アジアのLCCといえばエアアジアだ。
日本からも多くのエアアジア国際線が運航されている。
エアアジアは、フルサービスキャリアと異なり、受託手荷物料は別途追加で支払う必要がある。そのため、機内持ち込み手荷物だけで済まそうとする人も多い。
エアアジアから、改めて機内持ち込み手荷物について注意喚起が出されている。
この盆休みにエアアジアのフライトを利用する人は要注意かもしれない。
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エアアジアの機内持ち込み手荷物について
エアアジアからの注意喚起は以下のとおり。
エアアジアは、すべてのお客様に快適で安全、かつ効率的な旅をお楽しみいただけるよう、日々業務の向上に努めております。つきましては、お客様には機内持ち込み手荷物規定をお守りいただきますよう、改めてお願い申し上げます。同規定を遵守いただくことで、すべてのお客様が頭上の荷物棚を利用でき、搭乗および降機がより短時間で済み、定刻出発を促進することができます。
引用:https://newsroom.airasia.com/news/travel-advisory-airasia-cabin-baggage-guidelines-jpns
かさばったり重量オーバーするような手荷物を持ち込む人が多くて、乗客の乗り込みに時間がかかり、定刻出発に遅れが出ることが頻発しているのだろう。
あとは、本当に重量オーバーなのに機内持ち込みにする人が多いということなのかもしれない。
エアアジアは何度となく利用しているが、それは無理だろうというほど、大きくて重そうなスーツケースを機内持ち込みにしている人はよく見かける。
エアアジアの機内持ち込み手荷物規定はこうなっている。
手荷物1個と身の回り品1個、合計7kgまで。
機内持ち込み手荷物1個とは、キャスター付きバッグやバッグパックなどの大きなカバンのことだ。頭上の荷物棚に収納する。
最大寸法:56cm×36cm×23cm
身の回り品は、ハンドバッグやノートパソコンバッグなどのこと。主に前の座席の下に収納する。
最大寸法:40cm×30cm×10cm
最前列もしくは非常口席の場合は前の座席の下に収納できないため、頭上の荷物棚にいれることになる。
機内持ち込みの注意事項
・複数の荷物を紐で縛ったりしても1個とは数えない
・空港で購入した商品は機内持ち込み手荷物許容量に含まれる。ただし、密閉式ビニール袋に梱包された免税品は機内持ち込み許容量から免除される。
規定の重量とサイズを超える手荷物は、空港のチェックインカウンターで受託手荷物として預ける必要がある。
もしチェックインカウンターで預けずに、搭乗ゲートでサイズと重量オーバーが発覚した場合は、ゲートでの手荷物料金が適用されることがある。
エアアジアの受託手荷物料は、オプション購入のタイミングに応じて価格が高くなっていく。
航空券購入時に受託手荷物を申し込むのが一番安い。次に出発前までに申し込むこと。WEBチェックインと同時に申し込んでもいい。
事前申し込みせずに、搭乗当日のチェックインカウンターで受託手荷物を申し込むと高くなる。
そして、重量サイズオーバーの手荷物を機内に持ち込もうとして、搭乗口で係員に見つかり、受託手荷物にするよう命じされた場合が一番高くなる(はず)。
エアアジアの機内持ち込み手荷物のチェックは厳しいのか?
LCCのヘビーユーザーとしての意見では、エアアジアの機内持ち込み手荷物のチェックはゆるいほうだと思う。
直近では、関空からバンコクへ、バンコクから関空へのフライトを利用している。どちらも機内持ち込み手荷物のみだ。
関空ではWEBチェックイン済みでも一度チェックインカウンターに立ち寄って書類チェックを受けて、紙の搭乗券を発行してもらう必要があるが、その際に機内持ち込み手荷物の重量チェックはなかった。搭乗口でもノーチェックだった。
スワンナプーム空港では、WEBチェックインのEボーディングパスやKIOSKのセルフチェックイン搭乗券を使って、そのまま搭乗口へ向かうことができる。カウンターに立ち寄らないため、機内持ち込み手荷物のチェックはない。搭乗口でドキュメントチェックは受ける必要はあるけれど、機内持ち込み手荷物のチェックはなかった。
エアアジアでは、搭乗口で機内持ち込み手荷物の重量チェックをしているところはまず見かけない。
関空発のPeachでは、搭乗口で荷物の大きさや個数をチェックしていて、あまりにも大きな荷物は弾かれていた。毎回ではないが、たまに見かける。
ベトジェットは、もっと厳しい印象だ。搭乗口で弾かれて、追加料金を払っている人をちょくちょくと見かける。
エアアジアの日本発フライトは、基本的にチェックインカウンターに立ち寄る必要あり。
その際にあまりにも大きな荷物だったり、重たそうな荷物を機内持ち込みにするとなれば、重量とサイズのチェックがありそうだ。もしオーバしていたら、その場で高額な追加料金を払い、受託手荷物にしないといけない。
まあ、節約系旅行者にとって、LCCは機内持ち込み重量との戦いでもある。
荷物は減らして、余計なストレスと追加料金から逃れましょう。
今回、わざわざエアアジアから日本語でもアナウンスがあった。
よっぽど重量オーバーや個数オーバーの機内持ち込み手荷物が増えているのだろう。
搭乗の順番が遅くなると、頭上の荷物入れのスペースがなくなっていることもある。
規定オーバーの荷物ではなくても、早めに搭乗してしまい、荷物入れのスペースを確保するほうがいいかもしれない。
個人的には、過去数十回とLCCを利用して、機内持ち込み手荷物制限に引っかかったことはない。
持ち込むバッグは、キャビンゼロ44Lだ。
Amazon⇒[キャビンゼロ] バックパック CLASSIC 44L
LCC向け最強の機内持ち込み用バッグといって過言ではない。
その軽さと品質と頑丈さはピカ一だ。
見た目がいかつくないこともあって、実は7kgを超えるような中身であっても、重量チェックされずにスルーされることが多い。過去何度助けられたことか。
LCCを利用するなら、カバン選びは大事。
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