沈没日記19
パタヤに来て初日のバービア嬢を以前ペイバーした。
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翌朝に生理となり、しばらくはペイバー不可の状態が続いていた。
体調が悪くて仕事を休むこともあるようだ。
それでも、バーには顔を出して、彼女が働いていれば一緒に飲むこともあった。
ファラン客からの誘いもあるそうだが、いつも断っているとのこと。
あと、すでにホームシックにかかって、故郷に帰りたがっている。
「キットゥンルーク(子供が恋しい)」
「マイヤークタムガーン(仕事したくない)」
といったLINEがタイ語で送られてくる。
あまり夜の仕事には向いてなさそうな雰囲気だ。
一ヶ月もバービアで働けば立派な夜のプロフェッショナルになるかもしれないが、なんとなくこの子は無理なような気もする。
まあ、それはそれ。
生理も終わり、体調も回復したようなので、2度目のペイバーを決意。
訪問したのは深夜1時過ぎ。
特に予告していなかったが、誰にもペイバーされずにバーにいた。
すぐに横に座ってくるが、この子は一切ドリンクの催促をしない。
「ビール飲む?」とこちらから振っても、「喉乾いてない」と答えるほどだ。
おいおい、金儲けする気あるのかと、逆に心配になる。
しょうがないんで、キャッシャーに「ハイドゥーム」と告げて、無理やりドリンクを進呈する。
これがいつものパターン。
ペイバーの意志を告げても、本人はきょとんしていて、明確な返事をしてくれない。
これまたしょうがないんで、ママさんに「ペイバー」と告げて、伝票に記入してもらうことになる。
ほんと、商売っけがなさすぎる。まあ、それがウブっぽくていいところだが、もうちょっと積極的にならないと、パタヤのバービアではやっていけないだろうなあ。
ママさん経由でペイバーを確定させ、深夜2時頃、ようやく連れ出す。
一緒にシャワーを浴びるのは恥ずかしいと拒否される。
彼女がシャワーを浴びて出てくると、なぜか着衣状態。
やることはわかっているだろうに。また脱がせるのが面倒だ。
ブンブンには、もちろん応じてくれるが、サービスは完全受け身スタイルで、ノリも今ひとつ。
背は低くてスレンダー、でも乳は大きいという日本人受けする体型なんで、お相手としては申し分ないのだが、どうにも盛り上がりに欠けるブンブンとなってしまう。
こういう行為はお互いあってのものだ。ウソでも演技でもいいから、もうちょっとノリがほしい。じゃないと、単なる自慰行為となってしまう。あからさまな演技は萎えるんで、難しいところだが。
とはいえ、何とかフィニッシュできた。
彼女の体は抜群で、わたしの下半身は正直です。
わたしが先にシャワーを浴び終わると、彼女はすでに服を来た状態で布団にくるまっている。
シャワーを浴びずにそのまま寝るようだ。
というか、すでに寝ている。
起床したのは、朝11時過ぎ。
彼女にシャワーを浴びるよう命じたが、浴び終わると案の定、服を着ている。
なんか面倒だ。
また脱がせて、朝のブンブン。
やはり、盛り上がるに欠ける。
気持ちよさも半減。
結局、ノーフィニッシュ。
いろいろと面倒に思えてきた。
素人っぽいウブなリアクションは、男心をくすぐるが、それも最初だけ。
何度か対戦してくると、やはりもうちょっと積極性がないと、おもしろみにかけてしまう。
彼女は間違いなく性格がいいし、顔もスタイルもいい。
バービアではアタリの部類に入るのは間違いない。
しかしながら、普通に恋人同士として付き合うのならいいかもしれないが、夜のお相手限定として考えると、どうしても物足りなさを感じてしまう。
男のわがままというか、鬼畜ぶりというか、これまたどうしようもないのが正直なところ。
プロフェッショナルを求めると同時に、素人っぽさを求めてしまうものなのだ。
前回と同じくチップ2000バーツを渡してから、彼女のアパートまで送っていく。
ATMの前で降ろしてほしいという。その場で実家に送金するそうだ。
いい子だ。いい子すぎる。
でも、たぶん、もうペイバーはしない。
話を聞くと、一ヶ月もすれば田舎へ帰るという。
うん、そのほうがいいと思う。
この仕事には向いていないよ。
お金には困るかもしれないけれど、イサーンの田舎で子どもとのんびり暮らすほうがいい。
カネで女遊びをしている外国人がアドバイスするなんて傲慢もいいところだけど、素直にそう思う。
できれば、お金持ちで優しい男が見つかるといいね。