ポテトが好きなのである。
好きなのだからしょうがない。理由なんてない。
この場合、ポテトとはじゃがいものことをさす。
さつまいもやさといもはあまり好きではない。
じゃがいも料理にも多数ある。
日本料理でいえば、肉じゃがやじゃがバターが好きだ。
牛肉を入れている時点で純然たる和食とは言えないだろうし、バターと言っている時点で和食ではない。
そもそもじゃがいもなんて、元々日本になかった。
まあ、それを言ってしまえば、ヨーロッパにもじゃがいもはなかった。
じゃがいもは南米原産である。
それがまわりまわって、ジャカルタ経由で日本にもたらされた(とされる)から、ジャガイモという呼び名になったそうな。
そんなジャガイモの由来はさておき、とにかくポテトが好きなのだ。
ここパタヤにおいても、わたしは週に4,5日はなにかしらのポテトを食べていると思う。ステーキに代表される洋食にポテトはつきもの。ブレックファーストにもポテトが付くことが多い。また、カレーに入っていることもある。
そして一番好きなのはフライドポテトである。
好きなのだからしょうがない。理由なんてない。
さらに一番好きなフライドポテトは、マクドナルドのマックフライポテトなのである。
好きだから好きなのだ。
無性にマクドナルドのポテトが食べたくなる衝動にかられる瞬間がある。
これは日本にいようがタイにいようが、いや世界中どこにいようが、生きているかぎりは同じこと。
ああ、我慢できない。
広告
パタヤのマクドナルド
タイのマクドナルドは、ドナルドさんがワイをしている。
パタヤにあるマクドナルドは以下のとおり。
・セントラルフェスティバル地下1階
・パタヤアベニュー
・ロイヤルガーデン近く
・セントラルマリーナ
・セカンドロード沿いソイ5近く
・The Bay
・ソイブッカオ
・ウォーキングストリート
・VCホテル
・トゥッコム
・スクンビット
・ナックルア
グーグル検索による地図
(地図には一部漏れあり)
各店舗によって価格が異なる。
数年前まではチーズバーガーセット109バーツが主流だった。
パタヤアベニュー店がお気に入りで、店舗が広いわりに客が少なく、無料の英字新聞を読みながら、のんびり滞在できた。
が、パタヤアベニュー店などはいきなり値上げ。チーズバーガーセットがたしか149バーツになった。
立地条件のよいセントラルフェスティバル店は、ほぼ据え置き価格のまま。でも店舗が狭いし、あんまりのんびり過ごせる雰囲気でもない。また夜10時くらいには閉店してしまう。
いきなり夜中にフライドポテトが食べたくなることがある。
体に悪いとはわかっていても、食べたいものはしょうがない。
パタヤ中心部にも24時間営業のマクドナルドがあるが、どこも高い。
それならばと、スクンビットにバイクを走らせるのだ。
マクドナルドスクンビット店
パタヤタイからパタヤカンへ向けてスクンビット通りを走ると、マクドナルドがある。ドライブスルーも兼ねていて、大きな店舗だ。
入り口にはドナルドさんとの記念撮影ポイントもあり。
客席は2階席もある。
客はローカルタイ人がメイン。観光客はあまり来ない。
価格はおそらくセントラルフェスティバル店と同じだと思う。
2019年5月時点で、チーズバーガーセットが119バーツだ。
マクドナルドに求めるものは、あくまでポテトであって、ハンバーガーはおまけだと思っている。
マクドナルドのハンバーガーを食べるくらいなら、パタヤに多く存在する洋食レストランやバーガー屋台で食べたほうがうまいはずだ。
とはいえ、ポテト単品でオーダーすると割高になるんで、いつもセットで食べることにしている。
今回は、期間限定メニューとおぼしく、チーズベーコンスパイシーチキンバーガーセットにしてみた。
通常サイズで139バーツだ。(サイズアップすると+10バーツ)
ドリンクとポテトの量は、日本のMサイズと同じくらいか。
サイズアップすると、とんでもない量のドリンクになりそう。
チーズベーコンスパイシーチキンバーガーなるものが日本でも販売されているかはしらないけれど、たぶんタイ限定品だと思う。
これ、けっこういける。
チキンはおおぶりで、スパイシーソースと相性がいい。ベーコンは一切れ二切れ程度だけど、チーズはたっぷりはいっている。
チーズバーガーなんか目じゃない。
タイではチキン系のバーガーがいい。
バーガーはおまけだと言いながら、このバーガーならリピートしたいと思えるほど。
そして、やっぱり、マックフライポテトだ。
オーダーしてから揚げてくれたのでアツアツ状態。
たまんないよね。
外はほどよくかりっと、中はほくほく。
塩加減も上々。
うまい。
パタヤのファラン飯屋でくさるほどフライドポテトは食べているけど、マックフライポテトが一番うまい。
南米原産のじゃがいもがヨーロッパを経由し、ここパタヤでフライドポテトを食べる。
マックフライポテトは世界中どこで食べてもほとんど同じ味だ。なんという安心感。
それは、アメリカの巨大資本による食の帝国主義かもしれないが、おいしければなんでもいい。
一気に完食。
これくらいの量がちょうどいい。Lサイズだとさすがに胃もたれするし、あとで後悔する。
すっかり満足して店をあとにする。
スクンビットまで来て良かったと感じる深夜0時。
パタヤの夜はこうしてふけていく。
まとめ
マクドナルドなど、日本でも食べてもタイで食べても同じ味。
日本からの一般的な短期旅行者がわざわざパタヤのマクドナルドになんか行く必要はない。
せいぜいが、ご当地限定メニューを食べてみるくらいか。
日本にはないご飯ものセットもあって、意外と侮りがたい。
今回のチーズベーコンスパイシーチキンバーガーもたぶん限定もので、普通においしい。
でもまあ、そんなことは本当はどうでもいい。
おいしいフライドポテトが食べたいからマクドナルドに行く。ただそれだけ。
とにかくポテトが好きなのだ。
じゃがいもの歴史を知りたいなら、以下の2冊は必読。
南米原産のじゃがいもがどのように世界を席巻していったのか。
アイルランドのじゃがいも飢饉なんて、涙なくしても読めない歴史。
いもを通して世界を知ろう。
広告