約3年ぶりに訪れたプーケット・パトン地区。
パトンの夜遊びといえばバングラ通りで、多くのクラブやバービアやゴーゴーバーが林立している。
バングラ通り以外のエリアには、マッサージ屋が多い。とにかく多い。
パタヤもマッサージ屋だらけだが、パトンはそれ以上かもしれない。
しかも夜中まで営業している店が多い。
見た目は普通のマッサージ屋でも、いわゆるスペシャルサービスのお誘いがひっきりなしだ。
まあこのあたりの事情はパタヤも似たようなものだけど、プーケットのほうが店先での勧誘が激しい気がする。
パトンには2泊したが、昼も夜もマッサージ屋店先での勧誘を受けまくった。
プーケットのスペシャルマッサージ
盛んなお誘いを受けるマッサージ屋は、セカンドロード沿いに多い。
バングラ通りを出て、北側と南側にマッサージ屋がいくつも並ぶ。
特に誘いがきついのが、南側のセカンドロード沿いだ。
セカンドロードがS字状になっているあたりが一番盛ん。
（地図情報：Googleマップ）
大通りの両側にマッサージ屋が並んでいて、しつこいくらいに誘われる。
ソイの中に店舗がある店は、表に出て来て客引きしている。
昼でも夜でもお構いなしである。
いちおうまともなマッサージ屋という体裁だ。
基本的なマッサージ代が1時間で400バーツから500バーツ。ちょっと高い。
健全系マッサージ屋は、中心部から少し離れるだけで、価格は下がる。
1時間200バーツから250バーツ。
パタヤのビーチロードからセカンドロードにかけてのエリアと似たようなものだ。
さて、パトンのセカンドロード沿いにたくさんあるスペシャルお誘いマッサージ屋だが、肝心のマッサージ施術者のルックスはどうか？
完全なおばちゃんタイプは少ない。20代中盤から30代までだろうか。
中には、おっと、思えるレベルのルックスと若さのマッサージ師も見かける。
こういったマッサージ店では、もはやマッサージがおまけみたいなもの。メインはスペシャルのほうだ。
客引きの時点でスペシャル前提で話を進めてくる。
一番最初にちょっとレベル高めのマッサージ嬢に話を聞くと、マッサージ代に加えて、スペシャル代が3000バーツと言われる。
いやいや、さすがに高すぎでしょう。
狙いを変えて、見た目はごくごく普通の30歳前後のマッサージ嬢に話を聞くと、たしかに言い値は高い。マッサージ代込みのスペシャルありで合計2500バーツとか言ってくる。
でも交渉すればすぐに下がる。
コミコミ1500バーツまで下がった。
他にも聞いてみたが、最初は高値で言ってくるものの、あっという間に1500バーツに下がることが多かった。
もちろん見た目と若さに秀でたマッサージ師は2000バーツまでしか下がらないこともある。
セカンドロードのビーチ側の通り沿いのマッサージ屋には、レディボーイが多い。
パタヤのマッサージ屋にもレディボーイがいるけれど、レベルはプーケットのほうが高い。
そういった店でも勧誘はひっきりなしに受ける。
店の前で仁王立ちして、通りかかるこちらの腕を掴んでくるんで、少々鬱陶しいくらい。
きれいどころのレディボーイマッサージ師から熱心に誘いを受けた。
スマホで英語表記の価格表を見せてきた。
フルサービス全込みで5000バーツと書いてあるではないか。
いやいや、さすがに高すぎでしょう。
すると、いくらなら出せる？と聞かれる。
うーん、全部で2000バーツかなあと答えると、それでいいわよとの返事。
おいおい、いきなり5000バーツから2000バーツへの値下げかよ。
元値は吹っかけすぎ。
いやいや、2000でも高いのかもしれん。1500でいけそう。
そもそもレディボーイ相手にスペシャルマッサージサービスを受ける気はないけれど。
まあ、興味がある人は突撃してほしい。
ただ、プーケットのマッサージではあまりよくない噂も聞こえる。
事前に合意した額のはずが、タケノコ剥ぎ的に追加料金を請求される可能性もある。
ほどほどに気を引き締めてのぞみましょう。
TARA Massage
パトンに、いわゆるスペシャルありのマッサージ屋は多い。
では、マッサージパーラーはあるのか。
有名なのが、Christine Massage。
たぶんパトンエリアで唯一のMPだ。
でも評判はあまりよろしくない。
高い。3300か3600バーツほど。
行かなくてもいいような気がする。
閉店は24時。
閉店後の店先には、他の場所にあるMPを斡旋してくるドライバーがいる。
今回見つけたのが、TARAというマッサージ屋だ。
ロイヤルパラダイスホテルのソイを入っていく。このあたりはバーやマッサージ屋が密集している。
その中にTARAがある。
地図
店の入口前にソファーが設置してあり、マッサージ嬢たちが座って待機している。
近づくとママさんやボーイが斡旋してくる。
待機しているマッサージ嬢の年齢層は20代後半から30代半ばってところ。
そんなに若くもないけれど、高めってわけでもない。
ルックスもまずまずではないかと。
1時間1800バーツ。
個室での施術となるそうだ。
マッサージに加えてのフルサービスあり。
マッサージ屋にしては大きな店舗で、ここはもうMPといっていいと思う。
ボーイなんかは、アプオプヌアットとセイムセイムと言っていた。アプオプヌアットとはMPのこと。
夜遅い時間帯は、セカンドロード沿いにまで出てきて客引きしている。
ここは夜中でも営業していて、閉店は午前4時とか言っていた気がする。
夜中は価格が下がってくる。
1時間1500バーツでもいいと言われた。
タイで一番物価の高いプーケットでこの価格なら十分ありなんじゃないかと。
困ったときはTARAへ。
まとめ
というわけで、プーケット・パトンビーチ近くのスペシャルマッサージの相場は、1500から2000ってところ。
パタヤのソイハニーやソイチャイヤプーンとさほど変わらない。
基本のマッサージ代がちょっと高めなぶん、トータルの額ではプーケットのほうが高くなっているといった感じ。
とにかくセカンドロードの南側を歩いていると、勧誘がすごい。
パタヤのマッサージ屋は道に出てきて、腕を掴んで勧誘されることは少ない。ソイチャイヤプーンくらいか。
パトンビーチは熱心だ。
バングラ通りのゴーゴーやバービアはひたすら高いため、この界隈で安く遊ぶならばマッサージ屋で決まりかもしれない。
ちなみに、マッサージ屋でもペイバー可能。そういうシステムになっている店が多いはずだ。BarじゃないのにPay Barして、外に連れ出すことができる。Bar FineならぬMassage Shop Fineかね。まずマッサージを受けてから、気に入ったら、ペイバー交渉してみるといい。プーケットで安く遊ぶならこれ。