シリキット王妃崩御にともない、タイではイベントの延期や変更が実施される。
11月に開催予定であったパタヤ国際花火大会2025に関する会議が10月27日にパタヤ市で行われて、新たな内容が決定された。
今年のPattaya International Firework Festivalは、王妃に敬意を表して、The Light of Eternal Loyaltyという名称にて実施されることになった。

日時などに変更なし。
2025年11月28日と29日に2日間開催。
場所は、セントラルパタヤビーチ。
メインステージでは、王妃を偲ぶ式典とパフォーマンスが行われる。
ショー開始前には1分間の黙祷。
オープニング花火は、The Light of Eternal Loyaltyのテーマに沿って打ち上げられる。
タイ国内および海外からの来場者は、黒いリボンの付いたタイ民族衣装あるいは控えな色の衣服の着用がのぞましい。
交響楽団による王室楽曲の演奏を行う。
2日間のイベントでは5カ国からの花火がパタヤの空を彩る。
パタヤ市からの発表は以上。
正式なタイムテーブルは追って通知される。
今年はパタヤ国際花火大会という名称ではなくなったものの、花火大会自体は開催される。
ただ、例年のような派手な演出や様々な人気アーティストによるライブパフォーマンスは実施されない。
王妃を偲ぶ花火という趣きとなりそうだ。
お祭り騒ぎにはならない。とはいえ、外から見学する分には普通に花火大会として楽しむことはできるだろう。
タイではロイクラトンが間近だ。

スコータイのロイクラトン&キャンドルフェスティバル2025年は一部内容を変更して実施される。
10月27日から11月5日まで。
一部ではロイクラトンや新年イベントやソンクラーンも政府が中止するという噂が出ているが、観光スポーツ大臣が否定する声明を出している。
ロイクラトンと東南アジア競技大会の準備は順調に進んでいると述べた。
政府が祝賀行事を禁止したり厳格な規則を設けるつもりはないが、民間の主催者には適切な調整を行うよう協力を求めるとのこと。
新年カウントダウンと来年のソンクラーンも前年同様の盛大さで、ただしふさわしい形式となるように行われることになるだろうとしている。
花火は引き続き許可されるが、打ち上げ時間は控えるになる。
すでに計画され投資も行われているイベントが中止となれば、観光業に大きな打撃となるが、一部内容を変更することで、影響は最小限に抑えられるはずとのことだ。
少し形は変わるものの、ロイクラトンも花火大会も新年カウントダウンもソンクラーンも実施される。
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