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パタヤホテル宿泊レポート

パタヤ沈没向け格安アパートホテル、Selina Place 宿泊レポート

投稿日:

サウスパタヤの路地の奥のほうにあるサービスアパート形式のホテルに泊まってみた。
Selina Placeといって、昔から気になっていたホテルだった。
1泊500バーツ程度の格安宿としては、部屋が広くて清潔。中長期滞在にも向いていて、むしろマンスリーでの宿泊客のほうが多そうだ。
数週間から数ヶ月にわたりパタヤに沈没したい人は参考までに。もちろん短期旅行者でも利用可能だ。

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セリナ プレイス パタヤ (Selina Place Pattaya)

パタヤタイ・ソイ9を入っていく。

細い路地を進んでいくと、いくつかホテルやアパートがあるが、そのうちの一つがSelina Placeだ。
住人以外が入ってくるようなソイではないため、昼も夜も静か。

建物外観。

エレベーターのない4階建てアパートといった見た目だ。
建物の前は駐車場兼駐輪場となっている。

建物1階の端に管理事務所がある。

事務所の営業時間は、午前9時から午後8時まで。
チェックインは午後2時、チェックアウトは12時。
予約済みの場合は午後8時までにチェックインできるようにしておこう。

今回はアゴダで2泊予約しておき、12時ころに訪れた。
チェックインは午後2時まで待ってほしいと言われた。まあしょうがない。

2時になりチェックイン完了。デポジットは不要。鍵だけ渡されて自分で部屋へ。

1階の部屋をアサインされた。1階の廊下。

スタンダードダブルルーム

予約したのはスタンダードダブルルームという名称だけど、たぶん、部屋のグレードはこれしかないと思う。
シリンダー錠を開けて、室内へ。

広くて明るい雰囲気だ。

廊下側にも窓があるため、開放感あり。

アゴダ情報によれば、部屋の大きさは36平米。
たしかに広いけど、36平米はないかなあ。でも十分な広さだ。

ダブルベッド。

枕側には大きな棚があって、あれこれものが置ける。

コンセントはベッド脇の壁際に設置してある。ちょっと使いづらいか。

ベッドのそばに化粧台。椅子もある。

大きなクローゼットには、大量のハンガーとセーフティーボックス。

ルームキーに付属してセーフティーボックス用の鍵もついている。

中サイズの冷蔵庫。上には、電気ポットとコップ類、インスタントコーヒーが置いてある。

あと、無料の水が2本。

四角いテーブルと椅子が2脚。普通に食卓として使えるし、作業机としてもいい。

テレビはやや小さめ。
パタヤのケーブルテレビが映り、SKY F1も見ることができた。

無料Wi-Fiは2種類あった。
パスワードを入力するだけでいいものは、接続状況と通信速度が今ひとつ。8.8Mbpsなので使えないこともないが、ぶちぶちと切断されるのが厄介。
事務所にその旨を伝えると、ブラウザを開いてログインするタイプのWi-Fiを教えてもらえた。
こちらは36Mbps出ていて、接続状況も良好。快適にネットが使えた。
ひょっとして長期滞在者向けかもしれないが。

玄関ドアの脇には廊下側の窓。

この窓は網戸付きだ。
窓の外には駐輪場が見える。
ドアからバイク置き場まで徒歩10秒とかそんなもの。
夜中にはほとんど車やバイクの出入りがなく、静かなものだった。

バルコニー

バルコニーあり。
扉のほかに、網戸も付いているのがいい。
バルコニーの床は少々汚くなっているが、まあ気にしない。

日当たりは良好。
エアコン室外機の下や、防犯用の鉄柵にハンガーで洗濯物を干しておけばすぐに乾く。
隣は駐車場があるだけ。景観は何もない。
こちらもうるさくない。

室内は禁煙のため、喫煙はバルコニーで。

廊下側の窓とバルコニー側の扉の両方に網戸が付いている。
どちらも開放しておくと、風がよく通る。
網戸付きなので虫の侵入もある程度は防ぐことができる。
これはけっこう重要。

浴室

少し広めのバスルームだ。

洗面台には余裕があって、鏡の裏は物置スペースになっている。
アメニティは、小瓶詰めにされたソープとシャンプーのみ。

シャワーブースの床にはちょっとだけ段差が設けてある。

それでもシャワーを浴びると、トイレの床が濡れるが。

シャワーの水圧と温度は申し分なし。
普通に熱々のシャワーが浴びられた。
換気扇はないけれど、バルコニー側に面した換気用の窓がある。

アパートや格安ホテルでは、とかく狭い浴室が多いけれど、ここは十分なサイズだ。
特にストレスなく利用できると思う。

全体的に言えることは、設備は少々古くなっているものの清潔に維持されている。
広さもあり、風通しと採光がいいため、安宿特有の圧迫感がないこと。
気持ちよく滞在できる。

館内設備

プールやジムなど何もない。

どうやら奥に食堂があるらしいのだが、詳細は見ていない。
朝食の提供が可能とのこと。

バイク置き場と駐車場の片隅には、重厚なテーブルが並べられている。

室内で食事せずに、ここで食べてもいいかも
夜は、管理事務所の女性など数人集まってムーガタパーティしていた。

また、地域猫が住み着いているようで、かわいい黒猫ちゃんが座っていることもが多い。

夜は管理事務所が閉まり、ガードマンも見当たらない。
ゲストの連れ込みは完全自由だ。
ローカルアパート方式である。あとはすべて自己責任で。

地図と周辺施設

地図

(地図情報:Googleマップ)

ソイ9入口までは歩いて2,3分。
パタヤタイ通りに出ると、すぐ左手にセブンイレブンがある。

右へ少し歩くとサードロードとの大きな交差点だ。サードロードを右手に行くとしばらくは何もない。
サードロードを北側へ行くと、ローカルな食堂がけっこう多い。
近くにあるバミー屋はおすすめだ。地元民に人気がある。

トゥッコムや通称火金市場までは余裕で歩いて行ける。
トゥッコム周辺には屋台が多数出る。
昼間の生活にはすごく便利だ。

パタヤで屈指の両替レートの両替所も近い。

ウォーキングストリートまではちょうど1kmの道のりだ。普通に歩いて15分弱。
パタヤタイ通り沿いにも乗り合いソンテウは走っているものの、本数は少ない。特に夜間は少なくなるため、徒歩移動が基本になりそう。

ソイLKメトロやツリータウン方面へ行くならば、ソイブッカオに入って火金市場前に止まっているソンテウに乗ればいい。昼も夜もソンテウ多め。
戻って来る時はパタヤタイ通りに出たところソンテウを下車して、あとは歩いて5分ほど。楽勝だ。

セリナプレイスの少し奥にあるニューチャプターというカフェがおすすめ。

関連記事:パタヤタイの隠れカフェでアラビカ種100%のおいしいコーヒー、アパートも綺麗

ここのコーヒーは本当においしい。
また、カフェには大きなコインランドリーが併設されている。洗濯物がたまれば、ここで一気に洗濯と乾燥するとよさそう。

宿泊料金と予約先

アゴダで予約してスタンダードルームが1泊486バーツだった。直前割引予約で安くなっていた。
2泊での決済額が4,434円。1泊あたり2,217円。
パタヤ中心部で1泊500バーツ未満の宿としては、かなり上位に入ると思う。安い。
さすがにハイシーズンではこの価格は無理だ。1泊700バーツ台なら検討する価値はあると思う。

月極め

レセプションにマンスリー価格が掲示してあった。

月9,500バーツ
デポジット3,000バーツ
水道代500バーツ
電気代1ユニット10バーツ
部屋の掃除と交換は週2回

家賃の他に、水道代と電気代が別途必要だ。
水道代はちょっと高い。正規料金となるコンドミニアムだと2人暮らしでも月に300バーツもいかないくらいだ。
電気代も高い。本来の電気代は1ユニット4バーツなので、6バーツ上乗せされている。エアコンを使いまくっていると、3,000バーツかかってもおかしくない。
極力エアコンを使わなければ、1,000バーツ以下には抑えられれそう。
風通しがいいため、あまりエアコンを使わなくても過ごせるはず。

掃除が週2回あるのはありがたい。シーツやバスタオルを交換してくれるはず。
このあたりのシステムは、サービスアパートといえる。
コンドミニアムやローカルアパートだと部屋の掃除はついていない。

ほどほどにエアコンを使うとして、家賃9,500+水道代500+電気代1,500=11,500バーツといったところか。
約5万円で一ヶ月滞在できる。

なお、月の家賃9,500バーツは、ローシーズンでの価格とのこと。
ハイシーズンは大幅値上げとなり、13,000バーツと言われた。
かなり高いが、年またぎの12月から1月あたりは満室になりそう。

中長期滞在するにしても、まずはお試しで泊まってみるといい。
むしろ、アゴダなどホテル予約サイトを通して格安価格で取れれば、電気代のことを気にせず宿泊できる。エアコン使いまくりだ。希望すれば掃除も毎日してくれるはずだ。
価格はアゴダよりもトリップドットコムのほうが安いこともある。要チェック。

セリナ プレイス パタヤ (Selina Place Pattaya)予約先

アゴダ

トリップドットコム

まとめ

あれこれ整ったホテルではなく、あくまで中長期滞在向けのサービスアパートメントだ。でもホテル利用でも全然問題なかった。当初は2泊の予定だったが、もう1泊延長したほど。
部屋は広くて快適。風通しと採光がいいのも気に入った。
他の客層は長期滞在らしきファランが大半だと思う。たまに短期旅行のアラブ系を見かけたが、特にうるさいことはなかった。昼も夜も静かに過ごせる。
ローシーズンの月極めが9,500バーツは、部屋の広さと立地を考えると、まあ妥当なところか。電気代は節約する必要がありそうだ。
ハイシーズンはパタヤの宿はどうしても価格上昇する。それでも続々と部屋が埋まっていくものだ。
これからパタヤ沈没生活の宿を探そうという人は、セリナプレイスも候補に入れてもいいと思う。

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