ソイブッカオの南側、通称「2階建てバービア群」の向かい側に、ブレックファーストの看板を見かけた。
コンチネンタルが89バーツ、イングリッシュが109バーツ。
食べるならイングリッシュだが、あんまりおもしろくない。
さらにメニューを見ていると、Breakfastwith chickenなるものを発見。これにしてみよう。
広告
Casa del Nardie
店名は、Casa del Nardie。読み方は不明。
奥に長い作り。上階はゲストハウスになっていて、パタヤではよく見かけるパターン。
1泊500バーツほどの典型的なパタヤのゲストハウスだ。
テラス席からソイブッカオを眺めると、正面にテスコロータスとセブンイレブン。その奥が2階建てバービア群、Blue Rahtree。
どうやら、オランダ人がボスのようで、オランダ国旗とオランダ料理の写真が貼ってある。
一番左端のコロッケっぽい料理が気になるところだが、まずはブレックファーストで。
鶏の胸肉ブレックファースト
朝食メニュー
Breakfast with chickenを選択。109バーツ。
見本写真はないが、どうやら鳥の胸肉がセットになっているみたい。
コーヒーとオレンジジュース
コーヒーはドリップ系でまずまず。
トーストは2枚。ごく普通の安もの。バターとジャム付き。
本体
卵2個、ソーセージ2本、焼きトマト、豆、そしてチキンステーキ。
見た目は小さいが、焼き色がうまそうなチキンステーキである。
肉厚がそこそこあり、思ったよりもボリュームあり。ただ、ガオライサイサムあたりのチキンステーキに比べると、かなり小さめだが。
軽く下味がついてあり、そのまま食べてもいける。胸肉だけにパサパサした食感は否めないが、脂身が少なくてヘルシー。
もちろん、濃い味がお好みなら、別途ブラウンソースやケチャップも用意してくれる。
近くのテーブルで食べていた太鼓腹ファランは、ソースをどばどばかけていた。そりゃあ、太るはずだ。
ソーセージは、CP製の大量生産品ソーセージとヨーロッパ風ソーセージの間くらいの味。これといって特徴はないけれど、食べやすい。
これで109バーツ。
要するに、イングリッシュブレックファーストのベーコンとハムがチキンステーキに変わったものと考えればいい。
チキンステーキのほうがあっさりしていていいもんですな。
オランダ料理
他にも定番のヨーロッパ料理が揃っている。
コルドンブルーが220バーツ。シュニッツェルが175バーツ。
Frikandel(フリカンデル)という料理が気になる。
皮なし挽き肉を油で揚げたオランダ料理らしい。パンに挟んだやつがおいしそう。
オランダ料理メニュー
文字だけでよくわからない。店内の見本写真にあったコロッケみたいなやつはどれだろう。
あとで調べてみると、オランダ料理には、日本のコロッケのルーツの一つであるクロケットなるものがあるそうだ。
コロッケ好きとしては食べてみたい。
あとは、ナシゴレンやサテといったインドネシア料理もある。
インドネシアはオランダの元植民地。その関係で、本国にもインドネシア料理が伝わったようだ。
そういえば、随分昔にオランダを訪れたことがある。
アムステルダムの街角には、妙にイスラム系の料理屋が多かった。トルコからの移民も多いらしい。たぶん、ドネルケバブを知ったのはオランダ旅行が最初だったかも。
コーヒーショップと飾り窓の街、アムステルダム。また行きたくなってきた。
ドリンクメニュー
コーラ40バーツ、コーヒー50バーツ。
ビールは65バーツから。
ハッピーアワー(午後6時から9時まで)なら、ChangとLeoが55バーツ。
本格的夜遊び前の腹ごなしとして使えそう。
地図とまとめ
地図
営業時間は、午前8時半から午後10時まで。
この周辺には、似たようなレストラン兼ゲストハウスがいくつも並ぶ。
すぐ隣には、以前紹介したBuakhao Paradise。
ここのブレックファーストもそこそこいける。
関連記事:Buakhao Paradiseのブレックファーストとゲストハウス部屋内部見学レポート
客はファランばかり。
昼過ぎにふらふらと上階から降りてきて、ふらふらとテーブルに着き、ぼんやりとコーヒーを飲むのが沈没ファランスタイル。
ソイブッカオの気だるくも活気あふれる雰囲気の中、だらだらと昼過ぎにブレックファーストを食べるようになると、あなたも沈没ファランの仲間入りです。
Agodaで調べてみると、直近の日程で1泊495バーツ。日によっては高くなる。
バルコニー付きで部屋も広くて、長期滞在には意外と良さそう。
⇒アゴダ
(2018年12月追記)
その後、オーナーが変わり、店名も変わった。
関連記事:ソイブッカオ新装開店のBali Cafeでブレックファースト。インドネシア料理もあり。
広告