Chester'sは、タイ国内でわりと頻繁に見かけるフライドチキン系のファストフード店。
タイ全土で200店舗を越えるらしい。
Chester's Grill(チェスターズグリル)という名称だと思っていたが、現在の看板は、Chester'sとなっている。
ショッピングモールには、かなりの割合でテナントが入居しているはずだ。
パタヤでは、トゥッコムやハーバーパタヤに店舗がある。たぶん、他にもありそう。
TUKCOM店
メニューを見ていると、なんだか安っぽい雰囲気が否めない。
KFCとマクドナルドのあいのこみたいな感じだ。
過去何度か利用したので、軽く紹介。
フライドチキンは意外とおいしいよ。
チェスターズのフライドチキンセット
利用したのは、ハーバーパタヤ店。
いつもがらがら。
C2という名称のメニューで、フライドチキン2個、フライドポテト、コーラがセットになっている。100バーツぽっきり。
追加料金でコーラのアップサイズが可能。
注文を受けてから、調理開始するようで、10分ほどかかると言われた。
まずは、コーラ。つづいてフライドポテトが運ばれてきた。
ま、ポテトは普通です。マクドナルドのほうがおいしいです。
塩、ケチャップ、水、皿、食器類は、別のテーブルに置いてある。お好きなように。
さらに時間をおいて、熱々のフライドチキンが到着。
なかなかの迫力である。
これがまさに揚げたて。
熱いのなんの。
しかも分厚い。これをじっくり揚げるのだから、時間がかかるのも当然。
たぶん、人気店だと、KFCみたいに作り置きしておくのだろうが、ハーバーパタヤ店は過疎っている。注文ごとの調理となるのかな。こっちのほうがいい。
大きなフライドチキンだが、骨付きのため、可食部分は思ったよりも少ない。
それでも、けっこうな量だ。
衣には味がついている。
KFCのパリパリさくさくの衣とは一味ちがうけど、これはこれでオッケー。
大満足とは言えないが、しょせんは100バーツのチェーン店メニュー。こんなもんでしょう。文句はまったくありません。
KFCとはちょっと違う、タイ独自のフライドチキンチェーン店を楽しみたい人向けですな。
フライドチキンの他には、ご飯とセットになったメニューが豊富。
スパイシークリスピーチキンライス
コーラとセットで86バーツ。
ナムトック風の味付け。
これは容赦なく辛い。
フライドチキンはさくさくでおいしいけれど、それを凌駕する辛さによって、口の中が支配されてしまう。
チキンの量は少なめ。
タイでしか食べられるたぐいの料理だが、辛いものが苦手な人は遠慮したほうがいいでしょう。
とにかく辛いです。
ほかにも、唐揚げチキンライス、照り焼きサーモンライスなんてのもありますな。
詳しくはチェスターズの公式ホームページで。英語メニューあり。
その記述によれば、創業は1988年。第一号店がバンコクのMBKにオープン。
当時の名称は、Chester's Grill Chicken。
1990年に、Chester's Grillへと改称。
さらに、2013年に、Chester'sへ。
どんどんと名前が短くなったわけね。納得。
というわけで、現在の正式名称は、Chester's(チェスターズ)ということで。
特におすすめしませんが、気が向いたときにさくっと食べるには悪くないです。
KFCと食べ比べてみるのも一興かも。
ちなみに、ハーバーパタヤのKFCが一番安いです。