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ボンコット散策
サードロードからソイボンコットに入り、そのまま道なりに直進する。
途中で、パタヤタイ方面へ右折する交差点があるが、そこで曲がらずにさらにずーっと直進。
すると、やや広けた一角に出る。
まだ新しそうなサービスアパートメントやホテルがちらほら。
GINO HOUSE
アパートのようだが、ホテルとしても貸し出している模様。
VIP HOUSE APARTMENT
1階にはスポーツバーもあって、長期滞在には良さげなアパートだ。ちょっと高そうだけど。
その先は、まだまだ未開発のエリア。
大きな原っぱに市場が出ている。
おっと、ここにも新築ホテル(もしくはアパート)を建設中。
THE CORNER LODGE
徐々にボンコットにも開発の手が入ってきている。
スクンビットまではまだまだ距離がある。
ひたすら走ると、LKグループのホテルに出くわした。
LK GRAND Living Place
こんなところにまでLKグループのホテルがあったとは。
完成して3,4年くらいらしいけど、さすがに辺鄙すぎるでしょ。
大型バスで訪れる団体観光客向けかな。
⇒LK グランド リビング プレイス (LK Grand Living Place)をアゴダでチェック
もう少し走ると、ようやくスクンビットの大通りへ到達する。
ソイの標識を見ると、スクンビットソイ46/3。
手前には、The Comedy Pubというなかなか良さげなパブがあるが、残念ながら閉店してしまったようだ。
場所が悪いんでしかたないか。
これにて、ボンコット散策終了。
と、思いきや、最後に強烈な景色に出くわした。
謎のバットマン御殿
また元の道を引き返すと、左手に異様な建物を発見したのだ。
ひときわ目立つのは、バットマンのマーク。
ニール・ヘフティのテーマ曲が頭に流れる。演奏はTHE JAMのバージョンがかっこいい。
でも、見るからに廃墟と化している。ほとんど幽霊屋敷である。
落書きが多数してあるし、地元の悪そうな兄ちゃんたちが昼間からたむろしている。
なんなんだ、この建物は?
そうか、思い出した。
英語のパタヤ掲示板で昔読んだ覚えがある。
このバットマンビルディングは、かつてBAT MAN DISCOだったらしい。
4階建ての巨大ディスコで、90年代のパタヤでナンバーワンディスコだったか。
その後、未成年入店問題や薬物汚染などで当局に摘発をうけ、さらには謎の失火事件もあり、バットマンディスコは閉鎖に追い込まれ、以降、廃墟のままこの場所に残されている、とか何とか。
こんなところにあったんだ。
まったく知らなかった。
地図
グーグルマップには、Old Batman Clubとの表示。
今では90年代現役当時のディスコの状況を知る者も少なくなり、スクンビット通りの脇道でひっそりと、しかし傲然と佇んでいる。
このソイ46/3のことを、いまだにソイバットマンと呼んでいるそうだ。名前と廃墟だけが残ったわけか。
これからソイボンコットが奥のほうまで開発されてくれば、そのうちバットマンが復活するかもしれない。
しかし、原作者には100%許可取ってないだろうなあ、この看板。
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