ソイダイアナ(セカンドロードソイ13)入り口にある老舗ホテル、ボススイーツパタヤホテルに泊まってみた。
ホテル旧名はダイアナイン(Diana Inn)という。
昔の看板
つまり、このソイの名前の由来となったホテルである(はず)。
が、2013年7月にボススイートグループの管理下へ移譲され、ボススイーツパタヤ(Boss Suites Pattaya)へと改称。
同じソイにダイアナドラゴンというホテルもあったが、現在はドラゴンブティックアパートメントに改称している。
ホテル名からは消滅したが、ソイにダイアナの名前だけが残ったことになる。
(追記)
すでにホテルは取り壊しとなっている。
現在はコンドミニアム建築中。
ソイダイアナの由来となった建物は消滅してが、ソイの名前は健在。
広告
目次
ボス スイーツ パタヤ (Boss Suites Pattaya)
予約サイトによっては、ボススイートパタヤとも呼ぶ。
外観
入り口にはDIANA INNの文字を外したあとが残っている。
正面玄関は、セカンドロード沿い。入ってすぐにレセプション。
駐車場入口は、ソイダイアナ側にある。
駐車場はそこそこ広いし、ガードマンが常駐しており、比較的安心。
バイクの駐輪はまったく問題なし。
また、ソイダイアナ側には別途勝手口があって、レセプション前を通らずしてホテル内に入れる。
ロビーは広々としている。英字新聞あり。
チェックインは簡単。アゴダ経由で予約していたが、名前を告げてパスポートを渡すだけ。あとは書類にサインしておしまいだった。デポジット不要。
ベルボーイが部屋まで案内してくれた。
エレベーターなし。
新館と旧館に分かれている。
スタンダードルーム(ビルディングB)というグレードの部屋を予約して、案内されたのは旧館のほう。
旧館は渡り廊下を進んだ先。
3階の部屋だったが、特に苦痛には感じない。荷物はベルボーイが運んでくれた。
5階まであるようで、さすがに5階は大変そう。
3階廊下
スタンダードルーム部屋内部
ドアを開けたところ
カードを挿して部屋の電気を通電させるタイプのはずだが、カードを外した状態でも電気は使えた。
よって外出時にエアコンつけっぱなしも可能。
こじんまりとした部屋だ。
ダブルベッド
ベッド片側にサイドデスクと照明あり。
イスとテーブル
テレビと冷蔵庫
冷蔵庫の中は無料の水が2本。ミニバーなし。
テレビはNHKワールドくらいは映ります。
作業机
広くはないけれど、コンセントがあってPC作業には特に問題なし。
クローゼット内
室内にセーフティボックス無し。フロントに金庫がある。
エアコンは旧式の備え付けタイプ。
かなりぼろい。簡易リモコンが接続されているが、持ち運びは不可。また、風量調節はできたが、温度調節がきかなかった。ただし、エアコンの効き目自体はばっちり。むしろ寒いくらい。
床はフローリングに張り替えてあって、清潔に保たれている。
調度品は年季を感じさせ、全体としては古臭い部屋。
決して汚くもないし狭くもないです。
これは一番下のグレードなんで、グレードを上げれば、もっと広くて快適な部屋となるはず。
バルコニー
うーむ、ここは汚い。
もう何年も掃除してないんじゃなかろうか。
イスとテーブルが置いてあるが、ホコリまみれ。
座るのなら自分で拭き掃除するべし。
エアコン室外機前に洗濯物を干しておくとあっという間に渇く。が、間違って床に落とすと、洗濯のやり直し必至だ。気をつけよう。
部屋によりけりだが、窓の外の風景はほぼ期待できそうにない。
ただ隣の建物が見えるだけ。
右側がセカンドロード。真正面がソイダイアナとなる。
ソイダイアナのバービア群とは距離があるし、間に別の建物があるんで、夜間はそれほどうるさくなかった。
新館のほうだと、もろにバービアの音楽が聞こえてくるかも。
室内禁煙のため、喫煙はバルコニーで。
灰皿は置いてあるが、前宿泊者の吸い殻がそのまま残っていた。やっぱりバルコニーは掃除していないなあ。
浴室内
リノベーション済みのようで、ほどほどに清潔。
が、一部タイルはすでに変色している。天井はややかび臭い。
シャワーブースのカーテンは取り外されている。
いちおう、段差が付いていて、トイレと洗面台の床がずぶ濡れにならずにすむ。
シャワーは、電気式ではなく一括ボイラー式。
壁固定シャワーで、お湯になるまで時間がかかる。数分は待つ必要があった。が、一度熱くなると、とんでもない熱さのお湯がどばどば出てきた。うまく調整すれば、江戸っ子も納得の熱湯シャワーが浴びれます。油断しているとやけどしかねない。注意しましょう。
洗面台は広め。たしか、ここでもお湯が出ます。
アメニティは、石鹸、シャンプー、コンディショナー(ボディソープかも)、シャワーキャップなど。
歯ブラシ、櫛、ドライヤーなし。
ま、こんなもんでしょう。
Wi-Fi無料
受付でパスワードをもらう。
回線を選んでパスワード打ち込めば接続完了。
たまに切断されることがあるが、おおむね接続状態は良好。普通に動画サイトも見られる速度だった。
ジョイナーフィー無料
JF無料。
IDカード預けの有無は不明。
勝手口から入れば、レセプションはほぼスルーできる。
若干セキュリティに難がありそうな気がするが、連れ込みは容易。
館内設備
スイミングプール
駐車場の奥の一段上がったところにスイミングプール。
それなりに広いプールだが、がっつり泳ぐというより、のんびり日向ぼっこする感じ。
客はおじいさん系ファランが多い。
いかにもパタヤのホテルといった雰囲気だ。
フィットネスジム
駐車場脇にフィットネスジムがある。
そこそこ広いが機材は少ない。
利用者は誰もいなかった。
レストラン
1階部分がレストランとなっているが、昼間は稼働していない。
朝食は同じ敷地のGREEN BOTTLEというレストランで取れる。
129バーツのところ、宿泊者は割引価格が適用されて99バーツ。
入店した際に部屋の鍵でも見せれば割引してもらえる。ただし、ベーコンは別料金。
朝7時から10時半まで。
ビュッフェスタイルで食べ放題。
味は、いたって普通。2,3日で飽きるだろうから、無理に朝食付きプランにこだわる必要はないかも。
地図と周辺施設
地図
セカンドロードのソイ13の角に建っている。
ソイ入り口に24時間営業の便利なレストラン、KISS FOOD&DRINKS
道路向かいには、マイクショッピングモール
セントラルフェスティバル(センタン)も余裕の徒歩圏内。
コンビニはソイダイアナ内にファミリーマート他、多数あり。
両替はファミリーマート前の両替屋がわりと高レートを提示している。ほぼTTカレンシーと同レベルだ。
LKメトロまでは徒歩数分。
バービア多数。
ウォーキングストリートへ行くには、セカンドロードを渡り、マイクショッピングモール横を抜けてビーチロードまで出てソンテウに乗るか、ソイブッカオまで出てからソンテウに乗ればいい。ソイブッカオ経由のほうが早いかも。
帰りはセカンドロードの乗り合いソンテウで楽々戻って来られる。
夜遊びには申し分ない立地。
とにかく便利です。
宿泊料金と予約先
アゴダでこの価格だった。
640バーツほど。
クーポン割引は自動で適用されており、よくわかりません。
スタンダードルームはローシーズンで650前後ならアリかと。ハイシーズンはもちろんこれより高くなる。
まとめ
まさにパタヤの老舗格安ホテルといった雰囲気だ。
マイナス点
・部屋が古い(グレードを上げれば綺麗になるかも)
・バルコニーはさらに汚い(気にしない)
・エレベーターがない(エクササイズ)
・セーフティボックスがない(自己管理って大事だよね。フロント金庫も頼りにしましょう)
・エアコン固定式で調整が難しい(涼しいからマイペンライ)
・シャワーが固定式で湯になるまで時間がかかる(気長にやろうぜ)
プラス点
・とにかく立地がいい
・価格が安く、気軽に泊まれる
・この価格帯と立地でスイミングプールとジムがついている
いろいろと至らぬ点は多々あろうけど、パタヤの老舗格安ホテルの雰囲気を味わってみたい人にはいいんじゃないでしょうかね。
一番安いグレードは部屋でのんびり過ごすにはきついかも。
でも、スイミングプールがあるんで、少しはリゾート気分も味わえます。
基本外出&夜遊び派向けです。
広告