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タイで海外キャッシング。バンコク銀行でJCBカードを使えばATM手数料無料。

投稿日:2014年10月17日 更新日:

バンコク銀行

海外旅行で頭を悩ませる問題の一つが両替と現金の管理。
昔、バックパッカーをやっていた頃、現金を盗まれた経験がある。
不幸中の幸いか、パスポートは無事で、現金も分散させていたので、旅行を続けるには大きな問題とはならなかったが。
それでも予備のアメリカドルをごっそりとやられたのでショックは大きかった。

それ以来、大量の現金を持ち歩くのをやめた。

現在は、タイ滞在がメインとなっている。
日本円が足りなくなったら、キャッシングでまかなうようにしている。

が、気になるのは手数料と利息。

現金両替と違い、海外キャッシング時にかかる費用は以下の3つ
・クレジットカード会社が請求するATMでのキャッシング利用料
・現地銀行が請求するATM手数料
・クレジット会社が請求する為替手数料ならびに利息

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海外キャッシングの手数料

タイでの海外キャッシング利用では、一般的に150バーツから180バーツ程度のATM手数料がかかると言われている。
(追記。2016年現在は200バーツへ値上がりしている。カシコーン銀行の場合200バーツの表示。その後さらに値上げされ220バーツに)

カシコーン銀行ATM (1)

以前は、イオン銀行のATMを使えば無料だったが、現在はどうやら手数料がかかるようになったらしい。
パタヤでいえば、セントラルロードのビッグCエクストラにイオン銀行ATMがあったので、何度か通ったものだ。

他に方法がないものかと、いろいろと情報収集。

バンコク銀行のATMをJCBカードでキャッシングすれば、その手数料は無料となる。
直接、JCBバンコク支店に電話して確認したら、そのように教えてもらえた。

で、実際に利用してみた。

これがJCBの利用明細画面。
JCBカード明細3キャッシング

たしかに、手数料の記載がない。

さらに、カード会社によっては徴収するATMキャッシング手数料もJCBは無料。

また、海外でショッピングする際にクレジットカードを使うと、わずかだが為替手数料がかかるが、それもなし。

手数料という点では、一切かからないようだ。

ちなみに銀行の窓口でもキャッシングができる。
パスポートが必要。
タイの大手銀行の窓口なら、ほぼ英語が通じるので問題ない。
この場合でも手数料は無料らしいのだが、実際にやったことがないのではっきりわからない。
ATMのほうが気楽なのは確かだけどね。

海外キャッシングの両替レート

さて、手数料が無料なのはわかった。
次に気になるのが、為替レート。

実際にATMを利用した日付ではなく、数日後のレートが適用されるようだ。

キャッシングのレートが、1バーツ3.392円。
かりに1万円を両替するなら、2948バーツとなる。

当日のパタヤのTTカレンシーでのレートが2970バーツ。1バーツ3.367円となる。

差額が、0.025円。
1万円を両替するときの差なら、22バーツ。

おそらく、ごく一般的な銀行系の両替所(バンコク銀行とかカシコーン銀行)だと2950バーツくらいなので、ほぼ同額。

ちなみに、パタヤ市内でショッピングした時のレートがこちら。同じJCBカードだ。
JCBカード明細1

1バーツ=3.404円
1万円を両替するなら、2937バーツとなる。

むしろ、海外クレジットカード払いの為替手数料が上乗せされていないぶんだけ、キャッシングのほうがレートがいい。

為替レートをまとめて比較

・1バーツが日本円でいくらか?

キャッシング:3.392円
ショッピング:3.404円
現金両替:3.367円

(完全に同日なわけではないので、おそらく誤差があります。)

・わかりやすいように、1万円を両替した時に得られるタイバーツに変換。

キャッシング:2948バーツ
ショッピング:2937バーツ
現金両替:2970バーツ

ただし、後述するように、キャッシングには、さらに利息がかかってくる。

やはり、最もレートがいいのは、高レート両替屋で現金を両替することだ。

ただ、盗難にあったり紛失したりするリスクを考えると、キャッシングも選択肢としては充分アリだと思う。リスクを分散させるのが得策。

また空港での現金両替はレートが極端に悪いケースがほとんど。その場合、ATMキャッシングのほうがレートがいいのは確実だ。

キャッシングの繰り上げ返済方法

さて、キャッシングで無事に現金を手にすることができた。

このままでは次回の口座引落し日にまとめて請求されることになる。
その分、高い利息を払う必要が出てくる。
返済日までの日数に応じた利息がかかってくるからだ。
年利は18%。

そこで返済日を早める方法がある。
いわゆる繰り上げ返済というやつ。

ここではJCBでの方法を説明。
クレジットカード会社によっては別の方法もあるかも。

まずクレジットカードの裏面に書いている電話番号に連絡。
これは日本へかける必要がある。
バンコクのJCB事務所へかけてみたが、早期繰り上げ返済は日本でのみ受け付けると言われた。

 

ここで豆知識。

タイから日本へ国際電話をかける際の割引きテクニック

タイの携帯電話から日本へ国際電話をかけると、けっこうな通話代がかかる。
が、頭に009をつけると格安でかけることができる。
(1・2コールの場合。他のキャリアも似たような仕組み)

例:
日本の電話番号が、
03-1234-5678
だとすると、
タイの携帯電話にはこう打ち込む
009-81-312345678

009が格安国際ライン識別番号
81は日本の国番号
あとは日本の電話番号となるが、頭にゼロがある場合はカットすること。

携帯電話が090-1234-5678とすると、
009-81-90-1234-5678となる。

これでかなり通話料が節約できるはずだ。
1分あたり10バーツ未満だ。
ただ、格安なので、時間帯によっては繋がりにくいことがある。

他にも001など各社プロモーションを展開しており、どのサービスが一番安いかはタイミングによりけりです。

また、スカイプや050などのアプリで格安通話が可能。


 

さて、クレジット会社に電話がつながった。
あとは、海外キャッシングを利用したのだが繰り上げ返済したい、と申し出るだけ。
自動的に手続きを進めてくれる。

返済方法は銀行振込となる。
返済金額と銀行口座を教えてもらうので、きちんとメモ。
(JCBカードの場合は、三菱東京UFJ銀行のはず)

ついで、インターネットバンキングを使い、メモした金額を口座に振り込めばオッケー。
これで早期返済完了となる。
振込日が指定できるはずなので、必ずその日のうちに振り込むこと。
(日が変わると、利息も変わってくるので。)

インターネットバンキングが利用できない人は、日本の家族や友人に頼んで、代理で振り込んでもらうなりする必要がある。

この方法で繰り上げ返済すれば、利息の支払いはわずかで済む。
1万バーツの利用だと、一日あたり17円とか18円くらいの利息。
なるべく早く返済してしまうのが得策だ。
(ただし、明細が確定するまでは繰り上げ返済はできないようだ。こまめにWEB明細をチェックしておこう。)

海外から日本への帰国日が近い人は、日本に帰ってからでもいいかも。
電話代や手間を考えると、それほど無理に急ぐ必要はない。

その他、現金を引き出す方法

ATMを使ったキャッシング以外にも、海外で現金を引き出す方法がある。

まずは国際キャッシュカード。
以前は、海外でも引き出し可能な日本の都市銀行の国際キャッシュカードがいくつかあったが、現在では新規募集をしていない。

日本の銀行では新生銀行のみが扱っているようだ。
(あとはシティバンクもある。)

新生銀行海外サービス

が、これも意外と手数料がかかる。

手数料は、引き出し額の4%。
別途、現地の銀行ATM手数料がかかる可能性もある。

キャッシングと違い、日本の口座に預金してある額しか下ろせないが、利息は不要。
でも手数料が4%と高いので、キャッシングのほうが得になるケースのほうが多そうだ。

他にも、楽天Visaデビッドカードも同じように現金を引き出せる。

手数料は3.024%
また年会費が1029円かかる。
まずは、年会費無料の楽天銀行の口座を作ることから。



まとめ

今回いろいろと調べてみたのだが、クレジットカードの海外キャッシングはかなり奥が深い。
各クレジットカード会社や、発行元の違いなどによって条件が様々だ。
(JCBカードでも提携カードの場合、手数料が変わってきたりする。)

さらに使用する国や銀行によってATM手数料がかかってきたり、
ATM画面上では手数料が発生しているけれど、カード会社の明細を見たら、手数料が徴収されていなかったり、
いや、徴収されていないと喜んでみたら、実は為替レートに上乗せされていたり、
と、何がなんだかわからない状態。

これに海外キャッシュカートなどを加えると、どれが一番賢い利用法なのか、もう頭が混乱してくる。

とりあえず、タイでクレジットカードを使ってキャッシングするなら、JCBカードをバンコク銀行で使えば手数料はかからない。
これだけは確かなようだ。

わたしは当面、JCBカードでのキャッシングでいいかなと思っている。

(注。手数料など、カード会社の規約が変更になるかもしれません。最新の情報は直接カード会社にお問い合わせください。)

おすすめはリクルートカードJCB

リクルートカードJCB (3)

おすすめのJCB系カードは、リクルートカードのJCBブランドです。
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さらに入会特典でリクルートポイントがたまる。
海外旅行好きのためのクレジットカードでしょう。VISAもありますが、必ずJCBブランドで申し込みましょう。

詳しい解説記事はこちら。
タイ旅行好き必携!? リクルートカードJCBを作ってみた。

リクルートカードの詳細と申し込みはこちらから。

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頻繁に入会特典キャンペーンをやっていますが、なるべくお早めにどうぞ。

追記2016年6月10日

バンコク銀行のATMのキャッシングできない事例が発生している。

バンコク銀行ATMエラー

対処法はこちらから。
タイのバンコク銀行でJCBカード海外キャッシングができないので問い合わせして対処法を考えた

また、JCBカードでの海外キャッシングは、バンコク銀行以外の銀行ATMでもATM手数料はかからないとのこと。直接、JCBで確認しました。
ATMに手数料の表示があっても、実際には請求されないそうだ。

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