ラオス旅行記4
ルアンパバーン二日目の様子。
この日も朝から、いい天気。
それどころか猛暑といってもいいくらい。
タイと一緒で、4月から6月は暑気ですな。
広告
朝食はサンドイッチ
ナイトマーケットが開かれる大通りとの交差点付近に、朝からやっているサンドイッチ屋台群がある。
たしか5年前はなかったはず。
ここは便利。
どの店も、サンドイッチ、フルーツシェイク、クレープ(ロティ)、カオパットなどを扱っている。
もろに観光客向けだけど、地元のラオス人も買いに来ている。
チキンサンドイッチが1万キープ。実勢レートでタイバーツになおすと40バーツほどだが、バーツでの直接払いでいくらになるかは不明。
鶏肉と野菜が挟んである。味付けは塩コショウのシンプルなもの。
ラオスのサンドイッチ(カオジー)といえば、パクチーがふんだんに入っているはずだけど、これには入っていないなあ。
食べやすいんだけど、ちょっと物足りないような気もする。
マンゴー&バナナのミックスシェイクも1万キープ。
これは、そのまんまな味です。
ちなみに、シェイクというかスムージーは、タイ語でもラオス語でも「パン」と呼ぶ。
マンゴーシェイクなら、マムアンパンと言えば通じるはずだ。ま、普通に英語でいいんだけど。
韓国人失踪事件
前日、トゥクトゥクドライバーから教えてもらった情報。ルアンパバーンで若い韓国人女性が行方不明になったとのこと。
通りを歩いていると、「この人知りませんか?」のお尋ねチラシが貼ってあった。たぶん、その行方不明韓国人のことだと思われる。
報奨金あり。見つけた人には、4千万キープのようだ。16万バーツ、50万円ほど。
見つかったのかなあ。
海外では、旅行中に行方不明となる外国人は決して少なくはない。
バンコクのカオサンのゲストハウスには、必ずといっていいほど、Missingと書かれたお尋ねチラシが貼ってあるもの。
もちろん日本人も含まれている。
東南アジアだけでなく、インドやネパールでも多い。
昔、ネパールのポカラで行方不明になった息子を探しに来たという父親に会ったことがある。
それは悲壮な顔つきだった。
事件に巻き込まれたのか自発的に姿をくらませただけなのか。
とにかく、長期旅行といえども、家族への定期連絡は欠かさずに。
ホテルチェンジ
2日目の宿は、プーシーの丘裏手にあるMojo Guest House。
ナイトマーケット近くのゲストハウス群からは、やや離れている。
プーシーの丘を大きく迂回するようにして、15分ほど歩いて到着。
とにかく昼間のルアンパバーンは暑い。
日差しと気温が半端なし。
荷物を担いで15分歩いただけで、汗だくになってしまった。
いや、汗だくどころか、軽い熱中症になったようだ。
頭が痛い。嗚咽もする。
部屋に入って、一段落すると、我慢出来なくなり、ベッドに寝転がる。
いつの間にか寝入ってしまい、目が覚めるとすでに夕方。
まあ、特にすることもないんで、別にいいか。
部屋は古臭いけれど、特に問題なし。
ただ、誰かが歩くたびに木の床がぎしぎし鳴るのがうるさかった。夜は誰も歩かないんで静か。
ゲストハウス前の交差点
メコン川とは反対方向になる。こちらも山だらけ。
周辺には、オシャレなカフェが多い。
ナイトマーケットからは離れるけど、まったり過すには悪くない環境。
ちょっと不便だけどね。
ルアンパバーンのスポーツバー、Aussie Sports Bar
この日は、F1グランプリ開催日。
しかもモナコグランプリだ。どうしても見たかった。
ホテルの部屋のケーブルテレビではFOXスポーツが映らない。
こういう時は欧米人が集まるスポーツバーへ行けばいい。これ、海外での鉄則。
見つけたのが、こちら。
その名も、AUSSIE SPORTS BAR。そのままですな。
場所は、モジョゲストハウスの目の前。
地図
店内の様子
「フォミュラーワン見たいんだけど」と言うと、奥のモニター前に案内された。
やった。普通に見られる。
見ている客はわたし一人だったけれど、ボリュームの音量もあげてくれた。ありがたい。無音のF1中継はおもしろくないんで。
コーラが1万キープ(40バーツ)、アイスコーヒーが18000キープ(72バーツ)。
あと、小腹が空いたので、おつまみとしてソーセージロールなるものをオーダー。
ミンチ状にしたソーセージをパイみたいな生地で包んで焼いたもの。ほくほくでなかなかおいしかった。3万キープ(120バーツ)。
全部で200バーツほどの出費だったが、ルアンパバーンのような山奥の街できっちりF1が見られたんで大満足です。
もちろん、プリミアリーグなどの主要なサッカーの試合もUFCも放映してます。
ルアンパバーンで海外スポーツ中継が見たければ、訪問する価値あり。
F1観戦後、散歩がてらナイトマーケットの様子を見に行く。
夜でも少々蒸し暑いが、日差しがないんで、歩きやすい。
いや、ほんと、この時期のラオスの昼間は歩いちゃダメだな。
ナイトマーケット到着が夜9時半過ぎ。
が、すでに閉店モード。
というか、ゴミだらけ。これでいいのか、世界遺産の街よ。
もちろん、翌朝には綺麗に掃除されていたけど。
ルアンパバーンの夜は早い。というかラオスの夜はどこでも短い。
夜10時には、ほぼどこも店じまい。
真っ暗になってしまうが、特に治安が悪いわけでもなさそう。
ま、早朝托鉢が名物の街だし、みんなさっさと寝てしまうのでしょう。
これにて、ルアンパバーン2日目滞在終了。夜遊びもまったくせず。
サンドイッチとF1見ただけの一日だったけど、まあ長期旅行なんてこんなもんです。
広告