メインゲートが新しくなったウォーキングストリート。
パタヤの新しいランドマークだ。
ウォーキングストリート内では、いつもの通りのネオンサインが輝いている。
道路に飛び出した看板がすべて撤去されてから久しい。
もはやこれがウォーキングストリートの日常。
さて、ウォーキングストリート内ではいくつか新しい店がオープンしている。
少し前にオープンしたGEISHAの横には、ベルリンケバブの店が新規開店。
立地的にかなり強気な価格設定だ。ちょっと手が出ない。
ちなみに、GEISHAとベルリンケバブの間に挟まれた小さな入口は、BANLAYというカフェだ。間口は狭いが奥に進むと、海が見える客席が広がる。ウォーキングストリートの隠れカフェみたいなところ。
ベルリンケバブのさらに隣には、なにやら大きな店ができているではないか。
ATOMS A GO GOとのこと。新しいゴーゴーだ。
もともと何があったのだろうかと考えなおす。
APPLEとGLASS HOUSEがあった場所だな。2軒分をまとめて一つにしたようだ。
APPLEは元GINZAだった。GLASS HOUSEはわりと古い店で、パンデミックも生き延びたが、ついに終了した。
そういえば、GEISHAは、SENSATIONSがあった場所。
うーん、すっかり様変わりしてきたなあ。
夜になり、実際にATOMSに入店してみた。
店頭にはハッピーアワーのボードを持った呼び込みが並ぶ。
午後9時まで各種ドリンクが95バーツだったかな。価格設定や店の作りからすると、またシャーク系列店かと思った。
中に入ってドリンクをオーダー。ハッピーアワーでシンハー瓶ビールも95バーツ。
ビール容器には、姉妹店が表示してあった。
Pin-Up、Xs、Chickのロゴが描かれている。
つまり、ATOMSはPin-Up系列店というわけか。
ママさんにも確認したが、ATOMSがPin-Up系列4店舗目とのこと。
今や、ウォーキングストリートはSHARK系列とPin-Up系列が2大グループとなった。
スーパーベイビーグループがなくなり、HAPPY系列もバカラのみ。
まあ時代は変わるよね。
さて、新規オープンのATOMSだが、2店舗分の広さがあるだけに、店内は余裕のある作り。
中央にメインステージがあって、小さな目のステージが他に2つあり。
ダンサーは3交代制で、それぞれ20人ほどだろうか。
ママさんに聞いたところ、通常時でダンサー80人いるそうだ。
定番のコヨーテとモデルに分かれている。
コヨーテは着衣で、モデルは上半身を露出する。
さすがはPin-Up系列店だけあって、レベルは高め。抜群に飛びぬけたレベルの高さではないけれど、平均して高めだ。粒ぞろいといった感じだ。
普通に選べるとでもいえばいいだろう。
客入りは3割もない程度。
意外とファラン多めだが、全体的には東アジア系がメイン。
Chickの巨大さとレベルの高さには及ばないけれど、逆にこれくらいの規模の店のほうが見やすくていいかも。
まあ、今どきのウォーキングストリートの典型的なゴーゴーってところ。
レディドリンクは、コヨーテが220バーツ、モデルが260バーツ。
お高いことで。
ママさんにバーファインの額を聞いておいた。
コヨーテが2000、モデルが2500とのこと。深夜0時以降はそれぞれ500バーツ値引きとなる。
なお、連れ出しチップは、ショート4000、ロング7000というケースが一般的とのこと。もちろんダンサーによるし、交渉次第で額は変わってくる。
コヨーテをショート連れ出すとしたら、バーファイン2000+チップ4000で6000かかることになる。その他にレディドリンクと自分の飲み代が別途必要。
まあ総額7000くらいか。約31,500円。
モデルを早々にロングで連れ出そうものなら、総額1万バーツの世界に突入。
うーん、恐ろしい世界や。
でもまあ、ハッピーアワーで安いビールを飲みながら、ゆっくりとステージを見るだけなら今でも充分安上がりだ。
鬱陶しい営業はほとんどなくて快適だった。
サービスも上々。
ママさんも話をしやすい。
あと、ファランのマネージャーもいた。
Pin-Up系列店では、ドリンク1杯だと30分で追い出されるなんて話を耳にしたことがあるが、今回はまったく何も問題なし。
ローシーズンで客が少ないせいかもしれない。ハイシーズンで客がいっぱいのときはレディドリンクを奢らないような客は追い出される可能性もありそう。
あと、バーファイン以外にもレディドリンク4杯必須なんて話もあるが、今回はその点についてママさんは何も言っていなかった。
どのみち、今のウォーキングストリートのゴーゴーなんて見るだけだ。
それでもゴーゴーバーの華やかさには惹きつけられる。
Pin-Up系列店はいいね。
華がある。
ペイバーなんて考えずに雰囲気だけを楽しみに行くのなら大いにアリだと思う。