タイ航空の機内Wi-Fiの無料利用資格が拡大された。
2025年5月1日より、ロイヤルファーストクラスとロイヤルシルククラスの乗客のほか、ロイヤルオーキッドプラス(ROP)会員にも無料Wi-Fiを提供する。
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タイ航空の機内Wi-Fi
タイ航空のフライトでは機内Wi-Fiが有料で利用可能だ。
THAI Sky Connect(Wi-Fi onboard)という名称で実施中だ。
ただ、すべてのフライトではなく、Wi-Fiが利用可能な機材は限られる。
・A330-300 (33C)
・A350-900 (359, 35D)
・B777-300ER (77Y)
・B787-8 (788)
・B787-9 (789, 78W) (一部機材は不可)
すべてかどうかはわからないが、日本路線の使用機材も含まれている。
機内Wi-Fiは原則有料サービスだ。
2025年5月現在の料金表。
Chatting(無制限) 0.99ドル
Surfing(無制限) 14.99ドル
Streaming(無制限) 39.99ドル
Chattingは、LINEやフェイスブックなどでテキストメッセージが送れる程度の速度。
Suringuは、SNSやWEBサイトを巡回したり、Eメールが送信できる程度の速度。
Streamingは、お好みのコンテンツやストリートやブラウジングなどに適した速度。
本来は有料の機内Wi-Fiだが、5月1日からは、無料提供枠が設けられた。
ロイヤルファーストクラスとロイヤルシルククラスの乗客のほか、ロイヤルオーキッドプラス(ROP)会員が無料となる。
また、一部のフライト限定で全乗客に無料Wi-Fiが提供される。
それぞれ無料利用枠が決められている。
ロイヤルファーストクラス&プラチナムメンバー:無制限Surfing
ロイヤルシルククラス&ゴールドメンバー:60分Surfing
シルバーメンバー&ベーシックメンバー:30分Chatting
A330-300(33C)の全乗客:無制限Chatting
ロイヤルファーストクラスはファーストクラス。ロイヤルシルククラスはビジネスクラスのこと。
ロイヤルオーキッドプラスは、誰も入会可能。会員になるだけなら無料だ。(クレジットカードと提携したものはクレジットカード年会費がかかる)
実飛行マイルに応じて、レギュラー(ベーシック)、シルバー、ゴールド、プラチナと会員ステータスが上がっていく。
ステータスに応じて様々な特典が受けられる。
今回の機内Wi-Fiでは、最上位のプラチナメンバーは無制限でSurfingが使える。ただし、Streamingには対応しておらず、利用の際は有料となる。
ゴールドメンバーは60分のSurfingで、それ以下のステータスだとChattingが30分だけ利用可能。
エコノミークラスの座る平会員でも無料で利用できるのはありがたい話。
テキストメッセージを飛行中の機内でやり取りできる。
タイ航空に乗る予定がある人は、まずはロイヤルオーキッドプラスに加入してみるとよさそう。会員になるのは無料。年会費もいらない。
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