広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

空港やバス関連

スワンナプーム空港に喫煙所を正式設置

投稿日:

スワンナプーム空港の喫煙所問題がいよいよ大詰めを迎えた。
旅客ターミナル内の国際線制限エリア内に喫煙所を設置したいとするタイ空港公社(AOT)の要望が一度見送られていたが、このたび、タイの首相が空港内に喫煙所を設置するよう指示した。
首相の命令により、正式にスワンナプーム空港の制限エリア内に喫煙所が復活することになった。

広告



スワンナプーム空港喫煙所設置

6月3日の閣議において、タイのシナワット首相が関係機関に対して、国際基準に従い空港内に喫煙エリアを設置するよう指示したという。
タイの空港での全面禁煙について、外国人観光客から不満の声が上がっており、多くの国際空港で見られるような喫煙所の設置を求めている。
タイは航空と観光の主要拠点となっており、多くの外国人旅行客がタイの空港を利用している。
そこで、国際標準に見合った指定喫煙エリアを設置するべきだと首相が述べたとのこと。

この命令を受けて、6月6日、保健大臣やAOT幹部などがスワンナプーム空港を訪れた。
世界クラスの空港に匹敵する国際基準の達成を目指すため、スワンナプーム空港の配置を視察したという。


(画像:AOTより)

旅客ターミナルに喫煙所を設置する計画は、スワンナプーム空港から開始される。

スワンナプーム空港旅客ターミナルに設置される喫煙所は3箇所。

国際線出発エリア
コンコースBに2箇所
コンコースD(西側)に1箇所

喫煙ルームには、最新の空気清浄システムを完備。非喫煙者に影響を与えないため2重ドアを設置する。
また、オープンエアの喫煙エリアを増設する計画もある。

SAT-1(サテライトターミナル)の2階と3階に合計8箇所の喫煙室が設置されている。
国際基準を満たすよう改修工事を進める。

現時点では、旅客ターミナル内に喫煙所を開設する正式承認を待っている。
AOTは、旅客ターミナルの外にエアコンと空気清浄システムを備えた喫煙ルームを4箇所設置した。2階と4階、ゲート1とゲート10前。

さらに、4階のゲート5前にも設置中で、まもなく開始予定。

AOTおよびスワンナプーム空港からの公式発表は以上となる。

スワンナプーム空港喫煙所の現状

少し補足しておく。
国際線出発エリアには、すでに喫煙所が実際に稼働している。
従来のメインターミナルの出発エリア内では、ミラクルビジネスクラスラウンジ内の中庭のようなオープンスペースのみで喫煙可能だ。

ラウンジ利用資格がないと喫煙所が利用できない。

今回の首相の命令による新しい喫煙ルームの設置は、このメインターミナルの出発エリア内にも喫煙所を設けるというものだ。
コンコースBに2箇所、コンコースDに1箇所。
これらは国際線利用客ならば誰でも入ることができる。

サテライトターミナル(SAT-1)には、すでに誰でも入ることができる喫煙所が稼働済みだ。

ただし、サテライトターミナルに行くには、サテライトターミナルから出発するフライトの搭乗券がないといけない。
メインターミナルから出発する旅客はサテライトターミナルへ行くことができない。
よって、現状では、メインターミナルで喫煙するにはミラクルビジネスクラスラウンジに入るしかない。

新しい喫煙ルームが設置されれば、メインターミナルでもサテライトターミナルでも旅行者は好きに喫煙ができるようになるというわけだ。

今回の発表では、新しい喫煙ルームの運用開始日は明らかになっていない。
首相の命令によって正式な設置は決定事項となったが、最終的な承認待ちの状態だ。
今月中にはオープンしそうな気もするが、正式発表を待つしかない。

ターミナルビルの外には、すでに新しい喫煙ルームが運用開始されている。
出発フロアである4階の端っこに2箇所。到着フロアである2階の端っこにも2箇所ある。
さらに4階の中央付近の5番ゲート付近にも新しい喫煙ルームがオープンする計画だ。
あと、AOTからの発表にはないけれど、1階の外の端っこにも喫煙所が設置されている。

というわけで、一度は却下されたかに見えたスワンナプーム空港旅客ターミナル内の喫煙所が正式に復活する運びとなった。
結局は首相命令があれば、あっさりと事態が進むというわけだ。
メインターミナルの出発フロア内のミラクルビジネスクラスラウンジが使えずに、喫煙ができずに辛い思いをしていた喫煙旅行者には朗報。
サテライトターミナルから出発する旅行者はこれまでどおりだ。

広告

-空港やバス関連

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.