フィリピン旅行記6
アンヘレスのウォーキングストリートに真っ昼間から繰り出してみた。
数年前までは24時間営業のバーがいくつかあったようだが、現在はおそらくVoodoo(ブードゥー)くらいなものだと思われる。
でも、正午頃から営業しているバーならいくつも残っている。
その多くは、いわゆる連れ出し系ゴーゴーバーだ。
まあ、ゴーゴーバーなのでそもそも連れ出しが前提となっているのだが、中で飲んで騒いで楽しむというより、完全に連れ出し目的で真っ昼間から営業しているゴーゴーバーのこと。
別に登記簿を確認したわけではないが、従業員いわくオーナーは韓国人。
実際に店内には韓国人らしきマネージャーが仕切っており、客の大半も韓国人。
韓国系連れ出しゴーゴーとでも呼べばいいだろうか。
営業開始とともに韓国人客が大挙して押し寄せ、さっさと連れ出してしまう。
まさに置屋状態。
もちろん、普通に飲むだけでも大丈夫だけど、さっさと選べ攻撃がけっこう激しい。
客側も連れ出し相手を選ぶの最大の目的につき、ゆっくり飲んでいる人はほとんどいない。飲んでいるにしてもすでに相手を横につけているケースがほとんど。
当然ファラン客はめったに入ってこない。
でも日本人でもウェルカムなんで心配無用。
ドリンク代はほぼ一律100ペソ。実にわかりやすい。
特に接客を受けなければ100ペソ札を置いて出ていけばいい。
レオパルド Leopard
一番有名なのは、このレオパルド(レオパード)だろうか。
店の前で韓国人客がたむろしていることも多い。
店舗は広くない。
ステージと客席が対面するスタイル。
これは他の韓国系連れ出しゴーゴーも同じ。
衣装は特にない。私服姿に近い。
2時頃に入店すると、すでに寂しいラインナップとなっていた。
客もそこそこ入っているが、すでに女を横につけて、いつでも連れ出すような雰囲気。
開店と同時に入店するくらいの勢いが必要なようだ。
コスプレイ Cosplay
レオパルドの隣にあるバーが、コスプレイ。要するにコスプレのことだ。
ダンサーたちがコスプレをしているわけではない。これまた私服姿に近い。やや露出度が高めくらい。
日本語が少し話せるウェイトレスもいて、なかなかフレンドリーな雰囲気。
午後3時前でも、そこそこダンサーが残っていた。
入店するタイミング次第だろうけど、レオパルドよりコスプレイのほうが好きかな。
レオパルドとコスプレイのバーファインは、おそらく2500ペソ。
フィリピンのゴーゴーバーのシステムとして、ショートとロングの区別がないのが一般的。
でも、昼12時連れ出してのロングはかなり厳しいでしょうな。たぶん1発ないし2発のショートのみとなりそう。
もちろん相性や事前交渉しだいではロングになるかもしれないけれど。
PARAとCOLOR
ウォーキングストリートの東側、マッカーサーハイウェイよりの立地の2軒並びがパラとカラー。
どちらの店に入ろうかと迷っていたら、呼び込みから「Same same」と言われた。オーナーが一緒か同系列なんだろうか。詳細不明。
カラーのほうは、揃いのTシャツを来ていた。
13時過ぎに入店すると客はゼロ。ダンサーも6,7人ほど。
めぼしいダンサーは連れ出されてしまったようだ。
別の日の午後2時頃に訪れると、すでに閉店済みだった。どれだけ売れるのが早いんだ。
PARAも似たような状況だが、午後2時でもそれなりにダンサーが残っていた。客は少ない。
ホステスかママさんかはわからないが、けっこうフレンドリー。
バーファインは2300ペソと言っていた。
どうやら、2300か2500あたりがウォーキングストリート内の韓国系連れ出しゴーゴーバーのバーファインの相場のようだ。
他にもウォーキングストリート内で昼間から営業しているバーはいくつかある。
Arcadiaも昼間から営業している。おそらく2部構成となっていて、昼の部と夜の部に出勤嬢が分かれているはず。
バーファインは聞いていない。2500か3000ってところ。
特に韓国人向けというわけではなく、ファランや日本人も多く集まり、バランスが取れているような感じ。
ウォーキングストリートからフィールズアベニューに出たところにある消夜も昼間から営業。
フレンドシップ方面のゴーゴーバー
プリメタのフレンドシップ近くの韓国系ゴーゴーバーも、実質的にLeopardのような連れ出し系ゴーゴーバーとなっている。
営業時間は12時くらいから。夕方や夜7時くらいには閉まってしまう。
バーファインも似たようなもの。2200とか2400と言われることが多い。
このフレンドシップ近くのゴーゴーも客のほとんどが韓国人。ファランと日本人が少々といったところ。
Highway54
あと、フェニックスホテル近くのゴーゴーバー群でいえば、Highway54も似たような置屋系ゴーゴーバーか。
周囲のバーは午後1時か2時からオープンなのに対してここは12時から。
看板には夜9時閉店と書いてあるが、実際はそれより早く閉まりそう。
フレンドシップ方面の韓国系ゴーゴーバーと似たような状況。
12時を少し回ってから入店してみると、すでに韓国人客が品定め中だった。
近くのほかのバーはファランがだらだら飲んでいるところが多いが、ここだけは異質な雰囲気。
ダンサーのレベルはまずまずといったところ。
もちろん、午後2時になれば、周囲のバーはほぼすべて開店する。
こちらはファランがメイン顧客で連れ出し置屋バーの雰囲気は減少。
昼間から飲んだくれる沈没ファランたちが多く出没していて、パタヤのバービアに慣れている人にはたいそう居心地がよい。
地図アンヘレスで昼間から遊ぶなら
地図
正午頃から遊ぶなら、ウォーキングストリート内、フレンドシップ、プリメタと幅広い選択が可能。
いわゆる3軒茶屋も健在です。2軒しかないけれど。
プリメタのファラン向けバーはともかく、いわゆる韓国系置屋ゴーゴーでは、とにかく先手必勝。我先に選ばないといけないのが難点。
置屋ゴーゴーが苦手な人は、韓国人があまり行かないプリメタのバーでだらだら飲むのがおすすめです。
たまに掘り出し物が眠っています。
パタヤのバービアみたいなもんです。掃き溜めに鶴がごくたまにまざっています。いや、ごくたまにだけど。
パタヤのバービアでだらだら飲んだり、足を棒にしながら各バーをまわっての発掘作業を厭わない人なら、プリメタのバーめぐりでも楽しめるでしょう。
ウォーキングストリートのレオパルドやコスプレイだと、けっこうなレベルのダンサーがさくっと見つかる確率高し。
とにかく急げ。
わたしはこういう置屋ゴーゴーの遊びが苦手ですけどね。
だらだらやろうよ。