2024年1月16日より、タイ国内線フライトを利用する際の身分証明書提示規則が更新される。
CAAT(タイ民間航空局)が正式に告知している。
本日より外国人は原則としてパスポート原本を提示する必要あり。もしくはタイの免許証の原本でも代用可能だ。
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タイ国内線搭乗時の身分証明書
非タイ国籍者、つまり外国人がタイ国内の空港において国内線フライトを利用する場合には、搭乗券とともに以下のいずれかの身分証明書の提示が必要だ。
・パスポート原本
・国連レッセ・パッセ(国際連合通行証)
・国連もしくは各国政府が発行した難民および庇護希望者のための渡航書類(原本)
身分証明書を紛失したり提示できない場合は、以下のいずれか書類を提示する必要がある。
・緊急パスポート(原本)あるいは緊急渡航証明書(原本)
・タイ行政局で発行された非タイ人IDカード(原本)
・タイ陸運局で発行された運転免許証(原本)
2024年1月16日より発効
タイ国内線搭乗時の身分証明書確認
あくまでタイ国内線に搭乗する際の身分証明書についてだ。
一般旅行者が国際線を利用する際にはパスポートが必須。
国内線であれば、タイ人はIDカード(バートプラチャーチョン)の提示でいい。
外国人は基本はパスポートの提示となる。
タイで発行された運転免許証でも有効となる。
いずれも原本が必要となっている。
以前はデジタルの運転免許証でも有効だったはずだが、変更後は原本のみとなっている。
身分証明書の取り扱いが厳しくなったようだ。
日本からの旅行者であれば、パスポートは携行しているはずなので特に問題ない。
万が一、パスポートが盗難されてしまい、他に身分証明書がない場合は、日本大使館で緊急的に発行される渡航証明書で代用できる。
タイ在住外国人がタイ国内旅行する際についついパスポートを忘れてしまいがち。そんなときは運転免許証で代用できる。
タイ国内線に搭乗する際には、身分証明書を提示する場面は何度か遭遇する。
まず、カウンターでチェックインする際にはパスポートの提示を求められる。ただし、モバイルチェックインやセルフチェックインしておけば、カウンターで手続きしないため、パスポートの提示はない。
次に、保安検査場へ入る手前にチェックがある。搭乗券と身分証明書の提示が必須だ。ここでは全員がチェックされる。このときに、パスポートなり運転免許証の提示ができなければ中に入ることができない。
搭乗券はスマホのEボーディングパス(ただしスクショ不可)でも大丈夫だ。
搭乗口で身分証明書の最終チェックを受けることもある。
最近はあまりなくなったが、搭乗ゲート近くの待ち合いスペースに座っていると、航空会社の係員が巡回してきて、搭乗券とパスポートの提示を求められる。
搭乗口では搭乗券だけを提示すればいいことが多い。
日本の国内線よりもタイの国内線のほうが書類チェックは厳しい。
原則はパスポート原本の提示だ。
タイ国内旅行の際には普通にパスポート原本を持ち歩いて飛行機に乗るようにしましょう。
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