タイの主要空港を運営するAOT(タイ空港公社)によれば、国際線到着口に設置されていた免税店の営業を終了するとのこと。
2024年8月1日からは、スワンナプーム空港、プーケット空港、チェンマイ空港、ハジャイ空港、ドンムアン空港の国際線到着時のKING POWER免税店は営業しなくなった。
これは、タイ国内での買い物を促進するための措置とのことだ。
なお、このインバウンド免税店営業停止は、7月には内閣が承認済みだった。
開始時期は不明だったが、8月1日実施となったという流れだ。
あくまでも、一時的な営業停止という措置という話だ。
また、タイのは8つの国際空港がある。スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、プーケット、ハジャイ、ウタパオ、サムイ、クラビの8つ。
免税店のライセンスを持つ事業者は3社ある。
8月1日実施となったのは、POWER DUTYとのこと。他の業者については不明。
スワンナプーム空港に到着して入国審査を終えるとバゲージクレームに出るが、このエリアにはKING POWERの免税店がいくつもあった。
ドンムアン空港でも同様にバゲージクレームに免税店があった。
タイ出国時の空港制限エリア内にある免税店と同様に、免税価格にてタバコや酒を購入することができた。
特にタバコが安く買えた。
が、8月1日にはこれらの到着時のKING POWER免税店は営業しなくなった。
免税価格でタバコなどを購入して、タイ国内で消費するつもりであれば、日本出国時の空港の免税店で買っておくようにしましょう。タイ到着時には買えなくなった。
次に免税店が利用できるのはタイ出国時だ。
日本到着時にも到着口付近に免税店が設置されていることがある。
関空ではパンデミック前には入国審査を終えたあとにANAの免税店があったが、現在は撤退済み。成田や羽田は不明。
関空だけを例にとると、こうなる。
関空出国時:免税店あり
タイ到着時:免税店なし
タイ出国時:免税店あり
関空帰国時:免税店なし
まあ、出国時で免税店が使えるのが本来の姿のような気もする。
タイで免税品を購入するならば、タイ出国時のスワンナプームやドンムアンで。
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