フィリピン・アンヘレスを歩いていると、ケバブ屋を見かけた。
パタヤでおなじみの、回転する肉を削ぎ落として野菜とともに生地(ピタパン)に巻くドネルケバブだ。
どっからどうみてもケバブに違いない。
でも、ケバブとは書いていない。
フィリピンではドネルケバブのことを、アラブ世界での言い方に倣い、SHAWARMA(シャワルマ)と呼ぶようだ。
広告
SHAWARMA シャワルマ
最初に食べたのがウォーキングストリート沿いにある店。
Shawarma Snack Center、略してSSCというのが店名のようだ。ウォーキングストリートを歩いていれば、簡単に見つかります。
シャワルマサンドイッチと表記してある。
肉は、チキン、ビーフ、ミックスの3種類。
レギュラーが55ペソ、スペシャルが80ペソ。
ミックスをオーダーして店内で食べる。テーブルあり。
うーん、小さいなあ。
お菓子のクレープみたい。
生地(ピタパン)は厚めで、少し塩辛い。
具材はパタヤのケバブと似たようなもので、肉のほかに野菜が数種類入っている。
肉の味付けはやや甘め。
ソースについては、事前オーダーなしのお任せ。それほどかけられていない。
外が塩辛く、中が甘い。どっちつかずのパンチ不足。
テーブルの上のマヨネーズとチリソースで自分で味を整えると、あら不思議、けっこうな美味となりました。
味がしまりましたな。
あっという間に完食。
やはり量は少ない。
55ペソ(120円くらい)だもの、この量でも文句は言えません。
パタヤのケバブの3分の1くらいかも。
パタヤのケバブでは間違いなく太る量だけど、フィリピンケバブのレギュラーサイズは小腹がが空いたときにちょうどよい大きさ。
バーホッピングの最中につまむのに最適かも。
ちなみに、パタヤのケバブは、店の人にたのむと綺麗に半分にカットしてくれる。二人でシェアするとバーでのつまみとしてほどよい。
シャワルマおかわり
シャワルマが気に入った。せっかくなので、他の店でも食べてよう。
同じくウォーキングストリートにあるこのお店へ。
大場ラーメンが手前側にあるアーケードの一角といえば、わかる人にすぐわかる場所です。
ここもレギュラーが55ペソ。
ビーフのレギュラーをオーダー。肉を削ぎ落とすご主人。
近くにテーブルがあって、座って食べられます。チリソースとマヨネーズも完備。
完成。皿はなく、手渡しで。
ここもクレープみたいな外観。生地は厚めで、やはり塩分強め。具の味つけも甘い。
チリソースとマヨネーズを付け足すとばっちり。
2つの店を比較してみても、味と量はほぼ変わらず。
SSCのほうが、わずかにおいしいと感じたかな。
まだ2つしか食べていないけれど、フィリピンケバブのSHAWARMAは、これが標準的な味と量なんでしょう、きっと。
アンヘレス中心部に限っても、他にも数店舗シャワルマ屋台を見つけた。
SMクラーク入り口手前の店。
Shawarmarrrrapと書いてある。
いったい、rがいくつ付くんだ。
ここはローカルフィリピン人に人気のようで、よく売れている。チーズ入りで50ペソとウォーキングストリートよりお安くなっております。
メインゲートのジプニーターミナルのセブンイレブン近く、ミスドの横にある店。
ここも、rrrrrapと書いてある。なんて読むんだ? ジョジョの擬音みたいなもので発音不可? らららららっぷ!
値段は未確認。あんまり客はみかけない。
たぶん、他にもシャワルマ屋台がたくさんあるはず。
意外とフィリピンでもケバブは一般的に食べられているもよう。
大した量ではないけれど、生野菜が入っているのが少しうれしい。フィリピンで生野菜はバーガーとかサンドイッチでしか摂取できないもんなあ。挟むやつばっかりだね。
広告