パタヤヌア(ノースパタヤ)地区、セカンドロード沿いとその近くにはマッサージ屋が多い。
とりわけ、ソイ3、ソイ4、ソイ5あたりのソイでは、わりと若くてきれいなマッサージ嬢がいる。
普通にゴーゴーバーで働いてもおかしくないレベルの若さとスタイルのマッサージ嬢もたまに見かけるほどだ。
ノースパタヤは日本食レストランもいくつかあって、日本人旅行者や駐在員、出張者の多いエリアだ。
マッサージの客も日本人が多いのだろう。日本人相手には平気で日本語で話しかけてくる。
タイマッサージが1時間200バーツ。オイルマッサージが1時間300バーツ。
これはほぼどこでも共通価格。
若いマッサージ嬢はオイルマッサージを誘ってきがち。
男としては、そこから先のサービスを期待してしまうのは不純かつ当然の流れ。
先日ソイ3を歩いていると、抱きついてきてまで熱心に勧誘する若いマッサージ嬢につかまった。
ややプンプイだが、顔立ちはもろに日本人好み。ちょっとだけ日本語を話す。
年齢は20歳。
バービアで見つけたら、余裕でペイバー候補となる。
ご多分にもれず、オイルマッサージの要請が来た。
うむ。この雰囲気なら何かスペシャル的なことが期待できそうだ。
さっそくイン。
個室っぽい部屋に通されるかと思ったが、大部屋をカーテンで仕切るだけの小さなスペースへ通された。
手前のフットマッサージエリアでは、ファランのおばさんが健全フットマッサを受けている。
これはちょっと厳しいか。
上も下も脱いで、オイルマッサージ開始。むろん、20歳のマッサージ嬢は脱がない。当たり前。
うつぶせ状態で、健全にオイルマッサージスタート。
すでに1年近くマッサージ屋で働いているという彼女。腕はいいみたい。
普通にコリをほぐしてくれる。
これがソイハニーやソイチャイヤプーンあたりの若いマッサージ嬢だと、オイルをつけてなでるだけ。すぐにスペシャルへと移行してしまいがち。さすがはノースパタヤといったところか。
普通に気持ちいい。
背中と足が終わり、うつ伏せから仰向けへ。
股間にはバスタオルがかぶせてあるだけ。
オイルをつけた手でふとももをさわさわとマッサージ。その勢いのまま、ぶらさがった袋に絶妙にタッチする。
間違いなくワザとだな。
こちらもワザとぴくんと反応してみせる。
こういう時間とかけひきはけっこう好き。
すると、やおらバスタオルの中に手を入れてきて、棒のほうをにぎにぎと。
こらあ、まだ早い。
ちゃんとマッサージしなさいと命令。
笑いながらマッサージ再開。
ちなみに、両隣のベッドには、アラブ系の客が入ってきて、大声で話している。風情もへったくりもありゃあしない。
こういうところは声を押し殺して、あれやこれやと密談するのが楽しいんだろうが。
しばらく、また股間周辺をさわさわする20歳のマッサージ嬢。顔は意味ありげににやついている。
また手が伸びてきた。
おいたがすぎるぞ。
なんとしてでも、スペシャルに持ち込みたいようだ。
手での追加サービスの言い値は500バーツ。
口もできるそうで、こちらは1000バーツ。
ふむ、ソイチャイヤプーンやソイハニーよりは少々高めか。あちらは最後までのフルサービスで1000バーツが相場。
にっこり笑って拒否。
すると、外へ行ってブンブンしようとのお誘い。
さすがにこの環境ではブンブンだめらしい。
まあ、隣はやかましいアラブ客だし、すぐ近くでは健全フットマッサージもやってるもんなあ。
連れ出すためのペイバー代は500バーツ。バーじゃないけれどペイバー。
そして、希望のチップ代を聞いて泡吹いた。
ショート:3000B
ロング:5000B
バカラかよっ!
誰かは知らぬが、ウォーキングストリート人気ゴーゴーバーの言い値を吹き込んだやつがいるようだ。
確かにゴーゴーバーで働いていてもおかしくない顔立ちだけど、スタイルは今ひとつだし、いいところ2軍レベル。これでショート3000はないでしょ。
あきれつつも冷静に交渉。股間も反応せず、静かに保つ。
すると、ショート1500、ロング2500に下がった。
おいおい、元の言い値の半額かよ。
さらに粘るとロング2000に下がった。
言い値って何だろうね、まったく。
わたしの希望はショート1000、ロング1500である。
が、このご時勢では、かなり厳しい要求であるようで、何度か迫ったが断られた。
最後まで彼女はわたしの股間の棒を握ったままのハードな交渉であったが、結局は決裂。
なかなか忍耐力を要求されるネゴシエートであった。
でもマッサージの腕はそこそこよかった。
楽しくも気持ちいいい時間を過ごせたので、オイルマッサージ1時間300バーツは悪くなかったかな。
そういえば、隣のアラブ野郎はいつの間にか静かになったなあ。
どうやら、スペシャル系のお誘いにのって、ぐうの音も出なくなったようだ。
そのまま静かにしておいてくれ。
なお、会計時に彼女から要求されたチップは200バーツ。
MPじゃあるまいし、そりゃあないよ。
まあチップなんで気持ちの問題だし、客が納得して好きに決めればいいだけなのだが、それにしてもマッサージ屋で200バーツのチップを要求されるとはね。
とりあえず少しは気持ち良かったんで、手持ちの20バーツ札3枚を進呈。
不満はありそうだったが、笑顔でバイバイ。
その後、マッサージ屋の前で出会うことがあるが、別に怒っている様子もなく、部屋へ行ってブンブンしようと誘われる。
何度かかわしていると、そのうちロング1500Bを受けて入れてくれそうな気もするなあ。
わたしは時間が有り余っているんで遊び半分でシビアに交渉しているけれど、ごく一般的な短期旅行者の人は、自分が納得できる金額であれば、さっさと連れ出してしまうほうがいいでしょう。
ロング2000Bでバーファインが500Bの合計2500Bなら、ノースパタヤ地区の夜遊びとしては、まあアリなんじゃないかと。
でも、ウォーキングのゴーゴーバーに比べると安いとか、あまりそういう考えはしないほうがいい。あれは、ちょっと特殊すぎるんで。
ショート1000ないし1500、ロング1500ないし2000。これがパタヤのブンブン相場である。ここからプラスマイナスして考える癖をつけたほうがいいでしょう。あとは相手にどれだけの価値を認めるかですな。
まあ、楽しければ何でもいいんだけど、それなりのシビアさは必要かと。
ともあれ、ノースパタヤのマッサージ屋は楽しいよ。若くてかわいいマッサージ嬢も多いしね。
ぜひともハードな交渉を成立させてみてほしい。
立ったら負けなんで、がんばって耐えてね。