を有効期限内に更新しないならば、筆記試験と実技試験を再び受けないといけない。

更新時期はいつからいつまで?

結局、更新可能期間ってどうなってるのか。

タイ陸運局のサイトも見てみた。

タイ陸運局公式⇒https://www.dlt.go.th/en/renew-license/

が、更新時期については記載ない。

英語の掲示板サイトも見てみたが、はっきりした答えは見つからない。
よくわからないまま。

わたしは、2年有効のパーマネント免許証の更新で、期限切れの20日ほど前に手続きしたが問題なかった。
はたして、期限切れの何日前から受け付けているのかは不明。
おそらく3ヶ月前かと思われるが、確信はなし。

では、有効期限が過ぎたら更新できないのか?

これについては、窓口で聞いてみた。
すると、2年有効のテンポラリー免許からテンポラリー免許への更新は、期限切れの6日後までは受け付けるとのこと。
6日という中途半端に短い日数からすると、なんとなく温情措置のような気がしないでもない。
テンポラリーからパーマネントへの切り替え可能な場合(1年有効の長期滞在ビザ持ち)は、期限切れから1年以内なら手続き可能とも言われた。

それ以外は直接聞いておらず、はっきりしないことばかり。

おそらく、どのタイプでも3ヶ月前から更新可能ではないかと思う。
2年から2年、5年から5年は、有効期限までに更新しないとだめ。でも温情処置として有効期限後6日までは申請可能となっているような感じがする。
2年から5年は、有効期限後1年まで更新可能。

すべて推察による勝手な予想なので、あまり信用しないでほしい。
正確なところは陸運局へ問い合わせのほどを。

2年から2年への更新について20日前の申請で問題がなかったことしか、断言はできません。

なお、新しく更新した免許証の有効期限は、前の免許証の有効期限が切れる日付から2年延長ではなく、更新手続きを行った日から2年である。
あまり早く更新すると、その分、損をする形となる。

期限切れの1ヶ月くらい前に更新手続きしておくのが無難かと。

実際の更新手続きのやりかた

疑問点については以上。
ここからは、実際の更新手続きについて。

これは、国際免許証からの切り替えと実質的に同じ。

すでにタイの免許証を取得している人は、過去に経験済みのはず。
一度経験しているなら、難しいことは何もない。

国際免許証からタイの免許証への切り替えについて最新の詳細な流れはこちらに書いておいた。

関連記事:パタヤならビザなしでも取れる。国際免許から切り替えてタイの運転免許証を取得する全手順【2019年6月情報】

基本、これと同じ。
違いは、ビデオ講習が加わることくらい。

必要な書類も同じ。

・居住証明書
・健康診断書

この2点が必要。

他に用意するものも同じ。
国際免許証がタイの免許証に変わっただけ。
かかる費用もまったく同じ。

陸運局への行き方なども、上掲リンク先を参照してほしい。
ここでは省略する。

具体的な流れ

陸運局で手続きするまでに、必要書類を揃えておく。
陸運局訪問の前日までに済ませておくべし。

まず、イミグレーションで居住証明書を取得。
クリニックで、健康診断書を取得。

当日は、なるべく朝早くに陸運局へ行く。
最低限持っていくものは、パスポート、運転免許証、居住証明書、健康診断書。

陸運局前のコピー所で、必要箇所をコピー。(箇所がわかっているなら、パタヤでやってしまってもいいが)

陸運局で申請

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (2)

今回実際に体験した陸運局での流れ。

8時10分頃、1階の番号発券機で番号札を取る。整理番号は50番代。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (9)

9時10分頃、2階の受付窓口へ。

書類チェックを受けて、申請用紙に名前と電話番号を記入して提出。
車とバイクの免許証2枚申請なので、申請用紙も2枚。

番号札を渡される。
赤い札だった。

同行の友人は、国際免許証からの切り替えで黄色い札。すぐに視力検査に向かうよう指示された。
が、赤い札は、ビデオ講習が必要で午後1時にまた戻ってこいと言われた。
おいおい、あと3時間もあるじゃないか。
なんてこった。

研修室をのぞいてみると、すでに別のグループが研修中。
どうやら来るのが遅かったようだ。
もっと早い番号札だったら、午前中の研修に間に合ったと思われる。
8時過ぎでは遅い。7時半には陸運局へ着いておきたい。

それにしても、国際免許証からの切り替えがビデオ講習なしで、タイ免許の更新でビデオ講習ありとは、なんとも奇妙な話のような気がする。
そういえば、2年前に国際免許証からの切り替えを行った時は、ビデオ講習ありだった。
ビデオ講習の有無は、本当によくわかならい。

昼休み

友人の国際免許証からの切り替え手続きを手伝い、その後は、友人に付き合ってもらい、時間つぶし。

陸運局前には、食堂やカフェがいくつか並んでいる。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (12)

食堂でカオマンガイ。

陸運局前のカオマンガイとカフェ (1)

40バーツ。うまいね。

隣のカフェでさらに時間を潰す。

陸運局前のカオマンガイとカフェ (2)

エアコンの効いたカフェで、コーヒーもそこそこおいしい。
店内には、同じように暇をつぶしているファランが何組もいた。

研修から免許受け取りまで

12時50分頃、再度陸運局の2階へ上がる。

Training Room 1と掲げられた研修室へ入って待機。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (5)

テーブルの上に名簿が置いてあり、自分の番号札の欄に名前を記入する。
全部で50人ほどがいるようだ。

午後1時になり、すぐに研修が始まるかと思いきや、先に検査。
番号札の順番で20人ずつ集められる。タイ語のみで番号を呼ばれるので、タイ語がわからないファランは苦笑いを浮かべていた。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (3)

赤、緑、黄色の信号の色を答える検査。
アクセルとブレーキの反応速度検査。

それと、深視力検査も実施された。

免許証深視力検査

この写真では2本の棒が平行になっているが、最初は奥と手前に配置されており、それを手元のコントローラーを操作して平行にするもの。
ファランのおじいさんが何度やってもできずに失格扱いとなっていた。翌日やりなおしを命じられる。あわれご帰宅。
この深視力検査はたしかにわかりづらい。
でも普通はなんとなくやれば並行にできる。

全員の検査が終わってから、ようやくビデオ講習。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (4)

ずっとビデオを見るだけのもの。
きっちり1時間。

その後、番号が呼ばれて、書類の受け取り。
名前のスペルとパスポート番号を確認してから、サインする。この時に、パスポートは返却されるが、旧運転免許証は回収されてしまう。

支払い窓口へ。

チョンブリー陸運局運転免許証取得 (11)

今回も2年ものにつき、バイクが105バーツ、車が205バーツ、合計310バーツ。

それから写真撮影と免許証の受け取り。
この待ち時間は、もうあまり人が残っていなかったため、比較的少なめ。

午後3時40分、免許証を受け取る。

午前8時10分に陸運局に来てから、約7時間半。
長かったけど、無事に免許更新終了。

次回更新することがあれば、もっと早起きしようと決意した次第である。
午前中に終わらせたければ、7時半には陸運局に到着すべし。

まとめ

手続き自体はとても簡単。
一度経験していることを繰り返しただけ。
研修が昼の部に回されたのが誤算だったが、やっていることは同じ。

交付された免許証を確認。
やはり、新しい有効期限は、この更新を行った日から2年間となっている。
これって、更新というより、新規作成と変わらない。

断定はできないが、免許更新可能時期は3ヶ月前から。(1年前から更新できるという情報もあるが)

短期滞在の人なら、このタイミングに合わせられないケースも出てくるだろう。
その時は、日本で国際免許証を取得しておき、再度国際免許証からタイの免許証への切り替え手続きをすればいい。

1年滞在可能の長期ビザがないかぎり、2年から5年への更新は不可。
どうせ5年ものへの更新ができないなら、現行の2年有効免許を無理に更新する必要はないと思う。
タイ訪問のスケジュールに合わせて、国際免許証からの切り替えにしたほうが無駄がなくてもいいかも。

2年免許の更新予定がある人は参考までに。

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