パタヤは洋食天国。とりわけソイブッカオとその周辺のソイに安くてボリューム満点の洋食屋がたくさんある。
ブレックファーストからステーキまで。日本ではあまりお目にかかれないイギリス料理やバルカン料理まで揃っている。
そんな洋食のことを親しみをこめてファラン飯と呼ぶ。
と、洋食激戦区のソイブッカオに新しいファラン飯レストランが登場した。
Chunky Monkeyという店名。
ステーキが79バーツから。日替わりメニューもあり。まさにファラン飯屋の王道スタイル。
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Chunky Monkey(チャンキーモンキー)
太ったお猿さんが看板。
Chunky Monkey(チャンキーモンキー)は直訳すると、ずんぐりした猿。
どうやらスラングで、食べ過ぎで太ったやつとかいう意味になるらしい。
場所はソイブッカオのTREE TOWN前あたり。
以前は、Fire & Ice Barがあった建物だ。
地図(旧Fire & Ice Bar)
営業時間は不明だが、朝から夜までやっているでしょう。
(追記:午前中から深夜0時までとのこと)
道路側はオープンテラス席。喫煙可能。
店内は広い。
かなりのテーブルが並ぶ。店内BGMは、ベタにAC/DCとかレッチリ。
冷房も効いている。
また完全に工事が終わっていないのか、ペンキの匂いが残っているが、そこまで気にならない。
メニュー
タイなのに、メニュー表記は英語のみ。タイ料理でもタイ語なし。
いずれもお手軽な価格の料理が並ぶ。
ブレックファースト
定番のスモールイングリッシュブレックファースト119バーツ。
アメリカンブレックファースト139バーツ。
ベトナムオムレツ79バーツ。鍋には入っていないが、カイガタのことだと思う。
前菜、サラダ、スープ
ジャケットポテト、サンドイッチ
主菜
スパゲッティ、チキン、魚、ポーク、ビーフ、パイなどなど、いかにもなファラン飯がずらり。
主菜続きとタイ料理
チキンディナーとポークディナー169バーツは、肉の盛り合わせみたいで食べごたえありあそう。
タイ料理は、ラープ99バーツ、トムヤムクン109バーツなど。
タイ料理続き
カオパット99バーツはちょっと高め。
エビや牛肉をつかった一品物はレストランとしてはそれほど高くないと思う。
タイ料理だけどタイ語の説明は一切ないんで、英語のわからないタイ人と来るとちょっと説明が面倒かも。ま、写真見ればわかるでしょう。
ピザ
スモール199、ラージ249バーツ
デザート
チョコレートサンデー129バーツ
アップルパイのアイスクリームのせ139バーツなんて、いかにもアメリカンな感じ。
ドリンク多数あるが省略。アルコールは何でも揃っている。
シンハー小瓶が55バーツ。
ソフトドリンクは、コーラ40バーツ、ホットコーヒー40バーツなど。
水はメニューに載っていないが25バーツとのこと。
アイスティー。25バーツ。
砂糖入りで少々甘いが、甘すぎることはない。注文すれば砂糖抜きにしてくれるはずだ。
日替わりスペシャル
月:チキンカレーライス
火:スパゲッティボロネーゼ
水:チキンのオニオングレイビーソースがけ
木:レバー&ベーコン
金:魚のパン粉フライ
土:チキンリソール
日:ポークチョップ
いずれも99バーツ。
本メニューとは微妙に内容が違うものもあるが、通常140バーツ前後のものが99バーツで提供されている。これはお得。
さらに特別メニューのMONKEY MADNESS
チキンステーキ、ポークチョップ、フィッシュアンドチップス、スライスステーキが79バーツ。さらにお得。
お手軽価格だし、初回はこれにしてみよう。
ポークチョップ
というわけで、大好きなポークチョップをオーダー。79バーツ。
ドリンクは先述のとおりアイスティー。
15分ほど待ってポークチョップ到着。客がすくないわりに時間かかったような気がする。
ポークチョップ、フライドポテト、サラダのセットとなっている。
肉はほどほどに厚め。大きさは並程度。
肉にはソースはかかっていない。サラダにはドレッシングなし。
小鉢に入っているのは、りんごをすりつぶしたようなもの。ちょっと甘い。サラダに使うのか、肉にかけるのかよくわからん。たぶん、サラダ用かな。
別途、定番の洋食ソースセットは用意してくれる。
ケチャップ、ブラウンソース、マスタード、ビネガーなどなど。
お好みでソースを作りましょう。
ブラウンソースとケチャップを混ぜると、それっぽいステーキソースが出来上がるはず。
肉の焼き加減はウェルダンで、ちょっと固くなっている。焼きすぎかも。
でも、普通においしいポークチョップだ。
サラダのキャベツはちょっとぱさぱさ気味。
ポテトの量は多い。揚げ加減抜群。大好き。
満腹とまではいかないけれど、これで79バーツなら充分でしょう。
サードロードの格安ステーキ店「ガオライサイサーム」のポークチョップも79バーツ。
関連記事:ローカルだけど本格派!サードロードのステーキ屋ガオライサイサーム。おすすめはポークチョップ。
ガオライと比べると肉は少しこぶりで、やや固め。
ポテトの量はチャンキーモンキーのほうが多い。
サラダの量も質もガオライのほうがいい。
トータルではガオライサイサームの勝ちだと思うが、チャンキーモンキーも決して悪くない。
立地を考えるとこれでも立派。
真っ昼間からソイブッカオでだらだらがつがつステーキを食べるにはうってつけ。
ポークチョップとアイスティーで合計104バーツ。
食後は、テラス席で一服しながら、ソイブッカオを行き交う人々を眺めて過ごすことができる。
のんびりした時間が流れる。
(追記)一部値上げと新メニュー
10月25日追記。
オープンから間もないが、MONKEY MADNESSがいきなり値上げした。
79バーツから89バーツへ。
微妙だなあ。
あと、日曜日限定のローストを開始。
チキンが119バーツ、ポークが129バーツ、ビーフが149バーツ。
昼12時から夜10時まで。
まとめ
とりあえず速報版として今回は一品だけ。
ファラン飯の種類は豊富。
しかもどれもお手軽価格。
さらに99バーツの日替わりメニューならさらにお得。
79バーツの特別メニューも悪くない。
この価格帯なら、ソイブッカオで充分やっていける。
というか、この価格帯を果たして維持できるのかが問題。
もしやっていけるとしたら、ソイブッカオのファラン飯の本命と言うべき存在となりうる。この先が楽しみだ。
洋食好きには欠かせない店になりそうな予感。
(追記)
その後、いろいろ食べてみた。
⇒Chunky Monkeyの洋食ラインナップ。リソールとグレイビーソースがおすすめ。
⇒値上げが続くチャンキーモンキーでブレックファースト、据え置き価格119バーツでボリュームと質良し
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