サテが好きだ。
元々はインドネシアやマレーシアで食べられている串焼きだが、タイでもポピュラー。
イスラム系とは違い、タイでは豚肉のサテが多い。ムーサテーとか呼んでいる。
パタヤで気軽に食べられるところは多いようで意外と少ない。
一番楽なのはセントラルフェスティバル地下のフードコートだが、1本10バーツと割高。
サードロードのソーポン市場では1本3バーツと激安。
安くてうまい。
が、やはりちょっと遠い。
比較的パタヤ中心部といえるパタヤカン・ソイ12から少しだけ路地を入ったところにサテの看板を発見。
うむ、うまそうだ。
さっそく食べてみよう。
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サテ20本!
サテ専門店ではなくて、基本的にはタムサン食堂。つまりは、ガパオとか炒め物やトムヤムクンなどのスープ物を客の注文に応じて調理してくれる。
サテの料金を尋ねると、10本50バーツ、20本100バーツとのこと。つまり1本5バーツだが、10本単位のオーダーとなるようだ。
ムーサテは1本あたりの量が少ない。
ノンカーイで食べたサテも、ソーポン市場で食べたサテも10本では物足りなかった。
しかも空腹でおなかぺこぺこ。
一気に20本オーダーしてみた。
食堂だけにイートイン可能。
最近オープンしたようで、店内は普通に綺麗ですな。水は無料です。
グリルでサテを焼き始める。
完成。
一気に20本どーん!
焦げ目に少々ばらつきがあるし、串によって肉の大きさでがばらばらだが、20本もあるとなかなかの迫力。
ピーナッツを配合した甘めのソースがどっちゃり添えられている。あと、紫玉ねぎときゅうりの漬物も定番。
これぞタイのサテセット。
よし、食うぞ。
ピーナッツソースをたっぷりつけて、一気呵成に串を口に運びつづける。
ピーナッツソースは見た目はどろどろで濃厚そうに見えるが、意外とあっさりしている。まあ、そこはタイのこと、あっさりと言っても、しっかり甘いけれど。
サテの脂身のない部分は蛋白で食べやすい。ピーナッツソースとの相性も良し。でも脂身があったほうが、やはり脳内の快楽物質の放出量が違う。断然うまい。
1本食べ終わるごとに、漬物をつまむ。酸味が効いていて、ちょうどいい口直しになる。
この一連の流れを黙々と20回繰り返す。
完食
さすがに最後のほうは飽きてきた。
20本食べても満腹にはならないけれど、もういらないと思える量。
ピーナッツソースではご飯に合わないだろうし、食事というより、ビールのあてに良さそうだなあ、サテは。
もしくはパンには合いそうな気がする。
この食堂でのサテの味よりも、ソーポン市場のほうがややおいしいと感じた。ソーポン一番はサテ専門屋台で、しかも1本3バーツと安い。
おすすめは、ソーポン市場のほう。
でも、営業はたぶん夕方以降だろうし、場所も遠い。
その点、今回の食堂は昼間から営業しているし、わりとパタヤ中心部に近い。
地図
PATTATA KLANG 12 8というややこしいソイの標識を曲がった先に食堂がある。
パタヤカン大通りから歩いて5分くらい。決して歩けない距離ではない。
でもそこまで無理して訪れるほどでもない。
近所には、手頃で綺麗なホテルが多いし、日本人もたくさん滞在しているエリアだ。
⇒新築ホテル、ノヴァ エクスプレス パタヤ ホテル (Nova Express Pattaya Hotel)宿泊レポート
⇒新築で清潔!洗濯機付と日本語TV放送あり。アットマインドプレミアスイーツホテル宿泊レポート@パタヤカン
⇒PJインパタヤ宿泊レポート@パタヤカンソイ12
食堂の営業時間は聞いていないが、夜7時過ぎでも営業しているのは確認した。
おそらく昼過ぎから夜9時か10時くらいまでかなあと。
近所に滞在している人は、気軽にお立ち寄りのほどを。
サテは一人10本にしておくのがよさそうです。
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