2025年6月16日、タイの中央破産裁判所がタイ航空の会社更生手続きの取り消しを命じた。4月28日にタイ航空側が取り消しを申し出ており、それを裁判所が承認した形だ。
タイ航空が経営破綻したのが2020年のことだった。そこから会社再建計画がはじまり、組織再編や人員削減や保有機材の調整やコスト削減などを実施してきた。
今年3月31日現在、株式資本は552億バーツの黒字となり、2020年末の1272億バーツの赤字と比較すると大きく改善した。
負債額は約4000億バーツあったが、955億バーツにまで減少した。
タイ航空は、今年8月にタイ証券取引所への再上場の承認を求める予定とのこと。
というわけで、タイ航空は復活しました。
実際のところ、2020年の経営破綻後もタイ航空はフライトを継続していて、日本路線は比較的順調に集客していたように思う。
個人的にも何度か利用している。
たしかに機内サービスはコスト削減のあおりで低下したかもしれないけれど、タイへ行くならやっぱりタイ航空が象徴的な存在だと思う。
まあ放漫経営のツケがたまって破綻したようなものなので、今後は堅実に経営していってほしい。
なんだかんだいって、タイ航空が好き。
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