2023年10月1日からの燃油サーチャージ値上げをANAとJALは早々に発表している。
タイ航空の燃油サーチャージに関する発表がなかったが、2023年10月1日からの燃油サーチャージは据え置きするとようやく発表された。タイ航空は値上げせず。
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タイ航空の燃油サーチャージは据え置き
2023年9月25日付けでの発表。
2023年10月1日から11月30日までの発券分については、現行の内容を引き続き適用するとのこと。
2023年9月30日発券までの燃油サーチャージ
日本-バンコク ファーストクラス・ビジネスクラスUS100ドル、エコノミークラスUS75ドル
2023年10月1日以降発券の燃油サーチャージ
日本-バンコク ファーストクラス・ビジネスクラスUS100ドル、エコノミークラスUS75ドル
JALとANAに続き、タイ航空も値上げするものだと思っていたが、据え置き価格での継続だ。
日本発タイ行きの燃油サーチャージをまとめると以下のようになる。
ANAの燃油サーチャージ
9月30日までの発券 日本－タイ（片道） 13,000円
10月1日からの発券 日本－タイ（片道） 15,500円
片道2,500円、往復で5,000円の値上げとなる。
往復総額31,000円
JALの燃油サーチャージ
9月30日までの発券 日本－タイ（片道） 15,000円
10月1日からの発券 日本－タイ（片道） 17,900円
片道2,900円、往復で5,800円の値上げとなる。
往復総額35,800円
タイ航空
日本－タイ（片道）75USドル
往復総額150USドル
ただし、タイ航空の燃油サーチャージはあくまでドル建てだ。為替レートによって日本円での支払額は変更する。
円安が進んでいるため、実質的には値上げと言えなくもない。
8月1日の為替レートは、1ドル142円
9月27日の為替レートは、1ドル149円
8月のレートでは燃油サーチャージが往復で21,150円
現在のレートでの燃油サーチャージが往復で22,350円
単純計算では、1,200円の値上げとなる。
この先、もっと円安が進めば燃油サーチャージはさらなる実質値上げとなるし、逆に円高に振れれば実質値下げになるだろう。
それにしても1ドル150円が目前というのは怖い。
タイ航空のプロモーション
現在、タイ航空では秋のプロモーションを実施中。
福岡フラッシュセール。
バンコク発福岡行きが往復総額21,280バーツより。
さらにMastercardでの決済とプロモコード入力で、1,250バーツの割引が適用される。
つまり、総額20,030バーツとなるわけだ。
予約期間：2023年9月30日まで
旅行期間：2023年10月31日まで
日本発フライトでも同様にMastercard決済の割引キャンペーンを実施している。
Mastercardで購入する場合にかぎり、プロモコードを入力すると、5,000円の割引が適用される。
プロモコードは、バンコク発と日本発では異なる。
詳細⇒https://www.thaiairways.com/ja_JP/book/offers/special_offers/save-with-mastercard-to-the-world.page
札幌発と大阪発は、対象となる旅行期間が2023年9月30日までと短い。
福岡発は、10月31日まで対象だ。
成田・羽田・名古屋発はそもそも対象外となっている。
たとえば10月の福岡発バンコク行きを、プロモコードを入力した上で検索する。
片道2500円の割引が適用された状態で表示されるようになる。
運賃クラスに関係なく往復で5000円割引だ。
むろん、決済手段にMastercardを使用しないと、割引適用額での購入はできない。
まとめ
タイ航空の燃油サーチャージ据え置きは嬉しいところ。
でも円安の進行により、航空券そのものが値上がりしつつあり、さらに燃油サーチャージも円安が進めば実質値上げとなってしまう。
10月中盤以降はどこも航空券が高くなってきている。
ANAとJALは10月1日以降の発券では燃油サーチャージ分だけ確実に高くなる。予定が決まっているなら今月中に購入したほうがよさそう。
タイ航空は燃油サーチャージは上がらないものの、為替の動向をうかがいつつ、早めに航空券を手配したほうがいいかもしれない。
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