パタヤのジョムティエンで有名なシーフードレストランといえばプーペンだ。かに道楽のような巨大な蟹のオブジェが目印の大人気店だ。
前回友人たちがパタヤに遊びに来た際には立ち寄った。
関連記事:パタヤのシーフードといえばプーペン パタヤ歴20年ではじめての利用
そのプーペンのすぐ近くにはもう一つの有名なシーフードレストランがある。ルンサワイといって、タイ人ローカルの間では、プーペンよりもこっちのほうが安くておいしいと評判だったりする。
というわけで、今回はプーペンではなくて、ルンサワイへ総勢5人で訪れて飲み食いしてみた。
広告
ルンサワイ
ジョムティエンビーチロードをひたすら進んで、どんつきまで。
プーペンを横目にして、奥に見えてくるのがルンサワイだ。
看板がタイ語表記のみなのでちょっとわかりづらい。でもジョムティエンビーチロードの一番奥という立地はわかりやすい。
道路を挟んで向かい合わせに店舗がある。どちらも同じルンサワイだ。
到着したのは午後6時40分頃。
ちょうど日が落ちる手前の時間帯だ。
平日ということもあり、店内は普通に空いていた。
ただ、見晴らしの良い海沿いのテーブルは数が少ないため、取り合いかも。
今回はたまたまタイミングが良く、海沿いのテーブルをすぐに用意してくれた。
店内奥のほうのテーブルはガラ空きだった。
平日であれば満席で座れないなんてことはなさそう。
メニュー
シーフードレストランはどこも似たりよったりのもの。
メインはシーフードで、一般的なタイ料理やイサーン料理も揃う。
写真と英語表記があって、たいへん見やすい。
シーフードは1品200バーツくらいから。
価格帯はプーペンと同じか少し安いくらい。
店内には生け簀がたくさん並ぶ。
生きた食材をここから選んでもいい。
カブトガニも生きている。
謎の生物。うつぼ?
日本人3人とタイ人2人で一気にオーダー。
ビールはチャンの大瓶とリオの大瓶にする。
料理ができるまで、ビーチに出てみる。
夕闇迫るジョムティエンビーチはいい雰囲気だ。
パタヤビーチのようなごみごみした感じがまったくない。
なごむ。
料理
と、ビーチでたそがれていると、あっという間に料理が運ばれてきた。
早い。
テーブルの上がシーフードとタイ料理で埋まっていく。
一気に紹介。
生牡蠣。
薬味をたっぷり乗せてから、じゅるっといただく。
新鮮で生臭さはない。うまい。
キャベツ炒めとホーモックプラー。
タイ人が頼んでいたもの。キャベツ炒めはそのまんま。
ホーモックとは、魚のすり身に香辛料やら調味料やらで味をつけて葉っぱに包んで蒸し焼きにしたものだ。ここでは、ココナッツを容器にしている。
このホーモックはおいしい。量も多い。容器の底のほうにシーフードがたくさん入っていた。ご飯のお伴に。
ソムタムタイ。
無難にタイスタイルのソムタムで。
無難においしいですな。
イカのニンニク揚げ。
プラームックガティアムトートとかそんな名称。
大量のニンニクが効いている。イカもおいしい。シーフード店では欠かせない一品だと思っている。
ビールに合う。
エビのニンニク揚げ。
エビもニンニクで揚げてみました。揚げるというか、焼きかな。
ここのエビはおいしい。
身が大きくてプリプリ。味付けもいい。これはおすすめできる。普通にエビを焼いたクンパオでもいいけれど、この味付きの焼き方もいい。
たしかエビ500g使用で450バーツ。
アサリ炒め。
パットホイラーイ。あさりを甘辛く炒めたもの。
あさりの身は半分くらい脱落しているが、タレがとにかくうまい。これまたご飯に合う。
ホタテ焼き。
Grilled Scallopsというやつ。タイ語はよくわからない。タイ人同士の会話ではホイシェルとか言っていたような気がする。そのまんまかよ。
これまたにんにくたっぷり。今晩の口臭のことをは忘れよう。
ホタテは焼くと身が縮まって、今ひとつかな。ホタテのうまさをあまり感じられず。バターしょうゆで食べたいところ。
と、こんな感じでテーブルが埋まった。
同行したタイ人女子もインスタ映え写真に夢中だった。
あと、お櫃でご飯もオーダーしている。
個々に好きなだけご飯の量を分けることができていい方法。
いやあ、食べた食べた。
5人でちょうどいい量だった。
食後はすっかり日が暮れたジョムティエンビーチでまったりと余韻にひたる。
会計は、全部で2540バーツ。
ビールは大瓶5本で500バーツ。氷バケツは1杯20バーツで2杯。
ドリンク代をのぞくと2000バーツもいかない。
一人当たり500バーツでこれだけの飲み食いできれば充分でしょう。円安の今でも2150円ほどだ。
ごちそうさまでした。
地図
営業時間:午前10時から午後10時まで
パタヤからの行き方はプーペンとまったく同じだ。プーペンからルンサワイまでは歩いても行ける距離。
現在、ジョムティエンビーチロードは一方通行となっている。南方向への一方通行だ。
パタヤからプーペンやルンサワイへ向かう際には問題ない。乗り合いソンテウでも行けるだろう。
本来はプーペン前にパタヤ方面へ向かうソンテウが待機しているものだが、今回ソンテウは見当たらなかった。
BoltやGrabで車を手配するのがベターだ。
往路復路ともBoltを利用した。行きは夕方の渋滞もあり、パタヤカンからルンサワイまで30分かかった。乗り合いソンテウを乗り継いで行くと1時間コースかも。
復路はスクンビット通りを爆走したので20分ほどと早かった。
まとめ
ルンサワイの存在は10年以上前から知っていたが、実際に利用したのは今回がはじめて。
プーペンもいいけれど、ルンサワイもいい。
同行した友人の感想では、プーペンよりルンサワイのほうが安いし、料理が出てくるのが早くていいとのこと。
味は似たようなレベルだと思うが、あたりハズレはありそう。今回でいえば、ルンサワイのホタテはいまいちだった。ホーモックはうまかった。
平均して確実に味がいいのはプーペンかも。
まあ、正直そこまで大差はないので、好きなほうに行けばいいかと。
広告