タイの空港でインドからの旅行者に対する疾病管理措置が開始された。
パンデミック時に実施していたスクリーニングが復活された形だ。
これは、タイ国内でニパウイルスの流行を防ぐための予防的措置となる。
ニパウイルス感染症の症例はタイでは報告されていない。ただ、ニパウイルスに対する治療法もワクチンもないため、通常よりもさらに警戒を強化している。
1月25日に、スワンナプーム空港とドンムアン空港において、インド西ベンガルからの到着者に対して、スクリーニングが開始された。
スワンナプーム空港の様子

(画像:AOT)
ドンムアン空港の様子

(画像:AOT)
到着ゲート付近において、到着者の検温が実施されている。
ドンムアン空港では、25番ゲートと26番ゲートがリスクエリアからの到着ゲートにあてられているとのこと。ドンムアン空港では、週11便がリスクエリアから到着している。
また、乗客に対しては、健康注意カードを配布する。タイ入国後21日間体調を観察するよう注意喚起している。症状が出た場合は速やかに申し出ること。
タイのアヌティン首相によれば、ニパウイルスは体液を介して感染するため、ニパウイルスのタイへの侵入については過度に心配する必要はないとしている。空気感染ではない。よって、人々は普段通りの生活を送ることができるとのこと。
なお、アヌティン首相は、パンデミック期において、タイの保健大臣をつとめていた人物だ。
今回のスクリーニング措置は、インドのベンガルからのフライト到着時にかぎるとのこと。
パンデミックの時のように、全到着者に対して一律に体温測定を実施するなどは行っていない。
日本からタイへの旅行者が心配する必要はない。
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