2025年5月1日より開始されたタイデジタル到着カード。
外国人がタイに入国する際には事前に登録しておくことが義務化されている。
以前は紙の入国カードで提出していたが、それをデジタルに置き換えた形である。
登録しないとタイに入国できない。
TDAC導入については、日本のニュースでも報道された。
当日の日本の空港でタイへ行く旅行者にインタビューして、そんなもの知らなくてびっくりしているなんていう声が紹介されていた。
初耳だろうがなんだろうが、登録しないとタイに入国できない。
タイ到着の3日前から登録可能となっており、事前に登録を済ませることが推奨されている。
でも、タイに到着後でも登録は可能だ。
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タイ到着後の空港でTDAC登録
タイ空港公社(AOT)が、導入開始後の現地の様子を伝えている。
AOTが管理しているスワンナプーム空港、ドンムアン空港、チェンマイ空港、チェンライ空港、プーケット空港、ハジャイ空港では、パスポートチェックポイントにて、TDAC利用に関するサポートとアドバイスを行う職員を配置して、支援にあたる。
(画像:AOT)
TDAC登録を呼びかけて、AOTの空港無料Wi-Fiの接続方法も説明。
自分のスマホもしくはPCでその場で登録できるようにしてある。
また、TDACをまだ登録していない旅行者のために、iPad端末を設置したエリアも用意している。
自分のスマホを持っていなくても、スワンナプーム空港やドンムアン空港で端末を使って登録ができる。
今のところ、TDACで大きなトラブルなどは報告されていないようだ。
このシステムの導入によって、多くの旅行者をより効率的かつ迅速に処理できることがわかったとのこと。
以前は全員が紙に書いて提出していたわけで、それがデジタルに変わっただけだ。しかも、未登録の人のために、端末まで用意してある。サポートしてくれる職員も多数配置されている。
入力方法がよくわからなければ、助けてもらえる。パスポートと搭乗券とホテルのバウチャーでも提示すれば、かわりに全部やってもらえそうな気もする。
要するに誰でもできる。
到着後でも問題ない。
でも、余計な時間がかかることになる。
日本出発前に済ませておくのがベスト。
なお、5月1日以降にタイ入国した人の話をいくつか耳にしたが、イミグレーション入口付近でTDAC登録済み画面を見せれば、通過できたとのこと。
ただ、パスポートコントロールではQRコードの読み取りなどはなかったとも聞く。
実際のチェックは甘そうな感じがする。でも登録は必須だ。
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